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ここは人類最前線7 ~魔性争乱~  作者: 小林晴幸
魔境にただいま☆
9/122

7.ぶらり村めぐり ~その者、緑の衣を纏いて~

リ(リアンカ)「もう、前の投稿から随分開いちゃってるよー…?」

ま(まぁちゃん)「全く、小林も困った奴だな…読者様がたをお待たせするなんざハンキングツリーの刑にでも処してやっか?」

り「なんか、番外編の方の『はじめてのおつかい』が一段落するまでは…!とか何とか言っちゃってたよ。自分の段取りが悪いのにね!」

ま「ま、自業自得ってヤツだな。最初っからそこまで書いとけよって話だろ」

り「なんかまぁちゃんの曾お婆ちゃんご夫婦が予想外に暴れすぎたせいだって言ってたよ?」

ま「ひとのせいにするなっての。言い訳だろ、どうせ」

り「でもまあ、ようやっと続きにこぎつけた訳だし。作者、私達に自分の代わりに謝っててだって」

ま「あ゛? 人に何押し付けてんだ、あいつ」

り「とりあえず今は従って油断させといて、後で寝込みを襲撃しちゃおう。まぁちゃん、私いいもの用意したんだよ」

ま「へえ? 何持ってきたんだよ」

り「ふふふ………じゃじゃん! このお鍋の中にはなんと!」

ま「 げ 」

り「一緒にお醤油とお味噌で煮詰めた蛙と蜻蛉とカブトムシと…」

ま「……………リアンカさん? それで何をするおつもりで?」

り「えへへ?」

ま「………哀れ、小林。本当にやばくなったら助けてやるが、それまでは自力で頑張れ」


り「…と、そんな訳で暫く間が開いちゃったけど、『ここは人類最前線7』の七話、はっじまっるよー♪」

ま「随分と待たせちまって悪かったな。作者に代わって謝るんで、勘弁してやってくれ」



 いざ突入、と。

 そんな気分で見上げる私達。

 目の前にどどんと威容を誇るのは、意外に頑丈そうで立派で大きなお家。

 人呼んで、勇者様ハウス。

 魔境のど真ん中ハテノ村にて、何だか長期滞在の期間がず~るずる延長されていく気配が濃厚な勇者様の為にご用意された、勇者様の素敵なおうちです。

 外観はやっぱり大きくて新築の綺麗な家、という印象がずいずい来ます。

 何度か建造される度、トラブルや乱闘で破壊されて建直しという事態に陥ったからでしょうか。

 所どころ頑丈に、どんな衝撃にも耐えられるようにと小細工が見て取れます。

 わあ、あの補強材オリハルコンだよー?

 他にも様々な魔境特産の素材が惜しみなく注ぎ込まれていて、もしかしたら勇者様の離宮よりもリッチな建物になっているような気がしなくもありません。

 材料現地調達の強みですね!

 しっかりと人間の国々を見て回って、向こうでの物価…こちらの特産品の流通価格を知った今なら私にもわかります。

 この家と同じモノを人間の国々…西方の勇者様のお国で作ろうなんて思ったところで、企画書段階で関係各所から苦情が寄せられることでしょう。

 実際に建造するとなったら、きっと国家予算レベルでお金がぱーになる筈です。

 魔境だったら人件費以外無料(ただ)なんですけどね、無料(ただ)

「わあ、勇者様のお家凄いですね! ほら、見て下さい? あの屋根瓦なんて魔鋼魚の鱗ですよ。その中でも1匹から3枚しか採れないって言う、最高品質の光虹魚鱗です。人間の国々のどっかで見た、国家の威信をかけて作ったとかいう攻城兵器の特殊素材とおそろいですね」

「く…っ なんて建築コストが気になって寛げなさそうな家なんだ!」

「何言ってるの、勇者様。建築費なんてそんなの酒樽3個分くらいですよ? だって材料ただだし」

「それでも素材を集めるには誰かが苦労しなきゃならないだろう!? 平和で安全に素材集めが出来る訳じゃないんだから!」

「まぁちゃんに頼んだら、ちょちょいで採って来てくれますよ?」

「そのまぁ殿は俺達と一緒に魔境を離れていただろう…!」

「まぁちゃんじゃなくっても、魔族さんとか自警団の副団長さんとかに頼めば何かのついでに持ってきてくれますよー? 物々交換で☆」

「どれだけお手軽素材扱いしてるんだ、ハテノ村!」

 実際にお手軽なんだけどなぁ…。

 さっき言った魔鋼魚だって、何度か勇者様のお弁当やお夕飯にしれっと混ぜた記憶があるんですけど…この様子を見るに、気付いてないのかな?

