125話
「ううっ魔王と戦ってばかりで疲れたぜ休みたいぜ」
「あっ町が見えたわ!」
「早く行って宿だぜ!」
そして町に走り到達したがロボットたちに支配されていた
「くっ休めないぜ……」
「考えてみれば世界中が侵略されてるとは恐ろしい状況だな……改めて許せぬ行為よ」
透明な立方体ロボットやナノマシンガン兵器や機械スライムなどが襲ってきて恐ろしい……すると叫び声が聞こえた
「ウワー!」「ヒー!」「タスケテー!」
「ハッ魔王たちが巨大なトレーラーに連れ込まれようとしている!」
「助けましょう!」
魔王達は何本ものロボットアームによってトレーラーに詰め込まれていたのでそれを破壊しようとしたが、ロボットアームに弾かれた
「邪魔立ては殺す!」
科学技術により腕をロボットアームで増やした魔王オクトパスが襲ってきた!
「うっ腕が伸び、8本もあって力も強いぜ、勝てるのだろうか」
「ハッそうかその腕の多さが弱点よ!」
ミリアンが機転を利かす!
「みんなでバラバラに逃げるのよ!」
「ハハハちょこまかと逃げても無駄だ俺の腕はどこまでも伸び360度自由に動く……しまった腕が絡まってしまった!」
魔王オクトパスは自分のロボットアームが絡まり、ボールのように丸まり動けない!
「そんな腕どうってこと無いぜ! 今だメガファイアーク!」
地獄の業火! 魔王オクトパスはくねくねとのたうち回る!
「ハルバード!」
セーレがハルバードを突き刺した!
「アグゥゥゥバァァァギィッバァァァー」
断末魔を上げ魔王オクトパスは死んだ……
「まるで串の刺さったたこ焼きだぜ……お腹すいたな」
すると助けた魔王達がお礼
「助けてくれてありがとうございます……私達の隠れ家に招待します、食べ物も少しはあります」
「やった! いただきますだぜ!」
情けは人のためならず……
一方その頃マジックカンパニー……その前に我々がこの魔王世界で起こっている無視できない自体に注目すべきだ!
「ニクゥゥゥゥゥ……オナカスイタヨォォォアアアアア」
そこは崩壊した町……ダルスが呼び出した怪物は破壊し尽くしたあの場所だ
「マジックバレットノジーサンモ、フィアフルノネーサンモ死ンジャッタシ……ヘリコプターハナクナッチャッタシ……ドウシヨウカナァ、オナカスイタナ」
フラフラと呻き声めいた独り言を発しさまようこの魔王は、魔王ビザール! 朽ち果てた肉体の少女だ……内臓は潰れ骨が飛び出すが生きているタフネス!
彼女は死肉の匂いをたどってこの町に辿り着いたのだ
「グシャア! ニクガオチテルゾ、イタダキマス!」
そして彼女は死肉を食い散らかす! すると……見よ! 彼女の肉体が再生するではないか!
彼女はゾンビなのだ!
「シュー、マズイ、モウイッタイ! ……ン?」
彼女は何かを発見したようだ……その視線の先には、瓦礫の下から虹色の液体が流れていた
「コノニオイ、シッテルゾ! ダルストカイウヤツノニクノニオイダ!」
ビザールが瓦礫を蹴り飛ばす! その下には虹色の触手がうねうねと蠢いていた
「マルデキラレタタコノアシダナ! ヒョイッパクッモグモグ……」
魔王ビザールは躊躇なく食べた!
「ンッ……ウオオオオオオ!? ナンダ、チカラガミナギルゾ!」
魔王ビザールが虹色に輝きだした……