100話
武器マニア追い剥ぎ魔王ベンケイを倒し、大型商業武装施設へと足を運んだダルス達
「ロボ軍団のせいでほとんど廃墟だが、生き残りが店をやってるぜ」
そして売って金を得てその金で防具やアイテムを揃えた
「準備万端だぜ……」
ショッピングモールだった場所を歩いていると人だかりを見つけた
「ロボットのジャンクパーツはいらんかね」
ロボット軍団のドロップアイテムを売っているのだ
「おお面白そうな機械があるので買おうかな」
そして買ったがその機械には3つのスロットがあった
「このスロットもしかして」
ミリアンが何かに気づいた
「昔十二神魔王を倒した時に拾った魔法メモリ、あれが入りそう」
「覚えてないぜ!」
思い出して差し込むと機械が唸って光ったりして真の姿を表した
「これは……魔法機械!」
「性能がとてつもないわ! 私が使う」
ネクロが魔法機械を装備した
「これでひゃくにんりき」
そしてこの街でできることも無くなってしまったので、旅だった……するとたくさんの人形ロボが歩いていた
「やっつけるぜギガデスゴッドサンダー!」
一筋の電撃がロボットの行進をスクラップの道に変えた
「ハハハ口ほどにもないぜいまなら神殿に戻ってもいいかも」
「でも油断は禁物よいくらでも十二神魔王レベルのを量産できるとしたら厳しいわ」
「うーんどうすればいいんだぜ」
「まず、奴らの会社や施設を破壊して、魔王や兵器の製造を止めたいわね……でもこの魔王世界から出る方法もわからないし……」
考えても答えは出ず、ひとまずは歩くしかないのだ
そして進むとやがて道端に魔王の死骸が多く転がっている場所に出た
「家とかも燃えているし戦争のようだぜ……」
「向こうの街で戦闘が起こっているみたい! 行ってみましょう!」