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238話(第2部4話『レイド・ア・イントリーグ』1)

前回までのあらすじ

学校を支配していたマイケル教育カーディナルを倒したダルス達は、謎の敵カーディナルが秘密会合を開くという情報を聞き入れ、ドラゴンを追いてワクワクポリスに向かった……

そして盗人の少女、ククロメイデスと出会ったダルス達は、恐ろしき煙を操る天皇、雲煙天皇デューモスをなんとか倒したのであった




ここは奥ゆかしい寺、神社などが立ち並ぶワクワクポリス・エンシェントエリア……

その背景に溶け込むように、あえて遺跡のように建造された巨大料亭、その前にダルス達は集結していた


「ここがカーディナルの秘密会合が開かれる場所ね……」

「さっそく襲おうぜ!」

「そうしましょう! カーディナルの野望を砕くのよ! まあ何するのかよく知らないけど」


そして襲撃だ

「ごめんくださいカーディナルを倒しに来たぜ」

「く、曲者! 出会え出会え!」

門番のカーディナル所属魔法機械戦闘部隊たちを倒し、寝殿造りめいた施設に突入した!


「ゴーゴーゴー!」

荘厳なる木造建築の廊下を突き進んでいく!

「愚民めが! 養分の分際でカーディナルに楯突ウギャー!」

燃える棒で戦う魔王トーチを破壊!


「楽勝! はっこの扉は!」

そこには重厚なる巨大鋼鉄製フスマ!

「魔法コマンドファイア! だめだ壊せないぜ!」

「この先にカーディナルがいるに違いないわ!」

「でもあかないよー、さすがにげんじゅーだ」


困ってうろうろしていると、ククロメイデス……盗人の少女が口を開いた

「ええと、あたしの武器で試してみる?」

彼女の手に握られるのは、刀の柄部分ににた物、鉄製グリップめいたオーパーツ……

「おお、光の剣! お願いだぜ!」

「よーし、起動だ!」


ブゥン! 剣状に白い光が伸びる!

ククが腕を振るうと、やすやすと鉄製フスマは溶解した!


「すごい威力だぜ! さすが神器!」

「へへ」

ククは得意げな顔をした


「さあ突入だぜ!」

意気揚々と広大なるダイニング・ルームに突入したダルス達!


だが!

「なっ……!」


「ようこそ、侵入者諸君……そしてさようなら」

冷徹なる男の声が、天井に吊り下がる電子モニターから発せられた……


「こっこれは……魔王!」


驚愕するダルスの眼前には、4体の魔王、そして傷だらけの強面、オールバックヘア、威圧する黒スーツの人間が待ち構えていたのだ

「ようやく来たなァー……屑どもがァ……」

黒スーツの男が低く唸る!

「こわいぜ」

ダルスは怖がった


「俺様はリョウ! リョウ暴力カーディナルよォ……仕事は、てめえらのような燃えるゴミの処理だ!」

暴力団長……

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