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135話

ブロロロロローッ! トラックが走る

「ナビゲーションによるとあと2時間程度です」

その時空から何かが落ちてきた!

「鳥か?」「飛行機か?」「いや、流れ星!? ドンドン近づくわ!」

無数の光はダルス達に接近!

「魔王よ!」

「我らのアジトには近づけん! ここで死ね!」

なんと流れ星は光り輝くアーマーに身を包んだ魔王たちだ!

「私は魔王アルタイル!」「魔王スピカ!」「魔王カノープス!」「魔王アルファルド!」「魔王アケルナル!」

「「「「「我ら星の魔王団! 覚悟せよ!」」」」」

「どうしよう強そうだぜ」

すると空が光った

「アッ朝だぜ!」

「「「「「ギャギャギャギャーッ! 我々は夜しか力を発揮できない! 星だから!」」」」」

「人間は太陽の元でだぜ! 全体ギガダーク!」

「「「「「ギョエエエエエエエ!」」」」」

星の魔王団は全滅した

「しかしなんでこんなに刺客を持っているんだろうウィザードは」

「確かに、倒しても倒してもきりがないわね」

疑問に思いつつ走り続けるのだった……


一方その頃マジックカンパニーでは……

「な、なにをする! 離せ!」

「話しませーんっ」

魔王が電気的な鎖で拘束されていた

「あなたちは私達の仲間になってもらうの」

「ふざけるな! 私はどんな脅しにも屈しない!」

捕虜魔王の前に立つ者は笑顔を浮かべる少女の魔王、魔王ラプチャーだ!

「私は仲間の無念を背負っている! 貴様らに従うくらいなら死を選ぶ……ことはせずあなたの仲間になり命令を聞きます……ああ!?」

この魔王は恐れた! 自分の口が勝手に動き意思とは違うことを喋ってしまったのだ!

「貴様! なにを……従います……魔王ウィザードのために……貴様ー! 許さ……アババババーッ!」

捕虜魔王は血を流して気絶した……そして起き上がった

「私は……何をすれば……よいでしょうか……」

なんということだ! 魔王ラプチャーの洗脳能力だ!

「ようし、お前は今日から魔王リタリエイターね! ダルスを倒してきなさい!」

「わかりました……」

そして魔王リタリエイターは去っていった

「ようし、これで今日の仕事は終了……もう朝じゃん」

「お勤めご苦労! ド外道野郎!」

粗暴な男の声!

「おっはよう、魔王バーバリアン! 外道ってなあに?」

「へっとぼけやがってよ……まあいい、あんな女魔王を洗脳しなくたってこの俺がダルスとかいうやつを倒せるぜ! 洗脳なんて弱い、俺は自分の欲のためだから強い!」

「もしかしたら君も既に操られてるかも?」

「バカ言え! ウィザードが十二神魔王を裏切り反乱した時、俺はすぐさま上司魔王を裏切り奴の味方についた! なのに仕事は雑用ばかりでうんざりしていた! そして今日ようやくダルス抹殺というでかい仕事を……」

「抹殺じゃない、生け捕り」

ラプチャーは訂正をした

「とにかく、俺は敵を一人で倒して手柄を全部取る! お前のお人形さんは邪魔っけよ!」

「ちゃんと協力したほうが身のためだと思うけどねーっ! まあいいや、けんとーを祈るってことで」

ラプチャーは欠伸をして、去っていった

「カッ! ムカつくガキよ! 洗脳能力でウィザードの野郎から重宝されているようだが、今に追い抜かしてやるぜ!」

そして魔王バーバリアン、魔王リタリエイターらの魔王はアジトから秘密の船に乗り込み出港した

海域を覆う嵐や水生凶暴モンスターたちはウィザードの魔法や科学で制御されているので船を襲わないようにできているのだ

スイスイ船は進み、しばらくすると岸の地下秘密船着場に止まった

「トウチャクシマシタ、シーゲートデス」

地下秘密船着場の案内ロボットが告げる

「よーし、いっちょやってやるぜ……」

その時船着き場が爆発した!

「ゴゥゥゥゥゴボォォォォッ!」

魔王バーバリアンは炎に飲まれ死んだ!

「ここがアジトに繋がる航路のようですね」

「あっちょうど船が来てたみたい! これをもらいましょう」

ダルス達が怪しい大岩(扉のカモフラージュ)を破壊して入ってきたのだ!

「船はやらん! この魔王リタリエイターが相手だ!」

「相手にするぜ! 魔法コマンドアルティメットギガサン……」

「待て! ダルス」

ドラゴンがダルスを引き止めた

「なぜだぜ」

「あの魔王を見るのだ……盾を!」

魔王リタリエイターが構えていた盾には「機械軍レジスタンス」と彫られていた!

「本当だぜ! レジスタンスがなぜウィザードの刺客!」

「ごちゃごちゃうるさい! 死ねアハハハ! ハハハハハ!」

怒ったり笑ったりしながら魔王リタリエイターが襲いかかってきた!

「とりあえず魔法コマンドスリープ」

「ぬお……あ……ガ……」

魔王リタリエイターは眠った

「うーんおかしいぜ……俺はよくわからないぜ! ルーノンわかる?」

「わかんない ネクロは?」

「レジスタンスだけど脅されて仲間になったんじゃないの?」

ネクロが思ったことを言ったがその時ミリアンが言った

「そういえば科学都市では魔王が機械で洗脳されて働かされていました……そうなるとこの魔王も洗脳されて……!」

「それはありえますね」

セーレも賛同した

「とりあえず船に乗せて行こうぜはやく行きたいし」

そして魔王リタリエイターを船に乗せた

「アジトニ戻リマスカ」

案内ロボが話しかけてきた

「イエスだぜ」

「カシコマリマシタ 出発シマス」

そして船が動き出した……

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