表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/68

翠と橙(みどりとゆず) vol.055 「しっかりと雅楽の看板娘だもんね~~。」

その料理を一口、尋音。そして、もぐもぐと。そして目をキョロキョロと…。

すると万美も…。そして、ふたり、顔を見合わせて…。

そして今度は、にっこりと、両手を上下に、両足も上下に、

「旨い旨い。。。凄~~い、美味しい~~。」


そんなふたりを見て絃。息をふ~~っと吐いて。

そして両手を2,3度天井に向けて、

「やった。やった。ありがとう~~。」


雅樂、

「けけけけ。良かったな、絃。」


万美、

「うんうんうん。美味しい、美味しい。」


「さっそく客にも出したが、もう~~。べた褒めだ。かかかか。」


尋音、

「うんうんうん。いいよ、いいよ。さすが、雅樂じぃ仕込み。」


雅樂、

「あったりめぇ~だ~な。かかかか。」


「ねぇ~~。絃~~。しっかりと雅楽の看板娘だもんね~~。」


絃、

「はは。うん。サンキュ~~。」


「ねぇ~~。料理も旨い。そして、可愛いし、綺麗だし。」

薫郎、生を飲みながら、そして腕組んで。

「なんで彼氏…できない…。」


そんな薫郎の頭を後ろからペン。万美。


薫郎、

「痛った~~。」


「おぃ。」


「かかかか。」

尋音。


「失礼な事、言うもんじゃない。ユッキ。」

少し睨んだように万美。

「あんた、あれで、彼氏できてみなさい。雅樂じぃ、悲しむよ。」


その声を聞いて尋音、

「ぶっ。」


翠も、

「かかかか。」


雅樂、

「あ~~???なんか言ったか~~???」


万美、慌てて、左手を振って、

「んんん…、んんん…。なんでも。ただ、絃は雅楽の看板娘でもあるし、雅楽のアイドルだって。」


雅樂、それを聞いて、

「あったりめぇだぁな。なぁ~~。絃~~。」


カウンターの中で洗い物をしながら絃、

「はは。うん。ありがと。」


そして、店のドアがガラリと。


絃、雅樂、

「いらっしゃいませ~~。」

「えぃらっしゃ~~い。」


客、連れの女性に、

「ここ、ここ。大将、この前の、あの新しいメニュー、お願いできる…???2人分。」


雅樂、

「あいよ~~。けけけ。」

絃を見ながら。


絃、笑顔で、

「うん。」

少し、目を潤ませながら。


カウンターの翠、尋音、万美、真ん丸の目をして、

口をすぼめて、3人共に、音の出ない拍手。

カウンターの中の絃を見て、3人、親指を上に、クィクィと。


絃、笑顔で、

「うん。」


そして、新しい客の前に絃、

「いらっしゃいませ~~。」


連れの女性客、

「わぁ~~。店員さん、可愛いし、綺麗~~。」


絃、ほんのり赤く。

「ありがとうございます。」


カウンターの翠、尋音、万美、笑顔で、

「ふふ。」


雅樂、薫郎を見て笑顔。

そんな雅樂を見て薫郎、眉毛を上下に、右手親指を上にガシッと。


雅樂、

「かかかか。」


そして焼き鳥を一口、薫郎、

「あっ。」


万美、

「ふん…???どしたの~ユッキ…???」


「ふん。ゆずちゃんって、ルッポラに…良く…行くのかな…???」

「はい…???」


「何々…???それって…どういう事…???」

尋音、翠。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