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翠と橙(みどりとゆず) vol.005 恋愛真っ只中。

「それにしても…。」

テーブルの向かいの席でビールを飲んでいる千慧を見ながら薫朗。


「ん~~???」

「まさか…。マネージャーと、こんな風に食事できるなんて…。」


「あ~~。それ…、ユッキ、ある意味、逆パワハラ…。」


そんな千慧の前で、

「あっ。いやいやいや…、決して、そんな…。」


「でもね~~。結構…そういう感じで、私…、見られるんだよね~~。」


薫朗、頭の中で、

「…だって、そんなオーラ、ありありだし…。余りに、クール過ぎるもん。」


「コバからも…。いっつも言われるんだけどね~~。」


薫朗、

「あはははははは。」

そして、また頭の中で、

「…でも、そんなだから、凄いトコ、いっつも、開拓してくるし。」

そして口に出して薫朗、

「でも、マネージャー、凄いっすよ、いっつも、凄いトコ、取ってくるし。」


その言葉に千慧、にっこりと、

「そお…。ニッ。」

そして、

「あっ。そう言えば、今日だよ。ウチに新しい子…、来るの。いきなりだから、びっくりしちゃった。」


その声に薫朗、

「へっ…???新しい子…???」


「ふん。昨夜、コバちゃんから電話あってね。かなり、使える子。…なんだって。しかも…。22~~。」


薫朗、

「かなり…、使える子…???しかも…22~~。」

その途端、

「うそっ!!!俺と同い年!!!」


千慧、

「あれ…???ユッキ、22だったんだ。かかかか。」


「いやいやいや、マネージャー…。」

「全~~っ然、そう言う風には…見えないんだけど…。もしかして…、みどと、付き合ってるから…か…???」


その声に薫朗、

「いやいやいや。ここで、それ、言いますか…。」


「いやいやいや。だって、あんた、一つ屋根の下、同棲してるし…。」



そうなのである。ここで言う山根千慧の言う通り、

千慧の目の前にいる男性、杉浦薫朗、22歳、

現在、「ジェシカ」のフロア・チーフ、逢坂翠、24歳と恋愛真っ只中。

そして、一つ屋根の下。

…と言うのが、以前にも説明した通りに、焼き鳥「雅樂(がらく)」その2階で、

翠と生活を共にしている。



「結構~。ざっくばらんな性格…の割に、殊、仕事となると、右に出る人…、いないもんね~~、みどは。」

そして、一呼吸置いて千慧、

「それでもって、そんな奴が、周りから嫌われる…。…と、思いがち…、なんだけど…。その…逆なんだから…。みんなと同じラインなんだから…不思議。」

そして薫朗の顔を見て、

「そんなヤツが恋人なんだよ、あんた。22なんて、見えない、見えない。」

右手を振りながら千慧。


「いやいやいや。そんな事…、言われても…。」

薫朗。


「そんな男が、今じゃ、ジェシカには、なくてはならない営業。」

そして、少し色っぽい表情をして、

「ある意味、素敵な刺激…。に、なっている…。」


その途端、薫朗、

「マネージャッ!!!」


千慧、

「かっかかかか。冗談、冗談。」

そして、

「さて。食べよ。とにかく、明日の本戦に備えるよ。一癖も二癖もある…、本丸。しっかり、仕掛けるよ~~。」


そんな目の前の女性に薫朗、

「はい。準備は整ってます。」


千慧、にっこりと、

「よろしい。」





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