表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
187/248

187話

決戦魔法戦士ポポ

「相手の数は11人、もっとも注意すべきはダルスくらいかな?」

「年寄りだからってねめてんじゃねぇ! 海の敵!」

おじいさんが漁業魚雷ミサイルを








「グガガガガーッ!?」

おじいさんに数十本の傷が刻まれ血を噴出しながら吹き飛んだ! 血の海!

「時間停止よ!」

ネクロが言い当てた! 

「そう、フォーム:アクセラレイター、これがラーニングシステムだよ」

ポポは自慢気に来ている鎧に触れた

「ぺらぺら喋ってんじゃねえよ! 雷撃術式!」

魔王ギルドの魔術師、カームが雷の大砲を発射!

「加速」

ポポの主観時間が鈍化しそのまま停止する! 電流はポポの目の前で止まった

「高速移動」

魔王アーマーの効果により、アクセラレイターの高速駆動能力を得たポポは停止した時間の中でさらに速く駆け抜け、カームの背後に回った!

「手刀」

そしてアクセラレイターの得意技、速度により威力を上乗せした殺人チョップ!

「毎秒20発」

目にも留まらぬ速さで手刀が繰り返えされる!

「ま、こんなものだね」

徐々にポポの主観時間が早くなっていく……

「グァ! チク……ショウ……!」

血をほとばらせ倒れた

「カーム!」

魔王ギルドがカームに走り寄る!

「ファジ、応急処置を!」

「わかっている!」

ギルドの医者、ファジがカームに回復魔法をかける

ポポはそれを妨げようともせず、自らの腕……魔王アーマー手甲部に埋め込まれた魔法機械を見ていた

「うーん、やっぱりこの力の再現は精度が悪い上に消耗が激しいね……ま、だからこそアクセラレイター本人が必要だったわけだけど」

「なんか知らないけどチャンスと見だぜ! 魔法コマンドファイアストーム!」

ダルスの魔法により超高熱の竜巻!゛ポポを取り囲み、その竜巻は地面をえぐり空をかき混ぜる!

しかし空中に巻き上げられたポポは冷静に魔法を使用した……魔王アーマーが青く光る

「フォーム:プレシオサウルス……水の力!」

空から滝のような雨! それは竜巻を消し、ダルス達を大量の水で吹き飛ばした!

「ウギャー!」

ポポは落下しながら魔法コマンド! 魔王アーマーが銀色に発光した

「フォーム:フロンティア、ヘルマシンガン!」

ガガガガガガガガガ! 魔王アーマーから出現した機関銃が乱射!

「魔法コマンドシールド!」

「守護の大盾!」

ルーノンと魔王ギルドのパラディン、メリーが防御魔法!

ドーム状の防御壁と巨大な盾が攻撃を防いだ!

「フォーム:スローター!」

魔王アーマーの腕部分が変形し空気が震える!

「まずい逃げろ!」

ルーノンとメリーがすぐに回避!

一秒後、魔王アーマーの拳に触れたバリアと盾を消滅させ落下! 彼女らがいた場所に穴があいた!

「今だぜ! 魔法コマンド岩盤落とし!」

ダルス地属性魔法! 魔王アーマーの頭上に巨大な岩盤が出現し押しつぶす!

「一部だけ消しても手以外は潰れるぜアッ岩盤が浮いてるぜ!なんで」

「いや、空からクレーンが伸びて吊るしているのよ!」

「フォーム:アングラー……受けてみなよ」

そしてクレーンが岩盤を振り回した!

「ゲ! 魔法コマンドハイドロブラスター!」

大量の水がクレーンごと岩盤を吹き飛ばした! 地属性は水属性に弱い!

「ええい埒が明かないぜ! みんなで攻撃だ!」

ダルスが叫ぶ!

「ええ、急がなきゃね!」

ネクロも同意!

「ならばゆくぞ! 剣よ切り裂け!」

魔王ギルドの剣士リムが腕を突き出すと彼の背後より数千本の剣が出現! 魔王アーマーに一斉に射出される!

