40話
そして自然公園
「自然がすごく、生き物が多く自然だぜ」
「癒やされるわねアッモンスターよ!」
それは馬の足とオオカミの頭をしていて襲いかかってきた!
「よしサンダー!」
「おお待ってくれ!それは絶滅危惧種の動物でウマ・オブ・オオカミじゃ!」
「そうだったのか危なかったぜ」
そして歩いて行くと
「ふぅ結構歩いたぜ放射能アゲハやネズミュータントなどの動物がいたが倒さずに行くのは大変だぜアアッ!あれは猿!あれこそモンスターに違いない!」
木にぶら下がっている猿がバナナを食べていたのだ……
「おおそうじゃ!あれこそがモンスターなのじゃ!この公園の動物も大勢食べれられてしまったのじゃ」
「そんな強そうに見えないけど」
訝しむネクロ、その時猿が電撃を放ったのだ!
「何!?猿が魔法を使う猿とは!これは動物に勝つってもんだぜ」
そして戦い倒した
「さて退治完了だぜ報しゅ」
「ああダルス見て!猿が逃げて行くわ!」
「まて報酬!」
走る猿を全速力で追いかけていくと木に覆われたエリアでそこには小さな隙間あって猿は入っていった
「くっ小さい穴で入れない!逃してしまうのか!」
「木を燃やそうかしら」
ネクロが提案したが市長に止められた
「待ってくれ自然が無くなってしまうのじゃ」
「じゃあこの穴を広げればいいと思う」
今度はミリアンが言った
「おおそれは名案だぜ!メタルクラッシュ!」
巨大スチールボールが出現し正面の木々を舐めるように破壊した
「ああ……」
立ちすくむ市長
「おお木で隠れていた部分は洞窟になっているぜこれなら人が入れるぜ入ろう」
そして入って行くと広い空間に出た
「おおジャングルが広がるぜ大自然だぜ市長ここは?」
「ぬう……ワシもこんなところ初めた来たぞい……あのエリアから進むと魔法植物展示エリアのはずなのじゃが……そんなばかな」
その時ネクロが名推理した
「きっと洞窟は異空間に繋がっているのよ!そしてあの猿はこの世界からの侵略者なのね!」
「そういうことだったとは……」
そしてジャングルを探検すると
「バナナの木ばかりがあるぜ……おや建物があるぞ街だぜ」
「ふぅむどの建造物もバナナの木でできているようじゃな……」
冷静に分析する市長しかしその時家から人が出てきた
「あっ人だぜここはどこですか」
「フォー!?ブォォォォーッ!」
「ゴっゴリラだよ!ああ続々とゴリラ!」
「ここはゴリラの国だったのか!」
周囲から多くのゴリラが現れた……猿も居る
「どうやら歓迎してはくれないようね……アッ!ダルス見てゴリラの腕に魔法機械が!」
「ゥフォーッ!」「ウゴーッ!」「ヴォーッ!」
ゴリラの魔法機械が光り、炎を!雷を!水や氷や岩石を放つ!
「ワイドバリア!」
ルーノンがバリアを張って防いだ
「くっ戦うしかないぜ!ダークストーム!」
闇の塊が嵐のようにゴリラを襲う!ひとたまりもなくゴリラは全滅!
「よし逃げしまった!きた道にゴリラが!しかも鎧を着て武装している!」
仕方ないので仕方なく逆方向に逃げたしばらく走るとゴリラを撒いたようだ
相変わらず植物に囲まれた地帯に来た
「はぁはぁ…もう走れないぜ……」
「……(ルーノンが倒れている)」
「二人共体鍛えたほうがいいわよ、あらこの音は」
ドンドンドコドコ……ドンドンドコドコ……バチバチバチ……
覗くとそこには魔術師のローブを着たゴリラが数匹、炎を囲んで踊っていたそしてその近くには巨大なゴリラのモアイ像があった
「儀式か何かですかね」
小声で言うセーレ
「あっ馬の足とオオカミの頭をもつ動物が二匹のゴリラに拘束されて炎に近づいていって……炎に投げ込まれたわ!」
「ギャオーン!」
動物の悲鳴……そしてゴリラが吠えたドラミングするゴリラも
「ウホー!」「ヴォフォー!」「ウオーッ!」
するとゴリラモアイ像の目が光った!そしてゴゴゴゴとゴリラのモアイ像が開いていく……
「いったいなにが……」
息を呑むネクロ
そしてゴリラモアイ像の中から……巨大なゴリラが現れた!ゴリラたちの興奮は最高潮に達した!凄い叫ぶゴリラ!
「なっ何だぜ!?」
気づいたダルス達
「大変よ……巨大ゴリラよ……!」
「巨大ゴリラだと!ああホントだここからも見える巨大ゴリラだ!」
50メートルあるゴリラ……
その時巨大ゴリラの目がダルスたちを捉えた!
「貴様らが悪の民だな……」
「なにっ喋った!ゴリラが喋るとは!」
「私はゴリラの神……ゴリラ皇帝だ!ゴリラの願いによって現れ悪の民を退けゴリラに平和を!」
ズシンズシンとゴリラが近づいてきた
「ヤバイ気づかれた!逃げるぜ!」
その時背後からも叫び声がした
「ああ鎧ゴリラも来たよ!」
そして巨大ゴリラが言った
「パラディンゴリラズ……選ばれしゴリラよ共に戦おうぞ」
「ヴッヴッヴ!」「ヴヴォーッ!」「ボッホボッホボッホ!」
「ふっ面白いじゃない……忍法影分身の術!」
分身してゴリラを殴り倒していくネクロ!
「ええっと…・・ファイヤー!」
使い慣れぬ魔法機械で戦うセーレ!
「シールド!」
防御専門のルーノンは防御魔王で食い止めていた!その時ミリアンが言った
「シールドを砕いたら破片でまきびしみたいにできないかな?」
「やってみよう」
創意工夫する二人……そしてダルスはゴリラ皇帝を相手取っている
「くっ魔法コマンドサンダー!ファイヤー!ブリザード!ダーク!ホーリー!」
魔法で攻撃するダルスだがゴリラには傷ひとつつかない
「何っ数十倍の大きさゆえに数十倍の強さというわけか!くそうパワードスーツがあれば!」
「今度は私のターンだ……フォオーッ!ジャイアントパンチ!」
「危ないぜ!」
上空からの救い上げるようなパンチ!ダルスはなんとか回避したが後ろに居たドラゴンに命中した!「ヌワーッ!」ドラゴンは殴られ全身複雑骨折し血を吐きながら空の彼方に吹き飛んだ!
「ドッドラゴーン!ヤバイぜこれは!」
「ああ!パラディンオブゴリラズもまだ出てくるわ!」
「絶体絶命だぜ……!」
そう……こうして彼らはゴリラとの戦いに身を投じることとなったのである……
次回ゴリラ編完結