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151話

魔王ギャラクシーは不死身で強い……

「セーレの武器かえせ!」

ルーノンが周囲にシールドを展開させ跳びかかった!

「なかなかの身のこなし、外見に反し良い師の元でそれなりの修行を積んだようだがだが俺には届かぬ!」

ギャラクシーは空高くジャンプした! ルーノンは空振る!

「潰れよーっ!」

恐るべき高度に飛んだギャラクシーの肩部から青い光が奔流し彗星じみて落下!

シールドに踵落としを叩き込んだ!

「ナノマシンジェット流星落としよーっ!」

「ぬおー」

周囲に散っていたシールドを一点に集中させて防御!

しかし砕け散る!

「ぐへぇ」

雪原に叩きつけられた! 

「では死ね……ぬうううう」

ドラゴンがタックルした!

「うおおおお!」

ドラゴンが殴る!殴る! そして投げ飛ばして口から火炎放射!

「貴様は弱いな」

しかし魔王ギャラクシーは多少の修繕を施したのみで平然としている

「退場せよ!」

「ゴオオオオオオオグゲエエエエエ!」

ドラゴンが青い光に包まれ苦しむ! ギャラクシーの科学ナノマシンがドラゴンの肉体を細胞レベルで破壊しているのだ!

そして力尽きた

「くっ魔法コマンドサンダー! ファイヤー! ブリザード!」

ミリアンも魔法機械で攻撃を加える

「ハハハハハ、子供の遊びか」

無傷! ギャラクシーが拳を突き出すと風圧でミリアンは吹き飛んだ!

「私は…弱い……」

失意を感じるミリアン……残り少ない女神パワーを使い切るしか無い、そう思ったその時!

「ならこれはどうかしら? 影分身!」

666人のネクロ分身が現れる!

隙間ない360度手裏剣クナイヌンチャク煙玉巻物鎖鎌吹き矢などの忍者ウェポン攻撃だ!

「なるほど、規格外! 俺もフルパワーで迎え撃とう」

ギャラクシーの体には確実にダメージが通り傷ついていく……しかし青い閃光が弾けると魔王ギャラクシーが消滅した!

「いや……奴も分身を!」

「フィィィィファハァハハハハハハーーーーッ!」

笑い声の合唱! ギャラクシーは無数の小さな顔の群れになったのだ!

「オーバーテクノロジーすぎるわよ!」

ネクロ分身が食われるなどダメージを受けボンボンと消滅していく!

「ハハハハ!」「その通り!」「細胞をナノマシンと一体化したこの!」「私は性能が高すぎたため!」「安全性が不十分と判断され」「使用を躊躇われ封印されていたのだ!」

小型ギャラクシーは潰され貫かれ爆破されてはいるが、すぐに回復してしまう!

「それほどに最強よ!」「生身の人間やら魔王やらに」「勝てる道理はないのだ!」

分身が消えていく!

「さあ」「残り一体」「貴様が本物!」

ギャラクシー群体が渦巻いて一人のシルエットを形成!

「消えよ!」

腕に青い光が集まる! そして巨大なビームが放たれた!

「ハハハハ跡形も残らぬ……俺の強さよ」

「そうね、あなたには勝てないわ」

不意にネクロの声! 死んだはずでは!

「だから逃げる」

ギャラクシーが振り返るとネクロが地面に沈んでいった……これはセーレのすり抜け能力だ!

気がつけば魔王ギルドらも消えていた!

「おのれ! 分身はフェイクか! 戦っている間に逃がしたな!」

そう、もはやルーノンのバリアを破壊した時には既にネクロは戦闘を捨ててセーレに言って少しずつ逃していたのだ

「逃がさん!」

ギャラクシーはエレベーターに走る! しかしボタンや音声認識システムは水をかけられ壊れていることに気づくと階段に行くが、油が一面にまかれていて滑る!

「姑息な真似を! この俺の科学力を全開にさせたこと、後悔するがいい……!」

ギャラクシーは足を分解し再構成! ロケットのような足になりジェットを噴射し飛ぶ!

そしてネクロたちはウィザードアジト最下層に居た……

「ハロー、ハロー、やっぱり青野郎には勝てなかったか?」

扉の前には魔王ネイチャーが地面に座って虹色の煙をくもらすタバコを吸っている…… 

「悪いけど約束を破るわ、急いでいるの」

急げ……

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