102話
旅しているが
「目的がないぜ」
「そうだ今度魔王ウィザードの刺客が来たら情報を聞き出しましょう」
「さすがネクロ冴えてるぜ」
しかし次の瞬間道が大爆発した!
「オウワーッ!」「キャー!」
吹き飛ばされ、気が付くとダルスはハイテクな街にいた
「くっ爆発に巻き込まれどこかの街に飛ばされたようだぜ無事だがしかし仲間はどこだろうあっミリアン! あとドラゴン!」
「ああダルス良かった」
「しかしみんなと別れてしまったようだな」
しかたなく街を回った
「見たこともないような機械に満ち溢れているぜ」
「でも誰も居ないね」
そう、とても整備されている街だがゴーストタウン
「ピー! ダレダキサマラ!」
楕円体で浮遊する警備ロボが現れ、放電に銃撃と強くバリア魔法も使ってくるが闇魔法で消し去った
「ここはいったいなんなんだろう」
「おそらく魔王ウィザードが絡んでいるのだろうが……」
建物に入っても無人で、魔法機械の物理アップデータや瀕死を一瞬で治す薬や電気銃など良い物があるので貰うが、謎だった
「おっ車があるので乗ろう」
「運転できるの?」
「やってみなくちゃわからないぜ」
乗ると、なんと自動運転カーでスイスイ進んでいった
「速い上に振動も少なく快適だぜ……これはすごい」
やがて未完成の建物が目立つエリアに来た
「あっ魔王たちが強制労働」
そう、魔王が建物の建築工事をしていたのだ……疲労困憊だ
「はあはあもう体が動かない」
「128番労働員パフォーマンス低下を確認」
ヘルメットで顔が見えない魔王が赤いスーツで片目にメガネのような機械を装備している魔王に言った
「回復魔法をかけろ、ついでに16番薬物を……まあ致死量でいいやもう死にそうだし」
「了解」
そう言ってヘルメットを被った魔王は倒れていた魔王に回復魔法ヒールをかけてなにかを注射した
「アアアアアアア!アアアアアアア!」
魔王は叫びもがいた後、ふたたび労働を開始した
「こんなまちづくり許せないぜ! 更地にしてやるぜ!!」
そしてダルス達は襲いかかった! しかし赤いスーツは回転ジャンプで建造中ビルに飛び乗ってかわした!
「貴様らは社長の言っていたダルスとかいうやつか! 何のようだ!」
「お前を倒すぜ! 魔王を救うぜ!」
「させるものか! 科学都市構想はこの魔王ユートピアが守る!」
すると建物群が上昇し、銃器や大砲、火炎放射器などの武装システムが現れた
「ウテェーッ!!」
容赦なく浴びせられる攻撃だがミリアンの女神の歌(運が上がってかわしやすくなる)でかわし、魔王ユートピアのところまで近づくダルス
「くらえライトニングサンダー!」
高電圧!
「ギャオー!」
感電死! しかし魔王ユートピアではない!
「しまった他の労働魔王が盾に!」
「私を守れ!」
「アアアー!」「アアアアー!」
魔王ユートピアの命令で現場の魔王が集まる!
「ハハハハいざというときのための洗脳処置をしているのさ」
「許せないぜ! ダークボンバー!」
「ギャー!」「バババー!」「やめてくれー!」
すべてを破壊する闇エネルギー爆発で魔王全滅
「馬鹿なデタラメな火力!」
「ゴッドライトニングサンダー!」
「ババババババババババババババーッ!ゴボ」
魔王ユートピアの全身が焼き焦げた
「ガギ……だが科学都市はすでにいくつか稼働済みよ……もう遅いわー!」
そして魔王ユートピアは崩壊して死んだ
「厳しい戦いだったぜ」
魔王ウィザードの冷徹さに怒り、ダルス達は仲間を探しに行った……