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171話

そして戦艦は次元を越え光眩い世界に突入し何か巨大な塔に突っ込んだ!

「さぁご要望どおり本拠地に直接きたよ」

ポポが言った

「誰が直接体当たりしろと……まあいいか」

アクセラレイター達は戦艦から塔の内部に降りると、金がかった白い金属の建造物である戦艦の衝突で崩れた壁から望む景色は雲の上のような輝く世界……

「ここは……天国か! 聖書に出てくる……」

聖書とは古代より伝わる光の勇者ジーザスと古代ローマ魔王の戦いを描くファンタジーサーガであり、現在では何百人という作者によって続編が書かれ続けており有名である……「その通り……子羊よ! そして我々が誰かわかるかな?」

ポポ達の周囲に何十もの羽の生えた人型シルエットが囲む……

「つまり……天使だというのか! やはり古代魔王は神話……まぁ疑うわけはないが」

アクセラレイターは先程ライブラリから聞いた話が真実であると再確認した

「聖なる城への侵入子羊は死あるのみ! 天国から地獄へ死ね! サンダルフォンです!」

「<宣告> 汝ら平和を乱す者 故 死刑である <紹介> シェムハザです」

「ピピピーガガガピピピービビガガ(彼の頭上にホログラム文字が †死なす 私はメルカバーです†と表示している)

そしてリーダー格らしい立派な服装の天使……

「あー、血の気の多いのばっかりやさかい、カンベンな……一応自分らの要件聞いときましょう」

彼は笑顔だが油断ならない雰囲気なのだ

「君たちの親玉の魔王ザ・ロードを……いや、神を殺しに来たんだ」

ポポは飄々と答えた

「エライコッチャ! なんでそないなこと?」

「それは私も聞かされていないんだよね、でも一つだけ言えることは科学のためさ」

「んー、ようわからんが……なんしかしばいて逮捕しまっせ! プラン28や!」

その天使が合図すると、突然の光の爆発が起きた!

「ライブラリさん!」

アクセラレイターはとっさに走る!

直後、塔が崩壊し彼らはバラバラに落ちていった……


………………

ライブラリとアクセラレイターは

「ピポピポ……ガガ!(†魔王など二人居ても蟻一匹と同じ†)」

天使メルカヴァー無数の目が付いている金属の円盤の上部に顔が浮いている天使だ

「ライブラリさんお怪我はありませんか?」

「だ、大丈夫だけど」

「ならばよし! 瞬殺してやる!」

「パピポパピ!(†威勢のいいのは今のうち†)

天使メルカバーが襲いかかってきた!

「先手必勝!」

アクセラレイターは音速でメルカバーの背後に飛び反動で飛び蹴り!

「ポパパパーッ!」

メルカバーは自ら地を転がり回避! ライブラリに体当たり攻撃を仕掛ける!

「本の壁!」

ライブラリの背後の空間の歪みから本が雪崩れ込み壁となった!

「小癪な!」

天使メルカバー地面から跳ね空中で水平になり拘束回転! 竜巻!

「さらに……こうだ!」

無数の目から光弾が発射され危険なエネルギー竜巻!

「くっこれでは時間操作しても近づけない!」

「私に任せて……螺旋の書!」

逆回転パワーで操作!

「今だ! マッハキック!」

「バカナーッ!(†ピピピガガーッ†)」

キックで爆破した!

「いやぁいいコンビネーションでしたね!」

「う、うん……そうかも」

そして二人は上に登っていった!


アブソーバーは

「おうおうおうおう子羊よ! 正直ココは平和すぎてつまんねぇからよ……ちょっとは楽しませてれよぉ……」

天使サンダルフォンは獰猛な目で戦闘フォームを取った

「くだらん、科学の発展の塵となるがよい」

アブソーバーはローブの中から無機的な声で話した

「フォーム:エクスプロイター」

魔王アブソーバーの右腕はドリル化! 左腕がショベル化!

「ヒャハハーッ!」

サンダルフォンがアブソーバーに走り、目を狙う!

「死ぬのだ!」

ドリルを突き刺すがサンダルフォンは懐に潜り込み腹部をパンチ!

しかしアブソーバー体が不自然に反り返り回避!

「何っ腰が90度も曲がるだと!」

「フォーム:スローター」

アブソーバーの左腕が機械の手に変化! そしてサンダルフォンの突き出していた腕を素早く掴む!

「アババババババ!」

サンダルフォンは素早く引きぬいたが一瞬接触しただけの腕が粉微塵に粉砕して消滅!

「アアアア……触れたら終わりかよ、反則だろぉ……だが!」

「ぬぅっ!」

アブソーバー体に五本の傷! サンダルフォンは爪で切り裂き攻撃していたのだ!

そしてローブが破けたことでアブソーバーから剥がれ落ちた……

「おっお前は!」

サンダルフォンは驚いた……アブソーバーは全身金属光沢のボディのロボットだったのだ……

「企業秘密を知ってしまった貴様は生かしてはおけん……フォーム:シンギュラリティ」「ア……ア……」

アブソーバーの背後で虹色の光……なかから無数の虹色の目と口のある触手が伸び、逃げるサンダルフォンを捉えた

「ギャウオオオオオ!」

断末魔の悲鳴を上げ天使サンダルフォンは死んだ……


そしてポポは……

「そいじゃシェムハザ、戦いましょか」

「<同意> 了解 サリエル殿 戦闘開始である」

シェムハザは無表情な少女型天使だ

「まったくか弱い人間ごときに天使二人がかりかい? 随分過大評価されてるねぇ」

ポポは笑った

「油断はせんよ」

サリエルは背後に黒いエネルギー翼を広げた!

「オーケーオーケー、魔法コマンドエクイップメント」

ポポのまわりから異空間が生まれ鎧が現れ彼女に装備された!

「アブソーバーがいれば新バージョンお披露目できたのになぁ……」

黒い鋭利なフォルムの全身装甲の鎧! 魔王アーマーだ!

「魔法コマンドアナライズ」

ポポは敵を解析!

「<宣言> 天蛇」

シェムハザが巨大な蛇に変身!

「魔法コマンドライトニングバースト!」

シェムハザが光に飲まれた! 弱点属性!

「<悲鳴> ギャババババーウウオオオ!!」

一撃死!

その時黒いエネルギーが翼がポポを襲う!

「フゥム……触れたら死ぬ翼か……まぁ」

ポポが黒い翼を掴んだ!

「あかんなこれ」

「魔王アーマーは魔法を無効化するのさ! 魔法コマンドギガヒール!」

「ゴゲゲゲゲギャバァーッ!」

サリエルは死の天使なので回復でダメージなのだ!

「あっちょっと待って魔法コマンドデス!」

サリエルが死に留まった

「君この天使知らない?」

ポポが液晶タブレットに映る画像を見せた……翼の生えた女が写っている

「神の果実っていうのを盗んで魔王となんかの儀式で作ったキメラ子供の中に入れた奴なんだけど」

「グ……ウチは天使は全員知っとるけど見たこと無いで……」

「となると天使じゃないのかな……ザ・ロードにも聞かないとね魔法コマンドヒール」

「グガッ!」

死んだ

「それじゃあ行くか……いやアクセラレイターが追い詰められるまでこっそり隠れてるか」

ポポはどこかに歩き去った……

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