 お魚を捌く時に勝手に出てくる(ごみ)を有効活用しているだけなんですが、人間の国々の常識的には何かおかしいのかな。

 向こうの国々にも『リサイクル』の概念あったよね…?


 釈然としない面持ちの勇者様を引張って。

 玄関ポーチに辿り着いた私達。

 さあ呼び鈴を鳴らそうと、鈴の紐に手をかけた時…

 何故か、勇者様からストップがかかりました。


「な、なんだか異様な気配を感じる…」


 勇者様が、そう仰いました。

 どうやら勇者様の窮地を何度もお救いした、野生の勘並の危機察知本能だか防衛本能高が働いた様子。

 何だか引き攣った顔で、私の手を引きます。

「な、な、なんだか嫌な予感がする…!」

「え、そうですか? なんてことのない、ただの単なる妖気しか感じませんが…」

「待て。色々と、待て」

 何でしょうか?

 勇者様が頭を抱えてしまいましたけれど?

「妖気ってなんだ、妖しい気配なのか…!?」

「大体そんな感じの何かです」

「魔力とは違うのか…?」

「似て非なるモノじゃないですかねー…私も良くは知りませんが、これが妖気だってことはわかりますよ!」

 ばっちり☆ と親指を立ててみたら勇者様が更に頭を抱えました。

 ずばり経験則ってヤツです。

 魔境育ち17年は伊達じゃありませんよ!

「妖しい気配なんて魔境じゃありふれてるんですから、怯む必要皆無です。さ、それじゃ入っちゃいましょーか♪」

「なんてモノがありふれてるんだ魔境! 色々とおかしいだろう!?」

「何を今更。観念しましょう、勇者様?」

「待て、せめて心の準備をさせてくれ…!!」

「私、勇者様の新しいお住まいに興味心身なんです☆」

「話聞いて!?」

 私は進め進めとばかり、勇者様の背中をぐいぐいと押してドアに接近しました。

 よく考えてみたら家主(笑)が隣にいるのに、呼び鈴を鳴らす必要なんてありませんでしたね!

 無断侵入どんとこいです!

 勝手知ったる他人の家と、私は勇者様をずいずい押しました。

 やっぱりここは知らない場所だし、何かあった時に言い逃れする為にも、家主から先に入ってもらわないと☆

 ………ついでに言うと、何か(トラップ)的なモノが仕掛けられていたら困りますからね。

 魔境じゃ(たま)に自宅に罠を仕掛けるヒトとか、他人宅にサービスの一環で罠を仕掛けようとする大工さんとか居て油断できないんですよねー…特にそれが、よく知らないお宅への訪問一回目だと。

「ささ、人身御供(ゆうしゃ)様、遠慮なさらずにずずいっと」

「ちょっとは本音を隠そうな! せめてオブラートに!」

「え? ビブラート?」

「その間違いはわざとだろう? わざとなんだろう…!?」

 言い合いながらも、ずいずいドアに勇者様を押し付ける勢いの、私。

 このまま勇者様がドアを開けなかったら、ドアと激突サンドイッチですよ!

「さあ、勇者様よ! 今こそドアを開けるのです…!」

「無駄に格調高く言ってみても駄目だからな!?」

「良いからドアを開けましょ? ね、勇者様?」

「く…っ 優しく言いつつ、押し出す力は全然優しくない!」

 当然です。

 さあ、勇者様は果たしてこのままサンドされてしまうのでしょうか…


 ………と、道は勇者様が拓くしかないかに思われたのですが。

 予想していなかった形で、ドアが開かれました。

 というか、内側から開かれましたよ。

 外開きだったらしいドアが開き、


   ガン…ッ


 勇者様の麗しくも気高いお顔に、鋼鉄製のドアががつんと直撃しました。

「~~~~~っ!!」

 流石に痛かったのでしょうね。

 ドア、結構勢いあったし………

 勇者様は顔を押さえて悶絶し、私は開かれたドアを興味津々に覗きこみました。

 もしかして、玄関先で騒いでいた声を聞きつけてアディオンさんが迎え入れようとしたのか……………な………


「……………」

「……………」

「「……………………………」」


 Oh…なんてグリーン………


 覗きこんだ先にいたのは、予想外の顔で。

 というか、緑で。

 うん、めっちゃくちゃものすっごく、緑で。

 葉緑素全開な、その姿。

 ドアから家の中を覗きこんだ先に、緑の野太いナニかがいました。

 うん、これは………前に見たブツですね。

 間違いありません。


 魔境妖精郷(アルフヘイム)産、アスパラです。


 私の身長よりまだ高い頭上から、アスパラは私を見下ろし首を傾げました。

 なんて言うんでしたっけ、この衣装。

 えーと……………袈裟?

