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119話

謎が謎で五里霧中……

「そもそも魔王ウィザードはどこにいるのかしら、まだあの天空の城……ハイ・スカイ・フィールドに留まってるとは思えないし……」

「でも手がかりがあるのはそこくらいですよ? 行きますか?」

「うーん……私達も魔王世界を旅して強くなったしそろそろ戦えるかもね……そういえばダルス、あの怪物の力は使えないの? あれあなたが変身してたんでしょ?」

ネクロが聞いた

「うー全然覚えてないのでわからないぜ……」

「ちょっと試してみてよ」

「よーし、うりゃ光線でろ!」

するとダルスの腕が虹色に光り、怪光線が放たれた!

「グワーッ!」

悲鳴!

「エッ! しまった誰かにあたって……」

そこには怪光線に体組織を焼かれたドラゴンの姿があった

「ドラゴンーッ!」

ダルス達は驚いた

「どうしてここに!」

「グハッ……お前達の情報を集めて追ってきたのだが……暫く見ないうちに強くなったようだな、ダルス……」

ドラゴンは倒れた

「なんてこった! あっミリアンもいる久しぶり」

「ダルス! ネクロさんにセーレさんも! 良かった……」

ミリアンは思わず涙……感動の再会だ!

「なぁ、俺達も会話にはいっていいか?」

すると話しかけてきた男……ギルドリーダーの剣士、リムだ!

「話を聞く限り、世界中を襲ってる機械軍は、その魔王ウィザードが原因ってことなのか?」

セーレが答えた

「はい、そうです、私達は魔王ウィザードを倒すために戦っているのです」

「くっ魔王世界の侵略者が魔王だったとは……許せん!」

リムは憤った!

「俺たちレジェンダリーブレイブソルジャーギルドも戦うぞ!」

そして彼らギルドと協力することになった

「俺たちはその魔王ウィザードの情報収集と仲間を集めて戦力の増強をしよう、連絡は世界中のクエスト制度加盟店や酒場、レジスタンスなどに回そう」

「助かるわ、お互い頑張りましょう」

「また、会いましょう……ありがとうございました」

ネクロとセーレはギルドに別れの挨拶をした

「おう、またな! だけど俺は強いからよ! インテリロボマニア魔王なんて瞬殺しちまうから、もう出番はねえかもな!」と魔術師のカーム

「ふふ、わかりやすいボスが見えたわね、燃えてきたわ! ネクロ、セーレちゃん、今度あったらゆっくり酒場でも行きましょっ!」とパラディンのメリー

「ふ、せいぜい死なないように命を大事にするんだな……ところで瀕死のドラゴンは治療しといたぞ」と、医者のファジも続けた

そして壊滅した町の門を出て、一同はそれぞれ旅だった……

「ようし、久しぶりにみんな揃ったぜ! とにかくやるぜ!」

「がんばろー!」

ダルス達の旅がふたたび始まる……

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