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時の階~主婦のひととき、かわいいちゃんとお母さん~キャラバン出発六日前~お姉さん達の秘密

いよいよ キャラバンへ向けた様々な

準備をする内に 気づく事がしばしばある

何かが動き始める予感


少しずつ直したり解りやすく成るよう

加筆しています


飽きずに読んでください

お願いしますm(__)m

私)

「おはよう、かわいいちゃん今日も1日


良い天気になりそうよあら まだ眠いの?


昨夜暴れるからよ」


みなまで思い出したくない



「あっ夫 おはよう、直ぐご飯出来るよ


チョット待っててね」



夫にお弁当作って


洗濯と掃除終えてから


かわいいちゃんと一緒に夫をお見送りしたから


かわいいちゃんとご飯食べてと思ったら



何か元気がない



私)

「かわいいちゃん、どうしたの?お腹痛いの?


気持ち悪いの?」


かわいいちゃん)

「ク~ン、ク~ン、ン~」


私)

「抱っこしてあげるからおいで」


 って、抱き上げたら〇ンチ〇が


若干赤くなっているかな……


「だから~もう止めてって とめたのに」


可哀想


とりあえず消毒だけでもしてあげるよ


かわいいちゃんが「キャン」って


私)

「あー、ゴメンね 我慢して」


     何か


昨夜からすんごく疲れた


かわいいちゃんは家に来たときから


体調が悪かったりすると私の肩に


何時間でも寄りかかって


私に抱っこされて 良くなるまで


眠るということをしていた



病気の度に


かわいいちゃん)

「お母さん抱っこして~」って


私)

「かわいいちゃん〇〇痛かったね~って


フーフー」してあげたら


安心して 私の肩で寝ました


やれやれだな 


其れにしても 何でか解らないけど


痛くした時ってフーフーしてもらうと


痛みが和らぐ気がするよな~


特に子供の時のそういうのって凄く覚えてる


かわいいちゃんも同じなのかな?


普通はいやなことされたら寄って来ないよね


薬付けるとか其れにしても


かわいいちゃんは重くなったな~


肥ってるとかじゃなく 同じ月齢の仔犬と比べて


ガッシリしてて頭半分長い 


先日クリニックでかわいいちゃんは


大き目ですね 贅肉も付いてないしって


言われた その時あぁ 


やっぱり大きいんだと思ったなんとなく


納得したよそんな事をボーと考えていたら





意識がとおのいていく …


私は東屋の女に吸い寄せられる様に


近づき女の記憶中に入っていった…


眼の前に周りの様子が広がり





そして 私は舞いの鍛練の為


練習場にいた


キャラバンに出るまであと六日だ


その前にキャラバンで私のと一緒に舞う


者を選んで 最終調整しなければ


舞い手と楽団で十人位だな 


本来ならばいざというときの為に


あまり私の事情を知らない


者の方が良いのだが

 

誰かに捕まったとしても本人の為に


知らなければ話しようが無いから


何時も一緒に鍛練している者達で


良いだろう


心配性の手練手管のお姉さん達と


お兄さんに見えないお兄さん達と




お姉さん達は 昨日も  勇)(たけに)


