204話
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「やったか！？」
極彩色の光が薄れるとそこには
「馬鹿な……ほぼ無傷だぜ！？ 魔王コンビ即席コンボ技なのに！」
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「グォーッ！？」
ダルスの叫び!
「またこの意味不明な雷h？g神010∽0?u4▲7!76【47靂rkg§
さらなる天の光！
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「現象の発生間隔が短くなっています！」
「もはや秒読みに入ったな」
巨人ウィザードは言い放った
「どっどういうことだぜ！？」
31
「私の計算によれば……あと30」
「なっ」
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「くっ今まで意外と来なかったがとうとう待ったなしなのか！」
「もはや逃げる時間も私を倒す時間もあるまい……非合理的な判断の結果だ、あきらめろ」
「もうあきらめるしかないのか……」
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ダルスがもう無理かと思ったその時！
ザザザザザザザ！ ダルスの魔法機械に電波介入！
『俺からしたら1秒でも十分! 諦めるにゃ早過ぎるぜ！』
男の声！ 画面に映るは透明筒に浮かぶ赤髪の魔王の姿！
「誰だぜ？」
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『俺は！ 魔王アクセラレイター！ 社長ォ、俺が今から何するかわかるか？』
「科学都市は君と密接に接続されている、逆に操ろうと言うのだろう？ そして」
「君の能力は先出しなら対抗のしようが無い、というわけだ」
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その瞬間！ アクセラレイターは科学都市の時を再び加速させた！
科学都市は特異点突破現象を起こすためこの宇宙で起こりうるすべての事象を再現することが目的だが、それを圧倒的に短縮する方法があった
それは魔法機械！ 魔法機械は魔法に必要な手順を0と1の世界で再現する科学の結晶である！
特異点突破……それはh麩15ni’a神0J÷Ro！if十オ"゜?5iA2が宇宙を創りだしてから132億年を経てようやく触れた点である
それを魔力という因子が加わり現象のパターンが爆発的に増加した新世界で起こそうと言うのならば、宇宙が何回か滅ぶほどの時間が必要なのだが、魔王ウィザードは魔法機械を用いてわずか1万年……実質的にはアクセラレイターを組み込み発動してからの数時間で行ったのだ
つまり、科学都市は言わば巨大な魔法機械である！ それをだ！
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「ダルスとかいう奴！ お前が力を使え！ 世界を……いやライブラリさんを救えるのは多分アンタしかいない！」
***MAGIC-MACHINE CONNECTION COMPLETE! ***
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「こっこれは！ 色分けされたグラフがメチャクチャで電気とかバチバチで出力がすごいことを表しているぜ！ これならば！」
「フゥム、歴史の分岐点、最後の余興か！ 試してみろ……ゴッドサンダーッ！」
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「魔法コマンドゴッドサンダー！」
バリバリバリゴォォォォーーッ！ 凄まじい雷光！
「ダルスさ……！」
衝撃でセーレが吹き飛ばされた！
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（力は均衡、初めて光が見えたぞ！ ここが正念場、命の燃料を一滴残さず燃やし尽くせ！）
偽ダルスが叫ぶ！
「ああ！ 魔法コマンドゴッドブリザード！」
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「ならばこちらも！」
キュオンキュオンキュオン！ 絶対零度冷凍竜巻がぶつかり合い全てが白に！
「ゴッドサンダー！」
魔王ウィザードが再び電撃！9999999アンペア×999999ボルト！ 聖書に記されし終末ライトニングオブ審判のようだ！
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「電属性には地属性だぜ！ 魔法コマンド地獄！」
ズォォォォォドドドドドドド！
大地が突如隆起し鋭利な山脈が雷光を超え、魔王ウィザードに突き刺さった！
「グッ！ガッ！」
22
魔王ウィザードが呻いた！
「よしっダメージが通っRn→fT/aウ゜r↑huィ．ィi神olij【p;gャOYr」f%ej蟹BV?
hp「うるせーっ！」
ノイズ閃光を宝玉の翼で跳ね返した！
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ビキビキバキ！ 空に亀裂が走る！
「ゴッドウィンド！」
魔王ウィザードは跳躍し上空から風魔法！ 風圧で地獄の山脈は削り取られる！
「クッ！ ここはバリアで」
（待て！ 俺に任せろ！）
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偽ダルスが叫ぶ！ 虹翼が羽ばたきダルスが舞う！
風を利用しウィザードに接近！
虹翼を噴出し大質量を叩きつける！
「パワー！」
力強化魔法！ 巨人の腕に力が集まり、虹翼噴出宝石物質激流を殴り返す！
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「グァーッ！ ウギャーッ！」
ダルスが吹き飛ばされ数百メートル吹き飛ぶ！
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ノイズ雷光はウィザードを助けるように、ダルスに降り注ぐ！
「クッ！魔法コマンドジェット！」
ロケットジェットパックが生成装着され高速回避！
一瞬前ダルスが存在した地帯が消滅し、認識不能の未知物質に変換された！
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「魔法コマンドエスケープ！」回避！
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「魔法コマンドジャンプ！」回避！
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「魔法コマンドパリー！」受け流し回避！
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凄まじい勢いでウィザードに迫る！
「リフレク…」
「魔法コマンドシールドブレイカー！」
ウィザードのリフレクト障壁が発動前に砕け散る！
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「魔法コマンドゴッドファイア!!」
太陽じみた灼熱球体がウィザードを焼いた！
「グッバウギャゴババゾゾゾーーッ！」
巨人の肉体が叫ぶ！ 苦痛を！
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「これで決めるぜ……」
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天の裂け目からノイズ雷がダルスの虹色の宝石翼に集まっていく……
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その瞬間、ウィザードは防御策を講じることができなかった
なぜなら目の前の敵の姿を認識するとこができなくなったからだ！
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（上位世界の力を取り込みステルスに用いたというのか！ なぜここまでのことが出来る！？）
ウィザードの疑問は推論を勝てること無くかき消される……虹色の巨大ビームによって！9
「魔法コマンドメガギガテラゴッドアークサンダーファイヤーヴリザードウィンディ砂塵ダークネスホーリードラゴニックスピニングカオスマスターストロングパワードヴォルカノウルトラエクストリームアイアンレインボーソーラーサイコダイヤモンドニュークリアワールドエンドルインメテオシャイニングオーバーロードサイバーマクロコスモステクノロジーアイスエイジブラックホールデビルマテリアルスーパー地震トルネード
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インセクトシャドーサンクチュアリスカイレーザーハイパーゴージャスアトミックプロミネンスウォーターエレキアイス土遁タイフーンエクスプロージョンフューチャージャイアントクリスタルソウルエンジェルブラックデンジャラスゴッデスマキシマムエナジーボルテックワイルドノヴァバーストマジカルマシンガンデーモンアドヴァンスドキングエクセレントビッグバン
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コンプリートターミネーションマグマブリリアントエアロスパークアシッドブレイクウォーダイナミックアストロカースド落石ファイナルアブソリュートナイトメアバーニングドリルアクアブラッディクリアタックルヴォイドサイクロンイデアボンバーフェニックスフォトンジェノサイドソードブレードストライクコールドイモータルヘヴンファントムユートピアクラッシュヒートスノウ地球ストームプラズマヘルセイントアルティメットブラスター!!!!!!!!!!!」
6
星を穿つ破壊が魔王ウィザードを飲み込んだ！
