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架空日本史  作者: 源氏石川左衛門尉久式
7/7

7.vs松田家スタート

「其方らにはこれを量産して欲しい。」

「これは?」

「種子島というものだ。」

「これが噂の種子島ですか!」


義武へ備前長船を訪れていた。長船は刀鍛冶が盛んな土地であり、前世でも火縄銃の製造を行っていた。


「できるか?」

「作り方が分からないのですが…」

「これはな鉄の筒なんだよ。かくかくしかじか。できたら報告してくれ。」

「は、分かりました。」


義武は一宮軍をより近代化するつもりだった。もちろん銃の性能がまだ良くないし他にも様々な問題があるので全ての兵に銃を装備させるわけにはいかない。あくまで一部隊として運用するつもりだ。


「美作に出陣する。」

「は、兵はいくらほど連れて行きましょうか?」

「五千だ。」

「御意」


一宮家の総兵力は六、七千ほどに膨れ上がっていた。これは徴兵令のおかげである。


今回出陣する美作は備前と同じように大名と呼べるほどの勢力はないため、1年もかからずに制圧する予定だった。しかし、ここで横槍が入る。


「殿!!松田軍がこちらに来ているという情報が入りました!」

「なに!兵はいくらほどだ?」

「おそらく三千はいると…」

「このままでは挟み撃ちにされる。くそ、退却だ。全軍退却せよ。」

「は、退却!退却!」


松田家は備中の守護の家柄であり備中の大半を手中に納める大名だ。ここに一宮家vs松田家の戦いが始まった。

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