「ブラックホール手裏剣!」

ネクロが黒い手裏剣に魔法で回転をかけ投げた! 回転がすごくブラックホールとなるのだ!

「魔法コマンドナイトメアイーター!」

ダルスの得意技闇属性魔法だ! なにやら黒い大きな口を開けたなにかを召喚して襲いかからせる!

強大な3つの攻撃が魔王アーマーに向かっていく!

「せっかくだしいろいろ試そうかな……マルチフォーム!」

魔王アーマーから3本の光の柱が放射される……金色と2本の白!

「クラフツマン! カオス! ザ・ロード!」

莫大なエネルギーが弾ける!

「なっあれは!」

金属でできた植物のような生物が出現しリムの剣を弾いた!

白く光り輝く肉のようなものが出現しブラックホール手裏剣に噛みつき削り取られると同時に再生し手裏剣を止めた!

そして……

「我は大天使ミカエル! 弱点の水属性を克服し復活!」

「私は大天使ガブリエル……神は救いを齎します、死の救いを!」 

「アーイアームグレートエンジェルラファエル! ついにカムバックしユーにリベンジ!ヘルにゴーイングをアポイントメント!」

「俺はああああああああああああああああああ!!ウリエルウウウウウウウウウウウ!!ダルスウウウウウウウウウウウウウウ! 貴様をオオオオオオオオオ! 殺すうううううううう! 4度目の正直ってやつだああああああああああああああああああ!」

4体の大天使が出現!

「なっ懐かしいぜ! しかもなんか機械っぽくなりもはや原型がない感じ!」

「魔王ザ・ロードは天使の製作者……その力を使ったのさ」

「キュオォォォォォォォ!」

ナイトメアイーターが4大天使に襲いかかり全員食った!

「「「「ギョルギャギャグボボヅッズッゲェーッ!」」」」

全滅!

「ハハハ口ほどにもないハハハギャーッ!」

ナイトメアイーターが爆発! ダルスもなぜかダメージを受けた!

「フフ、さすがの強さだね……しかし魔力が強すぎるせいで肉体の方が追いついてないよ」

「くっつまりどういうことだぜ……よくわからないけど魔法コマンド永続ヒール!」

ダルスを暖かい光が包み込み体力回復!

「相変わらず強引だね、面白い! ああ面白いよ!」

ポポは楽しげに笑う!

「だからあえてつまらない手で行く! 君はどうするんだい!?」

魔王アーマーから黒い半透明のドーム状のフィールドが広がった!

「なっこっこれは! ウグッ」

「えっえっ何! ダルス!」

ダルスが苦しみだしルーノンが驚いた! さらにセーレと魔王ギルドたちも苦しみだし、地に膝をついてしまった

「これは、さっき巨大ロボットがあの怪物を倒した……」

ネクロは苦しんではいないが即座に状況を理解した

「そう、魔力無効空間! 魔王にとっての魔力は人間の酸素のようなもの、なければ死ぬのさ! そして当然!」

ネクロが魔法機械を見ると危険サインが表示されていた

「魔法機械の発動には魔力バッテリーと人間の魔力が必要……魔力を補給できない状態では魔法も大きく制限される」

そして魔王アーマーが腕を突き上げると、空間に光のリングが出現しなかから大量の天使が現れた!

「ヘハハハハハ! 子羊どもラム肉にしてやる!」天使サンダルフォン!

「ピピピポポガー(†神の名の下に悪魔を祓う†)」天使メルカヴァー!

「〈宣言〉 命令を確認、敵を速やかに排除する」天使シェムハザ!

「殺されたヤツの命令聞かされるたぁ、えらいド外道やわぁ……」天使サリエル!

「「「「「Go!Go!Go!Go!」」」」」天使の兵隊がいっぱい!

大量の天使がダルス達を囲んだ!

「天使をたくさん召喚するとはずるいぜ!」

「さぁ、ここからどう反撃するかい? 行け、虚栄の神の天使たち!」

「KILL!!」「KILL!!」「KILL!!」「KILL!!」「KILL!!」「KILL!!」「KILL!!」

天使軍団が襲いかかってきた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