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104話

「おお、このゲームはすごいぜ立体映像だぜ」

「ぬうう……まるで本物のようだ」

「こっちのダンスゲームもすごいよ、一緒にやろうっ」

ダルス達はたどり着いた科学都市のゲームセンターで遊んでいた……

一方その頃ネクロ達は川から現れたのと話していた

「誰」

「私はカッパ……川底に住居を作成住んでいるしかし襲われた」

そう、現れたそれは緑色の皮膚、くちばし、頭にはディスクを装備しているカッパだった

「伝説の! 河童の正体は魔王」

「私達の仲間が来ませんでしたか?」

セーレ聞くがカッパは首を横に振る

「そうですか……それで力を貸すとはいったい?」

「私達、川の住人の大事なもの奪われ、取り返して欲しい、お礼にそれをあげる」

「それって取り返す必要あるの?」

ネクロは疑問

「秘宝、水を操る力あり、邪悪な奴らにわたってはならぬ、しかしあなたたちは邪悪でない」

「そういうことなら喜んで強力するわ」

「奪った奴は魔王プレシオサウルスと名乗っていた……青い服で背が高い男だ……」

「オーケーわかったわ」

そして魔王さがしが始まった……

「こういう時は酒場で情報収集よ」

しかし街はロボット軍団に破壊されていたので酒場などない

「しまった! うーん……なら適当に敵魔王を探して教えてもらいましょうか」

「そう簡単いるでしょうか」

歩いていると出た

「お前たちはグラウンドさんを倒したという奴らか死ね!」

弱く倒したら

「魔王プレシオザウルスはどこかしら」

「ウグッ……ここから北にあるドクテルノレゾという街の制圧作戦に向かっている……だがプレシオザウルスさんは俺なんて雑魚の100倍以上に強く目を見ただけで気絶するほどお前たちなどに勝てるものかフハハハハぎゃっ」

そして魔王バッド(不意打ちが得意)は死んだ

「行きましょ」

北への道には魔王の死体がたくさんあり、怒り、進むと高い丘に出た

「したには石造りの家々が広がる街が見えるわあっ突然洪水がおきて街は沈没してしまったわ許せない」

ネクロは怒った……セーレは言葉はないが、怒りに震えていた

「ワオー!ワオー!これが水神の魔玉のパワー! すごいぜ!」

叫びながら水面から人影が飛び上がる! そのままネクロ達の背後に降り立つ!

「私をお探しかね? お嬢さんたち!」

「倒されてカッパの宝を返しなさい!」

ネクロの回転蹴り!

「あっぶねー!」

男はバックジャンプ回避!

「ギガサンダー!」

ネクロは電気魔法追撃!

「ギガアクア!」

男は水の大砲を撃って相殺!

「オッホホ弱い弱い!」

男は青い服をはためかした

「さて、このタイミングで自己紹介! 僕は魔王プレシオザウルス! 水に関しては十二神魔王をも超える実力者らしい!」

「そんなの私達には自慢にならないわよ!」

「キッヒヒヒ! でもこのアイテムはスゴイんだぜ!」

魔王プレシオザウルスは青く光る玉を掲げた

「水属性の力を高める! 試しに使ったら仲間ごと沈めちゃうほど!」

「それを貰うのは私達!」

「あげないよ! スプラッシュ!」

「ううっ!」

激流が発生しネクロは飲まれて流される!

「水がない丘に激流! とてつもないのである!」

「ハルバード!」

「うげぇ!?」

空中を流れる激流から突如金色の穂先が現れ魔王プレシオザウルスを刺したのだ!

「どれだけの威力でも私には通用しません」

セーレの透過能力だ!

「バババババー!」

魔王プレシオザウルスから火花が散り、光を放つ! 力の暴走!

しかし痙攣するその腕が動きハルバードを引き抜いた!

「なにっ!」

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハ! ハハハハハハハハハハハハハハハハハ! すごいパワー!」

なんということだ! 魔王プレシオザウルスはエネルギー爆発に耐えたのだ!

しかし発狂している!

「そういえばはじめからこの魔王は言動がおかしかった…まさか!」

魔王プレシオザウルスの手に握られている青い玉が金色に光っていた……

「あの玉は魔王プレシオザウルスの力を吸っていた? それでおかしかった? 操られていた? ハルバードの力も吸収して?」

「ごちゃごちゃうるせー!」

突如魔王プレシオザウルスが水の塊を発射! セーレはすり抜ける!

「それならやることは一つ! あの玉を引き離す!」

「アアアー! アアアアアー!」

狂ったように水魔法を連発する魔王プレシオザウルス! しかし効かない

「離してください!」

「ガアー!」

ハルバードで玉を突いた! すると玉は飛んでいった

「ア……」

その瞬間魔王プレシオザウルスはバタリと倒れた

「死んでます……恐ろしい秘宝……」

その時青い玉が襲いかかってきた!

「水の力を見よ!」

「見ないわ」

ネクロが玉を叩き割った

「ネクロさん! 無事でしたか」

「魔法で地面の中に避難してたのよ水流で身動きができなかったけど」

そして砕けた宝玉を見た

「壊しちゃったわね……取り敢えずカッパに返しましょ」

「はい」

そして持って行くとカッパ

「おお……悪い心触れて、秘宝異常になってしまった……」

「これはもういらないし返すわ」

「川に安置すれば直るはず……それが良い……私達お礼したいがそうだ、これを」

そう言って河童は緑色の薄い板を差し出した

「これは?」

「結界手形……魔王結界を発生……使っても時間を置くとまた使える……」

「便利ね!」

セーレは自力で魔王結界を出せるのでネクロがもらった……

「それじゃあねカッパ! 全て片付けたらまた来るわ!」

「私もです」

「サヨナラ……」

そしてカッパに別れを告げ、ダルス達を探しに再び出かけたのであった……

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