薬を使っていたようだ 


     本当に 



心底止めてもらいたい 





大体嫁達とはきちんと良~く話し合って


決めたことだし 父親を喪った


子供達を母親ごと


養い親として 引き取っただけなのに



勇)(たけ)とも良く話し合って


できるだけ嫁達ともよい関係を


結んでほしいが そう容易い話ではないのか


二人の妻に子供を一人ずつ 設けたきりだ


三人の嫁達は最初は ぎこちなかったが


私の幼馴染みで親友だからか…


今は皆信頼が深まっている


週に二日は親子 夫婦 十五人で


ワイワイと雑魚寝したりする


子供達はそれはもう 大騒ぎだ 


中々寝ないし


とても仲が良い 眠くて 倒れる寸前まで遊んでいる


大変だが微笑ましい 小動物の巣の様だ




兄さま達が初めてキャラバンに出るとき


もしもの時はそうするようにと





予め大体の事は決めてあったのに



それでもやはりというべきか



お姉さん達や他の者も


特にお姉さん達が…


私が嫁を迎えてから 何かと探りを


入れて構ってくる うまくいっているか


心配なのか 単に興味があるだけなのか


それとも……お祖…



       いやいや 


兎に角 何かと


知りたがりさん達になってしまった


この事は後できっちり


話を付けなければいけない


そう しっかりと







まあ まずはキャラバン


の事を考えなければ


此処でキャラバンに同行する


お姉さん達と お兄さん達の詳しい


紹介をしよう 基本的に楽器や舞は


全員出来るが お兄さん達は


私達女の舞い手が 跳び跳ねる時や


宙返りするのを手助けしてくれる


人を圧倒する勢いにのある


舞いをするためには


跳躍力が必要だからだ


お兄さん達は五名いて


赤輝(せっき)二十六歳が頭で歳の順に


元燈(げんとう)二十五歳


春赤(しゅんしゃく)二十三歳


燈夏(とうか)二十二歳


紅鈴(こうりん)二十歳


皆細くしなやかな筋肉質なのだが


舞踊団や楽団の者は皆束ねた髪に


四角い70センチ四方の布をかぶり 


小く丸いつばの無い帽子を


飾りの少ないかんざしで止めている


舞いをする時は顔に布を付け


ハッキリ確認できるのは


目だけとなる その事もあり


一族の者達は男も女も長い髪を


束ねている為 お姉さんに


間違われる事も(しばしば)ある



 さてお姉さん達だが


月紅(げっこう)二十六歳が頭で 


歳の順に


紅露(こうろ)紅雫(こうする)


は二十三歳の双子


燈楓(とふう)二十歳


桃彗(とうすい)十九歳


私 (すばる)十六 


もうすぐ十七歳を入れて十一人だ


どこかの館で舞うには


ギリギリの人数だが キャラバンで


旅しながら町で舞うには


ちょうどよい 派手な人数だ


私達が舞いで使う道具は 


長い帯状の薄布だけでは無く


花の飾りの付いた150センチ程の


長さの布を手首に縛り付け


浮かせたり 漂わせたりしながら


舞う 勿論此にも花の飾りの


根元に薬を塗った


針を仕込んである必要な時は


何時でも飛ばせるように




楽器は薄い金属製のタンバリンに


小さな鐘が五つほど鎖で繋いである


ものや 普通の皮製のタンバリン


手琴や 弓琴


大小の太鼓や 笛や 


木製の筒(ラッパの様に音を出す)


が大小 様々だ


さあお姉さん達やお兄さん達に


声をかけて舞いの鍛練を


始めなければ 舞いの道具置場が


彼らの溜まり場と化しているので


呼びにいった 


私) 

「皆とキャラバンに行く事に決めたよ


今から鍛練始めよう」


話し掛けながら扉を開いた


赤輝)

「やった賭けは私達の勝ちだ」


月紅)

「あ~負けた~ くそっ 仕方ない


今夜の酒は任せておけ」


春赤)

「やった~ 飲むぞ~ 


へっ へ~ 楽し~み〰」


燈夏)

「倒れるまで飲むぞ~」


紅鈴)

「程々にね~」


元燈)

「やれやれ 私も程々に - - -

 

思い切り飲むか~」


私)

「皆キャラバン行き 賭けてたの?」


((も~只の飲んべえと 知りたがりの


野次馬の集まりじゃないか!!))



月紅)

「スーちゃんそんなに


呆れちゃいや~ 皆行きたくて


心配してたのよ~ 


自分達が選ばれるかってね」


私)

「ごめんねみんな 皆一緒だから


あっ お酒は程々にね」





   勇)(たけ)の心の溜め息



勇)(たけ)

((其れにしても 昨夜はこう(紅昂)に


舞踊団のお姉さん達の事詳しく聞けなかった 


一体どうなっているのか))


まぁ キャラバンの事は


詳しく聞いたが こう(紅昂)は何を


あんなに心配しているのか


兎に角 無事に帰って来て欲しい


何もなければ其で良いが


なみば様にはあれほど


お願いしておいたのに


こう(紅昂)を説得しきれなかったって


きっと違うな 




子供達の事だけでなく


何かある予感がする


兎に角気を引き締めてかからねば


まず 今は子供達が優先だな


構って欲しくて雪崩のように


押し寄せてくる


勇)(たけ)


「あ~止めろ~落ち着け 落ち着けって」





ク~ンク~ンク~ン




私)

「う~んっ 何か痛い」



って 「かわいいちゃん重い」 いつの間にか 


かれこれ一時間位経ちますね


「お母さんは 肩が痛い首がつりそうだよ」


キャラバンに出るまでの間に準備の様子や

妻達との関わりや子供達の様子

様々な事を書いていく予定です


勿論かわいいちゃんのことも

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