22話
そしてサボテンモンスターの群れが現れた
「きゃあ危ない刺を飛ばす攻撃が危ない!」
「ファイヤー!バーニング!パイロン!」
炎が燃え盛りサボテンを焼く!しかしサボテンはピンピンしている
「ばっ馬鹿な炎が通じないなんて……もうだめだ」
その時ルーノンが機転を利かせて
「そういえば!サボテンは水分がたくさん貯められるんだって本で読んだよ!」
そしてダルスに閃きが
「そうかスパーク!」
電気でサボテンは全滅した
「実は水だから電気が効くってわけだぜ小粋なやつだった」
渓谷を目指す二人……
一方そのころネクロは(カメラが一気にズームアウトしてその後位置を動かして一気にズームインする演出)
ここは学園に近いネクロのハウス
「助けてくれてありがとうございます……えっと……」
感謝のセーレ
「いや私もあなたが居なかったら危ないところだったわ」
そしてセーレは事情を話し始めた
「私達は魔王の世界で暮らしていました……しかし突如魔法使い達が侵入してきて私達を襲い始めたのです……そして私と仲間の魔王が奴らに囚われたのです」
「魔王の世界って何」
「住人がみんな魔王の世界ですとても平和でした、あの日までは……奴らの魔法は強く、とても太刀打ちできなかったのです……故郷が心配です」
打ちひしがれるセーレ
「良い魔王もいるのね……よし助けに行きましょう!魔王の世界にはどうすればいけるの?」
しかしセーレは困惑
「そっそれが……私は故郷から出たことはなくて、この街にも気がついたら緑色の液体の中に居たので……」
八方ふさがりだ
「うーんとなるとマジックカンパニー本社を襲撃して方法を探るしか無いわね……でもいまの私の力じゃあの魔法戦士は倒せないし……とりあえず私のダルス達と合流しなきゃ」
セーレが聞いた
「それは誰ですか?」
「私の仲間で強いのよ、いま神竜の渓谷にたびしてるの、まあどのみち後からついてくつもりだったけど」
するとセーレが提案
「それじゃあ私のペガサスに乗ってその方のところに行きましょうか?」
ネクロは少し考えて
「いや、今日は休みましょうあなたも疲れているなんてもんじゃないと思うし」
ネクロはその豊富な戦とう経験からセーレが相当無理してることに気づいたのだ
「わっわかりました……ありがとうございます……」
そしてこの日はネクロ宅でゆっくり休息を取ることにした……あといろいろお互いの話をしたり……急がばまわれ……