166話
そこは戦艦内操縦室である
「次の敵は魔王ユニバースという魔王で創造の神の呼ばれ人々から信仰され神話にも残っているそうだよ」
「神話の正体は魔王なのか」
「ユニバースの居場所に着くには数時間はかかるからね、君たちは休んでおきなよ」
そして一旦自由行動になった
「ま、それじゃ……はぁいライブラリさん! 食事でも一緒にいかがです?」
アクセラレイターはライブラリに話しかけた
「え、いや……私はいい」
「ハハッそれではライブラリさんはまた図書館で? 自分も同行してもよろしいですか?」
「……ううん、あなたは戦って疲れてるから、ちゃんと休んだ方が良いと思う」
「ああ、あなたに心配してもらえるなんて! 感激です! それならば全力で休まさせていただきますとも! でも何かあったら呼んでくださいね!」
瞬間、アクセラレイターは消えた……
「私のすべき事は……」
ここは戦艦内図書館……4階分のフロアをぶち抜く巨大設備であり、空間を埋め尽くすばかりに書物が並べられている
「コンニチハ! 私ガアナタニ出来ルコトハアリマスカ?」
図書館で、浮遊人型アンドロイドが問いかけた
「ええと、どうやって使えば良いのかな、この機械は……」
「ナンデモ言葉デ聞イテクダサレバ構イマセンヨ! 例エバ本ノ種類ナドカラ検索シ持ッテキマス」
「じゃあ……人間世界の神話の本を」
「承リマシタ、ピピピピ」
すると、図書館中の浮遊アンドロイドはが宙を飛び交い、本棚から書物を集めライブラリの近くのテーブルに揃えていった
「すごい」
そして瞬く間に数百冊の本が積み重ねられたのだ
「完了シマシタ」
「ありがとうね」
浮遊アンドロイドは定位置に戻っていった
「……さて」
魔王ライブラリは積み上げられた書物に手を伸ばした、すると本が光を纏い浮き上がった!
「読む!」
数百冊の本がひとりでにページをめくりだす! 紙から様々な言語の文字が光の軌跡を描き、ライブラリに吸い込まれていった!
一方その頃、アクセラレイターは食堂フロアで食べていた
「おかわりだ!」
「ゴ注文ハ」
浮遊アンドロイドが聞く
「チョコレートフォンデュとブラウニーとチョコレートパイに飲み物でココアとホットチョコレート、デザートにチョコレートパフェだ!」
「ビビー警告! 摂取糖分及ビカロリーガ危険ラインデス! 健康ヲ害スル恐レガアリマス!」
「構わねぇ持って来い! 糖分が俺のガソリンなんだ!」
「承リマシタ……」
浮遊ドロイドが料理を運び、テーブルに並べる……
「栄養をつけるのだ!」
アクセラレイターは高速に食べる!




