表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私にだって救える世界がある!  作者: 小鳥遊葵
プロローグ
1/33

プロローグ

 聖王暦二千二十年、八月一日――


 すべてはこの日から始まった。

 この日を境界として全てが変わった。

 ”聖王国”と呼ばれたこの国が――

 この国を含む俺達の世界が――


 この世界の外(異世界)からやって来た”強い力”と”意志”によって、当然だと思っていたこの世界のあり方は根本から作り変えられたのだ。

 ”創造”であると同時に”破壊”としか言いようのないこの壮絶な事業は後に”世界再生”と呼ばれた。


 ところで、この世界以上に私の人生はこの日から文字通り劇的に変わってしまった……

 正直、とんでもない貧乏クジを引いたと思っている。


――『世界再生紀 序文』 著者 共和国軍 初代大元帥 ホーエンシュタウフェン




プロローグ



 街が燃えている――


 目の前の魔神の強さに誰もが絶望感を抱く中、少女は立ち上がった。

 自身もボロボロになりながら、だが、凛とした声が響く。


 「この世界が病んでいるというのなら、アタシが救ってみせる!」


 燃えるような瞳で真っ直ぐに眼前の殺意に向かって言い放つ。

 その姿は女神のようであり、言いしれぬ恐怖を感じさせる魔王のようでもあった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