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114話

「ハハハ俺はダルスだ覚悟」

偽ダルスとの戦闘

「ううっ強いぜ! 毒を与える斬撃魔法とか水没させる魔法とか距離を操る魔法とかすさまじいぜ」

「わかったか、威力もとてつもない! 俺こそ真の俺なのだ!」

「俺が俺だぜ! 全力でフルパワーだぜアブソリュートファイア!」

炎! しかし

「魔法コマンドアクアシールド!」

火は水の盾に飲まれてしまう

「力だけでは勝てないぜ! ニセモノめ!」

「何を言うぜ本物は俺だぜしかし強いが」

二人は壮絶な戦いを繰り広げる……ルーノンと魔法狩人リッカーはついていけないレベルなので見ていた

「ひゃーどっちも強い! ダルスがんばってー!」

「頑張るぜ!」

応援だが、リッカーは思案していた……ダルスはシンギュラリティの欠片を持つ半魔王と魔王ウィザードは言っていた、そしてダルスはこの場にいる、ならばこの状況は……

「とにかく本物に勝って進むなければなりませんね……」

リッカーは戦を睨んだ

「魔法コマンドギガプラント!」

偽ダルスはいばらを束ねダルスに打ち込む!

「ゴッドサンダー! アンド、フレイムシールド!」

電流がいばらを伝い偽ダルスに感電!

「グオグオグオグガッ! まだまだだぜ! 魔法コマンド禁忌の地鎮大砲(地属性系統の魔法の大技)!」

空間を土色に変えるほどの土の砲弾!

「むうっ土は電気を通さないということか! アルティメットダーク!」

すべてを無に帰す闇エネルギー放出!

「その単純な一撃が愚かだぜ! 魔法コマンドワープ!」

偽ダルスがダルスの背後に瞬間移動!

「そして死ね! レーザー辻切り!」

圧縮された光の刃が出現し斬りかかる!

「うおおお」

生命の危機! その時ダルスの脳内物質が高速循環し世界がスローモーション化した……瞬間ダルスは思い出した! 自分の中に居た怪物を! 恐ろしい眼光! 牙! 触手! 暗黒の世界で接触し、現実の世界でそれに変身した自身の記憶を!

だがその怪物は彼の中にいなかった、感覚で理解した

ならばそのまま死ぬか? それは許さない! 彼は記憶から手を探した……そして見つけた!

「魔法コマンドエクイップ!」

0.1秒で鋭利な黒い鎧が発生しダルスを覆った!

「何だぜ!?」

光の刃はアーマーに触れると即座に消滅した!

「ハッいったい俺は何をアッこの魔王アーマーは!魔法戦士ポポから剥いだのだ忘れてたぜ!」

「そういえば自慢してたねー」

ルーノンは思い出していた

「くっ切り札を取っていたというわけか!」

「そういうことだぜ! この魔王アーマーは魔法を分解し無効化するし魔王の能力をコピーするすぐれもの! んっなんで俺使い方知ってるんだろうまあいいかとにかく行くぜ!」

魔王アーマー腕部からブレード展開! アーマー背部のジェット機構展開! カーブを描き偽ダルスに突進!

「魔法コマンドライジング!」

これは物体を浮かび上がらせる魔法だが強力な魔力に大地を隆起させた!

「うわっぶつかるぜ! 止まれ!」

止まったが偽ダルス笑う

「どうだ大地自体は魔法じゃないのでそのアーマーでも消せまいぜ! さらにライジング!」

ダルス背後の地面が隆起!

「そして魔法コマンドマグネット! 隆起大地にそれぞれN極S極を与えて挟まって死ねえ!」

そしてグッシャアアアン! 地面がダルスをサンドイッチし、大地は再び沈み込んだ!

「ダルス―!」

息を呑むルーノン……しかし!

「ハハハハ俺が本物だぜ……何!」

地面が砕け魔王アーマーが飛び出してきた!

「馬鹿な殺したはず!」

「水魔法で地面を泥にして助かったぜ! 喰らえアルティメットダーク!」

闇が襲う!

「アギギギギガッ……! よくやった貴様は試練を乗り越えたのだぜ」

偽ダルスは穏やかに言った

「俺は精神の貴様そのもの……力を試していたのだ」

「そうだったのか!」

「俺よ突き進め! そして真実を知るのだ!」

偽ダルスは光になって消えた……そして虹色に輝く扉が現れた

「植物が絡みあったような不気味な扉だぜ……だが入るしかないぜ! いくぜルーノン!」

「おーう!」

無言でリッカーも続き、三人は扉の向こうへ……

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