表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/248

219話(第2部1話『セットアウト・オナ・ストレンジ・トリップ』3)

電気屋に行く

「魔法機械も売ってるぜ!」

「前のマジックカンパニー製のがすっかりなくなってるわね……売ってるのは性能が低いようね」

「噂によると倒産後すでに売り切れたそうだぜ……俺達の機械はカンパニーから奪った高性能のやつだから別に買わなくても良いか」

「でもメンテナンスや修理が出来ないわね……壊れなきゃ良いけど」


ゲームコーナーに行った

「いろんなゲームがあるぜ! 最新の魔法グラフィックでリアルなゲームだぜ!」

「ゲーム内で覚えた魔法が実際に使えるようになるやつとかあるわ負けたら死ぬけど」

「召喚獣UFOキャッチャーや魔法の火力を図るパンチングゲームとかもあるよ!」

ゲームを楽しむダルス達……だがその影で1人の女性ば怒りに目をたぎらせていた……

「あれも! これも!すべてウィザード様の技術……!」

サイバー・ライダースーツを来た白肌の女だ

「いずれ全て取り戻してやる……この私が……」

ダルスらとこの女性はお互いに気づかないまますれ違った……


そして甘いもの食べたりとかして楽しんだ後宿に戻ったダルスたちだが

「おかしいわね……ドラゴンがいないわ」

「修行でもしてるんじゃないか?」

「うーんそうかしら……」


そして次の日……駅にて

「やっぱりドラゴンが来ないわ! 何かに巻き込まれたんじゃ……」

「でも今出発しないとまた列車に乗れないぜ」

「そーだいいこと思いついたよ」

ミリアンが閃いた……何か札を取り出した

「これは昨日ゲットした召喚獣だよ!」

「おお」

「この召喚獣にドラゴンを探させてるんだよ!」

「名案だぜ!」

そして召喚札を起動するとボワワンと煙……羽の生えたナイトキャップをかぶった小人の召喚獣が現れた

「キャハハハ! キャキャキャ! アタシはピクシーよ!」

「ドラゴンを探して見つけたら連れてきて!」

「オーケー! キャッキャッ……」

ピクシーは飛んで行った……

「これでよし!」

「それじゃ心配ではあるけど……今は仕方ないわ! ワクワクポリスに向かいましょう!」

そして列車に乗り込んだ……


「おおー列車は楽しいぜ」

「ワクワクポリスへは丸一日かかるから、長丁場になるわよ」

列車には部屋があり、一日夜を明かすことが出来るようになっているのだ

「私寝台列車ってはじめてだから楽しみー」

「こらこら、旅行じゃないのよ……」

呆れるネクロ……部屋の扉の後ろでは謎の男が笑っていた!

「クックック……一匹減っているようだが好都合……不意打ちで一網打尽にしてやる」

トレンチコートの男はハンマー型魔法機械にコマンドを入力しようとした……その時!

BOOOOOOOOMMMM!

「うわっまだやってないのに! ってなんだ!? 別の場所で攻撃が……」

謎の男は狼狽した

BLAM! BLAM! BLAM! グジュグジュグジュ

銃撃音!

「何の音だぜ!」

ダルス達が部屋から出てきた!

「チッめんどくさくなってきた……一度身を隠す!」

謎の男は天井に張り付き、虫じみてダルスたちから離れていった……


そのころ列車内のある箇所では

「この列車は我々がジャックさせてもらった!」

3人の男……1人は手に金属製の棒と鉄製の大きな輪を持っている

「乗客に告ぐ! この中に密輸者がいるはずだ! 貴重な電子部品を隠し持っている男だ!」

もう一人は迷彩柄のマントと土色の狩人の服を着て矢を構えている男……

「大人しく我々の前に現れブツを渡せば何もせずに引き返そう……だがこなければ乗客全員殺す!」

そして二人の男の背後に立つ黒い燕尾服を着た老人だ……

「10秒待ってやる……10、9,8……」

乗客はざわざわしている……

「7、6……」

「待て!」

「素直に現れたか……いやお前は誰だ!」

「俺はダルスだぜ!」

「誰だ!」

「ダルスだぜ!」

線路は続くよ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