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206話

FIREFIREFIRE!!

「死ね死ね死ね死ねしね!」

偽ダルスの黒炎ミサイルがダルス母に命中し爆発!

「フフフ……」

爆煙から、当然の如く無傷なダルス母が現れた!

「全く愚か……ほんの少しでも勝負になると思う?」

「見下すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

偽ダルスの腕に黒い炎が燃え上がる!

「あっあれは!」

黒炎が魔法機械に溶ける!

「魔法コマンドストレングス!」

そして偽ダルスの背から燃え上がる黒曜石じみた鋭利な翼が発生した!

「科学都市による強化はまだ続いている! 俺のすべてを侮辱した貴様は死ね!」

灼熱の黒石大翼で押しつぶす!

「確かに出力は最高クラスね、だけど」

ダルス母は黒石翼を両手で受け止めた!

その手はプリズムのように虹色に光る、金細工じみた物質になっていた

「所詮私が与えた力……それを使うなら母たる私に敵う道理はない」

「アアアアアアア!」

偽ダルスが苦しみだす! 黒石大翼からダルス母に力が吸収されていく!

「精神系魔王を通じて魂の最奥部を覗いたのでしょうね、あなたは有事の際のバックアップ」

「アアアアアアア!」

偽ダルスが怒りの目を向ける!

「魔王ウィザードを殺す、ダルスはそのために生まれた……あなたは単なる部品、名前も要らない部品……」

その時、不意に偽ダルスの黒石大翼が砕け、炎が消えた!

ダルス母の吸収から逃れる!

「あらあら久しぶり……わが子よ」

「誰だっけ? ええと魔王……」

ダルスが主導権を取り戻したのだ!

「魔王ではないわ……では思い出しビームを喰らいなさい」

ビームがダルスにあたった!

「はっ思い出したぜ前に天国っぽいところであって俺を変身させた黒い箱をくれた俺の母で天使族のやつ! なんか気絶してたら偽がボコられてたから出てきたらこんなだとは!」

驚きのダルス!

「もはや隠す必要もありませんね……天使というのは嘘です、天使は魔王ザ・ロードが創りだした下僕に過ぎませんしね」

ダルス母は単調に言った

「私の名前はメーテラーです、理解できないでしょうがこの世界から一つ上の次元に住む者とでも言っておきましょうか」

「わっわからんが一体お前はなんなんだぜ! なんかいろいろわからなすぎて大変だからちゃんと説明してくれ!」

「まぁ良いでしょう教えてあげましょう……私は魔王ウィザードを殺すことが出来る兵器が必要でした……」

「へっ兵器とは!」

驚くダルス!

「人には運命が存在する……プラスの極致であるウィザードはdQ鳶a;154□□P02poiろ゜jg25¶悍uに守られ我々の手で殺そうとしても運命に阻まれてしまう……ならばウィザードを殺し得る真逆の運命……マイナスの極致である物を作ればよかった」

メーテラーはダルスを見た

「それがあなたです」

「なっ俺がだとは!」

びっくりするダルス!

「ヤバイぜ!」

「フフフ苦労しましたよ……あなたを生むのに何十体もの魔王を殺し合わせ交配させ運命を捻じ曲げ調整するのには……もっとも当人達は自分の意思のつもりだったのでしょうがね」

「超邪悪!」

驚くダルス!

「私自身も天使に化けシンギュラリティから神の果実の盗んであなたに混ぜたりと大変でした」

「なっ俺の中に神の果実があったのはお前のせいだったとは!」

驚くダルス!

「合点がいったぜ! つまり俺が貴様のために造られたとか許せないので、俺はお前を倒すぜというわけか!」

「フフフ勘違いをしてはいけない……私が居なければ世界はどうなっていたかな?」

「アッそうか崩壊してたぜ! じゃあお前は実は良い奴だったわけか!」

「フフフその通






りグァーッ!?」

突如メーテラーが吹き飛んだ!

「騙されてはいけない!」

魔王アクセラレイターが時間停止キックしたのだ!

「コイツはとても邪悪で悪いし黒幕だから倒さないといけない! ……と魔王ネイチャーって奴が言ってたんだがそうなのか?」

魔王アクセラレイターがダルスに聞いた

「どうだろ?」

「ヒヒヒ……嘘だ」

いつの間にかいた魔王ネイチャーが言った

「嘘かよ! 急いできて蹴っ飛ばしちまったんだぞ!」

「しかしムカつく野郎なのは確かだぜ? なぁダルスよ」

「うーん確かに……そう言われれば多分……俺の父とかも利用されてたみたいだし……」

「ヒヒヒ……じゃあ倒しちまうぜ……」

魔王ネイチャーが誘ったその時だ

「ウフフ……ウフフフフ……」

当然無傷のメーテラーが笑った

「あなたは死んだんじゃなかったかしら……自然神ジン?」

ネイチャーはにやにやと笑うだけ

「ヒヒヒなんのことだか……俺は魔王ネイチャー、生まれも育ちも魔王世界さ……」

「あらあら……せっかくウィザードを倒したのにあなたというリスクがいては全てを無に返しかねないわ」

メーテラーが変形していく……虹色の光を輝かせ……

「ヒヒヒ見境なしかよ……仕方ないねぇ……」

魔王ネイチャーも緑色の光を発し異形の姿に変わっていく……

「一体何が起きるんだぜ……」

驚くダルス……

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