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38話

そしてウェスタン・ヘル・バレーにたどり着いたダルス一行

「全体的に砂漠で道にそって木造建築が立ち並ぶぜ……銃を持った人も多く危けんな雰囲気漂う」

つまりは西部劇的な奴だ

「魔王についての情報を集めましょうバーがあるわ行ってみましょう」

ネクロの提案でバーに入った

「魔王の情報教えて」

「ハッ!ガキは帰んな」

バーマスターに門前払いだ

「なんだと!でもしょうがないや未成年だし」

その時銃声!バーマスターの頭が吹き飛んだ

「ヒエッ!何だ」

振り向くと頭と両腕が拳銃の人間が立っていた

「銃人間だ!」

「この店は税金を収めなかったので処刑ですみなさんも税金を収めなければこうなるのですよ」

銃人間が無慈悲に言い放ったざわめく店の客

「悪事だぜ倒すぜ!ウルトラフレイム!」

銃人間を破壊した

「おおあんた強いな頼む魔王を倒してくれ!」

「このウェスタン・ヘル・バレーにイキナリ魔王フロンティアとか言う奴が来てよぉ銃人間で脅してくるんだ」

「やはり魔王かやっつけるぜどこに居るの」

「ジョームズという男が知っているらしい……腕利きらしく、サボテンハウスというバーの用心棒をしているらしい」

そしてサボテンハウスというバーに行くと

「人が居ないぜ……アッ!これは銃人間の死体!そして一人カウンターで酒を飲んでいる男が!お前がジョームズか!」

その男は振り返らずに答えた

「そうだが何のようだ……一仕事して酒を飲んでいるんだ邪魔をするな」

「魔王について!」

ダルスが聞いた

「フッ……見知らぬ奴だが魔王と戦うつもりかい……」

「そうだぜ倒すぜ」

「面白い……だが教える以上俺にもリスクがある……つまり金を出せ」

「かっ金だと!」

ここに来るまでにけっこうモンスターを倒して稼いでいたのでそれを払った

「教えてやろう魔王はマイケロ・ファミリーの邸宅を乗っ取っているぜ連れて行ってやろう」

「いいの?」

「どうせお前がしくじれば俺も魔王に殺されるからな」

そしていくと

「巨大な家だぜ……よく見ると警備員も銃人間だぜ」

銃人間を倒して進入するダルス達すると大きな部屋でテーブルに足を載せているカウボーイのような男が居た

「強力な魔王の気配を感じるぜコイツが十二神魔王だぜ!」

「おうおうおう何だテメェ!この十二神魔王魔王フロンティア様のホームで暴れまわるたぁいい度胸じゃねえかああん!」

ガラの悪いこの男は筋肉質な紫色の肌で緑色の目がチカチカと点滅しており人間じゃない

「おらっマイケロ!相手しろ」

一体の銃人間が箱から出てきた驚くジョームズ

「マイケロだと!この銃人間はあのボス・マイケロだというのか!ということは他の銃人間も」

大笑いする魔王フロンティア

「ヒャヒャヒャハハハ!そういうことだぜぇ!醜悪で肥満体のこの男も銃人間になって随分スマートになっただろぉボスってのは俺のような男が似合うぜ!」

「なんて魔王だ許せないぜ!ギガヘルサンダー!」

マイケロを倒した

「あとはお前だけだぜ!」

「オーケィ!オーケィ!いいぜ死にたきゃ殺してやるぜぇ表に出な!」

そして表に出ると日が沈み始め街はオレンジ色に染まっている……球体雑草モンスターが地面を転がった…

そして早打ち対決だ

「10歩歩いてから同時に撃つんだぜぇこれがこの街の決闘ルールだぜ!人間はおもしれぇこと考えるよなぁ!」

背中合わせに立つダルスと魔王フロンティア

「いいか10歩だぜぇ……1」

二人が一歩踏み出す

「「2」」

一歩踏み出す

「「3」」

一歩踏み出す

「「4ね!」」

二人は同時に振り向く!フロンティアは銃を引き抜く!ダルスは魔法機械に手を伸ばす!

フロンティアの拳銃とダルスの闇魔法はほとんど同時に放たれた!闇魔法と銃弾がぶつかり合い相殺!

「「卑怯なやつだぜ!」」

ダルスのギガヘルファイヤー!フロンティアはかわして発砲!しかしダルスは魔法の勢いを活かしあえて後方にそれることで銃弾を回避!

「ウルトラブリザード!」

吹雪が発生し街が凍りつく!しかしフロンティアの姿は見えない!

「どこに消え」

その時ダルスの近くの馬車から無数の銃撃!馬車に隠れて吹雪を防いだフロンティアがそこに隠してあったガトリング砲で攻撃したのだ!

「ウオーッ!」

まともに食らうダルス!

「勝ったぁ―!」

フロンティアは勝利を確信した!しかしダルスから光弾が放たれフロンティアを命を削った!光は魔王フロンティアの苦手とする属性だ!

「クソッタレ!!くそっまだ生きてやがったか!」

「油断大敵だぜ!」

なぜダルスは生きていたのか?みなさんは覚えておられるだろうか、ダルスは魔王ゼウスから剥ぎ取ったパワードスーツを着ていたことを!それが命を救ったのだ

「でもパワードスーツが壊れてしまったぜ……パワーダウンだぜ」

「俺も光属性魔法を受けちまったせいで力が弱っちまったぜぇ……お互い条件は同じかぁ」

そして一瞬の沈黙の後

「サンダー!」「ショットガン!」

電撃と銃撃が交差した……そして魔王フロンティアが倒れた

魔王フロンティアの拳銃はブリザードによる急激な温度低下の影響で精度が狂い、ダルスの頭をかすめるにとどまったのだ

「強敵だった……アッなにか落としてる貰おうあっまた魔法メモリだ」

そして人々が集まってきた

「ヤッターッ!魔王が死んだぞ」「平和が戻るんだ!」

喜ぶ男たち……そしてジョームズ

「ほんとに魔王に勝っちまうとはなお礼をさせてくれ」

そしてダルス達はごちそうなどを振る舞われ満足したのであった……よかったね!




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