 やたらと目に眩しいアスパラ文様の袈裟を身に纏ったアスパラでした。

 穏やかな気質なのかいきなり攻撃してこなかったのは幸いです。

「うんだばー?」

「あ、これはご丁寧に…」

「ふんだばーば、うんだばー!」

「あ、いえいえ遠慮じゃなくってね?」

「待ってくれ、リアンカ! なんで普通に会話が成立してるっぽいんだ…! 俺が全く展開について行けてないんだが!」

「ほーら勇者様、アスパラさんですよー?」

「そんな幼子に対して言い含める様に言わなくっても見たらわかるから…!!」

「それじゃあ、何に驚いているんですか? 腰を抜かすくらい」

「こっ………腰は抜かしてないだろう!? 俺が驚いているのは! アスパラがこの家の中にいることと! それからリアンカが野菜の言葉(?)を理解してるっぽいことだ! というか喋る野菜って何なんだ…!!」

「アスパラです」

「そうじゃなくってな!? 見ればわかるから!」

「ちなみに言葉は私にもわかりませんよー…えぇと、会話はなんとなく?」

「なんとなくで頭を下げ合っていたのか、君…とあ、あ、あああアスパラは!」

「わー…なんだか滅茶苦茶言い辛そうですね、アスパラの一言が」

「お願いだから察しろ。察して下さい。そこはそっとしておいてくれ」

「そんな訳にはいかないでしょう。だって目的地…というか今後の勇者様の活動拠点となるべき本拠地の中ですよ? アスパラがいるの」

「なんで初っ端からいきなりアスパラに占拠されてるんだ…! この半年で何があった!?」

「それは先に入居したであろう、アディオンさんに聞かないことには何とも…」

「………よし、何はさておきとにかくまずはアディオンに話を聞きに行こう!」

「わぁ。勇者様が一息に言い切ったー」

「ふんだばー?」

「あ、いえいえ勇者様はお宅へのお客様じゃなくって、お宅の真の支配者ですよ。先に入居していたアディオンさん、知りません? 勇者様はアディオンさんのご主人さまなんですけど…」

「…!!」

「な、なんだそのカッと目を見開いての露骨な驚愕は…」

「う、う、うんだばー…!」

「勇者様、ついて来てほしいみたいですよ!」

「だから何でリアンカは野菜の言ってることがわかるんだ!?」

「そんなもの…ニュアンスです! フィーリングです!」

「……………適当なことを言っているけど、本当はリアンカも理解しきれていないんじゃないか?」

「当り前じゃないですか。私に野菜(アスパラ)の機微を察する野菜魂なんてありませんよ?」

「ならなんで自信満々に意訳した!?」

「ノリとその場の勢いで!」

「リアンカ…君、そんなのばっかりだよな」

「取り敢えず、そろそろ本当にアディオンさんのところに行くとしましょう」

「ああ………事情を聞かないと、な…」

 何やら浮かない様子の勇者様。

 お得意の「悪い予感」でもするんでしょうか?

 行かなきゃいけないとご本人も思ってはいるようですが…

 その重い足取り、放っておいたら根が生えそうです。

 でもそろそろ野菜ネタもお腹いっぱいなので、私が勇者様の手を引っ張ってあげることにしました。

 

 そうしてアスパラの先導で『勇者様ハウス』に足を踏み入れたんですけど…

 そこに待ち受けていたのは、『緑の衝撃』でした。

 それも、勇者様が轟沈しそうな勢いの。

「な、な、何があったんだ、アディオン…っ」

 勇者様の良いお声が、悲痛な色を帯びて響きます。

 悲壮感たっぷりのお声は、そこだけ聞くととっても悲劇仕様。

 でも周囲の状況が私の笑いを誘います。

 だって。


 緑。

 みどり、みどり、みどり…。

 緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑……………


 勇者様の圧迫された精神が、今にも悲鳴を上げて発狂しそうな勢いで。

 そこに、そこかしこに、廊下のあちこち物の影、密やかな隅っこ。

 あちこちにひょこりと頭を覗かせ、窺うように此方を見てくる。


 それ即ち、アスパラ。

 

