39話
「フォオーッ!」ゴリラ皇帝のジャイアントパンチ!「ヌワーッ!」ドラゴンは殴られ全身複雑骨折し血を吐きながら空の彼方に吹き飛んだ!
「ドッドラゴーン!ヤバイぜこれは!」
「ああ!パラディンオブゴリラズもまだ出てくるわ!」
「絶体絶命だぜ……!」
前門のゴリラ、後門のゴリラ……一体なぜこんなことになってしまったのか
時は少しさかのぼり今朝のことだ……
「次は嘆きの洞窟に行くぜ」
「残りの十二神魔王は……えっと何体だっけ?」
ルーノンが聞いた
「チェイサー、イグナイター、デス、フロンティア、ダルスが倒したっていうセイヴァーってやつと、グレムリンに改造されたペンデュラム…の6体を倒したからあと6体の半分ね」
「そろそろ終わりが見えてきたね―がんばろー」
気合を入れなおし新たな旅に出発した……
「そういえば嘆きの洞窟に居る魔王は分裂能力を持っていてその対策に勾玉が必要という情報があったぜ先にそれ探そうぜ」
そして情報を得るべく近くの都市であるナツレタウンという街に行くことになったのだ……
荒野を駆ける孔雀のエクスプレスと空飛ぶペガサス
「がんばれエクスプレス!流石に3人は厳しいのか!」
「ごめん私がいるから…」
謝るミリアン
「いや別に気にしないでくれだぜ次の街で別の乗り物を買うぜ」
しかし進む先に謎の3人組が待ち構えていた
「待ちなダルス!」「此処から先には通さないぜ!」「闇の力で死ね」
「おっお前たちは!パゼジョ!イ゛エ゛ッ゛ガォ!ダークロード!あの時の戦いででアイアンゴーレムに殺されたはずだぜ!」
パゼジョはニヤリと笑った
「色々あって助かったのさ……そして今ダルス!貴様に復讐をするぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
そして戦闘が発生したが弱く、セーレどころかミリアンでも倒せるという体たらく
「なぜだ……なぜ負けるのだ」
イ゛エ゛ッ゛ガォが悔しんだ
「それは正義があるからだぜ!」
「そうだったのか……俺は正義に目覚めた!これからは正義の為に生きるぞ!」
「この俺パゼジョも賛同するぜ!」
改心した二人だがその時ダークロードが叫んだ
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!何が正義だ!悪こそが正義だ!わからないのかな!」
「ダークロード!悪は愚かだ!愛と絆の心が正義なんだよ!」
喧嘩する3人ダークロードは声を張り上げる
「聖書でも大量殺人してる神を崇めてるだろ!つまり悪こそ心理!」
「いいや創造主たる神と人間を比べるのは間違っている!」
「このわからず屋!こうなったら力でねじ伏せるのみ!悪を喰らえ!」
ダークロードは取り出した魔本を開く!
「我もとに舞い降りよ……闇よ!うおおおおおおおおおお!」
ダークロードに黒い雷が落ちた!そしてダークロードの肉体は砕け散り……巨大な蛇に姿を変えた!
「なんてことだ……ダークロードが蛇お化けになってしまった!」
「キシャァァァァァァァ!」
蛇お化けは鳴き声を上げる
「心を失ってしまった…」
イ゛エ゛ッ゛ガォは呆然と立ちすくんだ……長きを共にした仲間の変貌に……
そしてそれを見ていたダルス達
「もう行っていいかなぁ……」
「倒しましょうかとりあえず」
そういったネクロにパゼジョが言った
「いやここは俺達にやらせてくれ!仲間として最期にやれることはそれだけだ!」
「おう任せたぜ」
そして蛇お化けに突っ込むパゼジョとイ゛エ゛ッ゛ガォ!すると蛇お化けは毒液を吐いた!
「ギャアーッ!」「ギェー!」
二人は溶けて骨になってしまった
「二人が死んでしまったぜ!正義に目覚めたのに!」
「蛇お化けを倒しましょう」
まぁ素が弱いのであまり強くなく炎魔法で倒したわけだが
「虚しさが残るぜ……アッ!気が付くと周りにモンスターが集まっている!」
モンスターはボーンバッファローやサボテンマンやデビルガンマンなどの荒野特有だ熱に強いぞ
「なぜいっぱいいるんだろう」
ダルスは不思議がったそしてミリアンが言った
「その落ちてる本のせいじゃないかな!?ほら黒い煙のようなものが出てる!」
「おおきっとそれだ!全く気が付かなかったぜ魔法コマンドファイヤー!」
炎が出て本が焼失した
「さてそれじゃあモンスター退治と行きましょうか」
そしてやっつけた
「ネクロの分身の術凄かったぁ!どうやるの」
「これはコツがいるのよ」
談笑する二人しかしその時老人が現れた
「そなたらの力を見込んで頼みがあるのじゃが」
「うおおおお何だぜ!先に進めないぜ!」
「まぁ急がば回れというじゃろう……」
「そういうことだったとは……回るぜ!一体何のようだぜ?」
「ワシはナツレタウンの市長なのじゃがナツレタウンには世界有数の自然公園があるのじゃがじつはそこでモンスターが突如現れて暴れているのじゃ……もちろん報酬は払う」
「分かった倒すぜ!なんとしても倒すぜ!」
しかしダルスは報酬に目が眩んだことを後に後悔することになるのだが……
トゥービーコンティニュード