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177話

十二神ロイドが襲いかかってきた!

「ギガゴッドアークサンダー! 同じくファイヤーブリザードウインド!」

ダルスの魔法機械が唸り大エネルギーが数十体ごと十二神ロイドを飲み込み破壊!

「吸収シールド!」「影分身自爆特攻!」「ドラゴンパンチ!」

ミリアンネクロドラゴンが己の技で十二神ロイドをなぎ倒す!

「パワースラァァァァァシュ!」「奈落術式!」「ビッグシールドプレッシャ!」「毒薬!」

魔王ギルドは一人ひとりが十二神魔王なみに強く、劣化コピーである十二神ロイドは敵ではない! 四人集まれば倍増すごい!

「ウオオオオ俺を忘れるな!」

「あっあなたは元漁師で海をウィザードの奴らに荒らされ復讐のおじいさん! まるで十二神ロイドが大漁だぜ! 別に忘れてなどいないぜ本当だぜ」

網で絡み取り、銛で刺す!

「絶滅の書!」

ライブラリを囲うように無数の書物が飛び回り、自動魔法詠唱! 十二神ロイドが腐り、粉々に破壊される!

「矢の雨!」

一本の矢が爆発すると数百に分裂し十二神ロイドを破壊していく!

「破竹ぜ! ようしとどめ! 魔法コマンドオーバーロードダーク!」

闇エネルギーの巨人が現れ残りをマイナスパワーで無に返した!

「流石ダルスね! 戦闘なら一番よ」

「それほどでもあるぜ!」

「よーし先に進もー!」

そして一行は神殿地下に潜っていった……穴全体が多様な植物のようなものに覆われている迷宮である!

「アアア……」「た!ち!さ!れ………!」「ぐぅぅぅぅぼぉぉぉぉ」

地下洞窟では無知性魔王がうじゃうじゃと湧いてきて襲ってくる!

「くっ野生の魔王! まぁそんな強くないからいいけど」

そう、魔王がドンドン出てくるのだ……!

「マジックカンパニー製じゃなさそうだけど」

赤い肌の魔王を倒しながらネクロが言う

「アッあれを見てください!」

セーレの指差す先には大きな蕾のようなものが脈打っていた……

「なんだろうぜ」

見ていると、ゆっくりと花が開き……

「ヌォォォォォ……殺すぅぅぅぅぅぅ……」

青い小さな魔王が中から現れたのだ

「なっこの植物から魔王が生まれるというのか! ファイヤー!」

驚きそして倒した!

「フフ、気づいたかい?」

一人の少女が歩いてきた……

「お前は……魔法戦士ポポ!」

「私達の計画はラストフェイズに達したんだよ、だからこの先に進もうともう遅いよ」

ポポはいつもよりも上機嫌に微笑んだ……

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