 勇者様のお家の筈のハウスは、色とりどり大小様々なアスパラの侵略を受けているようでした。

 簡単に言うと、家の中に溢れかえっとる…。

「わー………数えるのも面倒な」

「り、リアンカ…一度、一度逃げよう! この家は危険だ!」

「もう、往生際悪いですよ、勇者様ー…」

「頼む…っ お願いだから手を離さないでくれ………!」

「え、何その切実そうな声音のお願い…って、なんで目を瞑って歩いてるんですか、勇者様! 事故るよ!?」

「いま、今…っ現実を直視したら、俺は気が狂ってしまうかもしれない……」

「わあ、相変わらず見事に的確な自己防衛本能が働いたんですねー…それでつまり、私に手を引けと?」

「………頼める、だろうか?」

「水臭いですよ、勇者様ったら! 私達、お友達ですよね?」

「リアンカ…!」

「……………だから当然、私の性格は把握してますよね?」

「ふぇ!?」

「もー勇者様ったら仕方ないんだからー(棒読み)。目を開けたら虎穴(ナベ)の中とか、アスパラの口の中でも知りませんよーぅ♪」

「待て、今何か不吉な副音声が聞こえた…!」

「――勇者様のエキスって、凄い素材になりそうだよね」

「なんでそこだけキリッとした声で言うんだ…!?」

「ささ、勇者様? 足下に全長十五cmくらいのちっさいアスパラがうろちょろしてますからねー。ひっかけて転ばないよう、大人しくついて来て下さいねー」

「アスパラで十五㎝って小さいのか…?」

 アスパラを直視することを拒んだ、勇者様。

 いつの間にか目隠し状態で、私に手を引かれるままです。

 信用してくれてるのかな?

 私のこと、信頼してくれてるのかな?

 それはとっても嬉しいよ。

 うん、素直に嬉しい。

 でも私、今まで勇者様を前に散々やらかしてきたと思うんだけど…

 勇者様のまっすぐで真っ白なお心は素晴らしいと思うよ?

 けどここまで真っ直ぐに信頼されたら、ちょっとくすぐったいというか、むずむずするというか…なんだか、思わず悪戯しちゃいたくなる。

 私に手を引かれるままという状況も、中々に悪戯心を擽ります。

 

 ………気がついたら私とアスパラが摩り替ってたりしたら、どうするかなぁ。

 考えるけれど実行しちゃうべきかなぁ、これ。

 でも流石にそこまですると可哀想かなぁ…?

 

 私がそんなことを考えているとは思わないで、素直に手を引かれる勇者様。

 実際、信頼を裏切りたくない私と悪戯したい私は随分と内心で葛藤しました。

 でも、幸か不幸か…やっぱり勇者様にとっては幸いなのかな?


 だって私が悪戯を実践する前に。

 私達は、『そこ』に辿り着いたんですから。


 『そこ』は暖かな日差しが差し込む、居間で。

 私達はそこでアディオンさんの姿を見出しました。


 

 たくさんのアスパラにまみれた、あでぃおんさんを。



 勇者様が叫びました。

「あ、あ、あっ…アディオぉん!!?」

 目的地への到達が私の足を止めさせ、その動作で状況を察して。

 目を開けた勇者様の顔面は、蒼白。

 だって目の前に広がる光景が、勇者様に受け入れられるとは思えない。


 『けっかふざ』って言うんだっけ?

 なんだかちょっとややこしい、あの痛そうな座り姿勢。

 そのままぴくりとも微動だにしない、アディオンさん。

 彼は………全長四m位の大きなアスパラの上にいました。

 坐禅を組んだ、アスパラの膝の上に。

 そしてアディオンさんの身体の上…頭や肩や、お膝の上にもそれぞれミニマムなサイズのアスパラがわらわらと……

 そのどれもが静謐な表情で、凄く静かな気配で。

 全く動かない。

 まるで、石から削りだした彫像みたいに。

 動揺する勇者様の姿すら、目に入れることなく。

 ………何だか苔生した千年樹みたいな気配が…。


 見るからにとっても異様な、この光景。

 なんだこれ、と。

 隣の勇者様が小さく呟くのが聞こえました。

 それから思い切ったように、勇者様が叫んだんです。


「何があったんだ、アディオン――っ!!」


 その声は、強い響きで室内に響き渡って。

 揺れる音の波が、アディオンさんを揺さぶる。


「………殿下?」


 そっと静かに目を開いたアディオンさんは、そっと小さく微笑んで。

 ……………何だか、仏様みたいな顔をしていました。






アディオンさん

 状態異常:『悟り』

 どうやら悟りを開いちゃった模様…。

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