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211話(第2部0話『ニュー・バトルフィールド・イズ・ホームタウン』1)

ここは人間世界の地下深く……この巨大な地下大型複合施設の廃墟は元・魔王城である

すると空間が爆発した!

「ウワーッ!」

地下迷宮は吹き飛び……地上に現れた複数の人影

「くっ俺はダルスだぜ……魔王世界から人間世界に戻るためのワープ・ステーションが使えなくなった時はどうなるかと思ったが」

「私はルーノンだけど……ダルスのおとうさんの魔王が残していた人間世界と魔王世界を繋ぐ扉が残っていたから」

「私はネクロよ……なんとかこっちの世界に戻ってこれたわね……思えば長い道のりだったわ……ちなみにセーレ達魔王は魔王世界の復興のためにあちらに残っているわ」

その場に居たのは主人公ダルス、朗らかな少女ルーノン、知的な少女ネクロ(忍術が得意技)

「ハハ、やはりこちらの世界の空気はうまいな!」

そして直立二足歩行し人語を話す伝説のドラゴンのドラゴンである

「魔王世界はそこらじゅうが血と機械油の臭いで満ちておったからに……よし深呼吸をスゥー……ウグッ!」

ドラゴンが空気を吸うと倒れた!

「ドラゴンが死んだ! 敵だぜ!?」

「そうだ……待っていたぞ」


全身にキノコが生え、額に「毒」の文字が浮かび上がった大男が出た

「俺は毒沼のマジソン……毒に侵されて苦しんで死ねェェェェェ!」

「くっ敵か! 俺はウィザード戦以降偽ダルスがどっかいったのと神の果実の力を使い果たしたせいで大幅な弱体化をしているぜ! うわー毒が痛い」

ダルスが毒キノコガスを食らった!

「ハハハ俺の毒は一歩歩くごとに命を削る! このままなぶり殺してやるわぁーッ!」

「ああダルスがたいへんだ!?」

ミリアンが叫ぶ!

「このくらい朝飯だぜ! 魔法コマンド:ヒート!」

ダルスが燃え上がった!

「熱! アチチだぜ! だがこれで!」

「うおおおおおお俺の自慢の毒胞子がァーッ! 焼け死んでしまう!」

マジソンが狼狽した!

「続けて魔法コマンド:ナックル!」

「おゥアガアァァァ燃えたパンチが俺に命中し俺が燃やされてしまったーーーー!俺は焼け死んだ……」


「勝ったぜ! でもやっぱり弱くなったなぁ」

ダルスは自分の腕に装備された魔法機械を見て言った

「ダルスの取り柄だったあほみたいな魔力量が失われちゃったのね……」

ネクロはかつてのダルスの戦闘力……雑魚魔王を瞬殺し得た力に思いをはせた

「まーもうウィザードは倒したし、戦うこともないだろーしいいんじゃないー」

ルーノンは気楽に言った

「でもメーテラーとかいうダルスの母親の神とやらが消えたままなのが不安ね……たしかウィザードを倒すのが目的らしいから戦う理由はないと思うけど……」

ネクロは一抹の不安を感じざるを得なかった

「偽ダルスがメーテラーを倒すため付いて行ったんでしょー? 多分なんとかなるんじゃない?」

「そうだぜ! あいつ結構強いからな! それにまさか新たな敵が現れて俺達を襲うなんてあり得ないぜハハハ」

あり得る……

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