主婦のひととき第四話かわいいちゃんはマッチョマン~おまけの話し
かわいいちゃんとお母さんの日常茶飯事と、
一勇の心模様の話しから構成したものになります
私)「かわいいちゃん、おはよう」
かわいいちゃん)「ク~ン~ン」
私)「あら、まだ眠いの~ 」
((なら今のうちに、
夫の朝食とお弁当を作らなくっちゃ))
「さー、終わったぞ かわいいちゃんはどうかな?」
「(かわいいちゃん?) まだ眠いの?」
かわいいちゃん) 「ク~ン、ク~ン)
私)「もう少し、寝てても良いよ、
は~それにしても、
かわいいちゃんが家に来て、もう半年もたつのね~
かわいいちゃんて、本当に小さかったのに、」
「お母さんと一緒に、遊んだり運動したりしている内に
すっかり体力もついて、
筋肉質でガッシリした体型になったね」
「お母さん、ちょっと複雑だよ~」
夫には(鍛え方が、
ちょっとハード過ぎるんじゃないか)
って言われたけど…、私的には、
そーでもないんじゃないかなって…と思う、たぶん…
えっ、どんな遊びかって? ン~たとえば…、
ボールなら、取ってこいの遊びを、
かわいいちゃん)が「ひ~ん、ひ~ん」ってなって、
ボールを隠して、
「お母さん、ボール無かったよ」って
誤魔化したり
クッションで遊ぶ時は、
私)の(かわいいちゃん、がんばれ)の歌で、
応援しクッションをポンポン動かして上げたり
かわいいちゃんが、健康で
丈夫になって来るのが嬉しくて…
やり過ぎたかもしれない…
大きい犬にするみたいに、
相手したかも…
〇ゴロウさんみたいに
(ヨーシ、ヨシ、ヨシヨーシ、ヨシ)
って感じで、遊びながら
両手を犬の口に見立てて、ガウガウごっこしたり、
かわいいちゃんが) お腹を見せて「お母さん、
本気じゃないよね、ねっ、ねっ、」って
だってお腹を見せて、くねくねかわいいのよ~、
最初はそんなに、しつこく遊ばなかったけど、
十分位運動したり、遊んだりすると
グロッキーになるから、
そのまま止めてたんだけどね~
四~五分経つと復活してきて、
かわいいちゃん)がお母さん、「遊ぼうよ~って」
しつこくしてくるから
これでどうかなって、探っている内に
こんな事になってしまった、
かわいいちゃんの体力有りすぎだよ~
あっ ちなみに、クッションは
かわいいちゃん(ミニチュアダックス)
の倍の大きさの、マカロン形のやつを
かみかみしたり、マウンティングしたり
可愛いかったから、
クッションに名前つけて、〇〇ちゃん
を持っておいで遊ぼうって楽しくしてたのに、
その内に恐ろしい事が…
振り回す様になってしまいました…
脚力を鍛えようと蹴りも教えてたら、
クッションにもするように
なってしまった…
〇vみたいで、なんかやだ…、
クッションに、
名前なんてつけなきゃよかった… 、
止めてくれ~
いやいや、冷静に考えよう…
猟犬だからやっている事は凄く
当たり前の事だし…、
でも、名前がな~
彼としては、
ちゃんと愛情を持っている…と思う、
たぶん…
洗ってべつの場所に乾かしてたら、
悲しげに、名前を呼びながら何時間も探しているし、
たまりかねて、ドライヤーで乾かして上げたら、
喜んでクッションに抱きついてた、
やっぱりかわいいちゃんはクッション凄く好きなのね
それにしてもかわいいちゃんの体型がかなり
ガッシリしてきたな~
前に作った洋服もいつの間にか入らなくなったね~
もうすぐお祭りだから、
豆絞りで浴衣作って上げようね~
ボーッとしてそんなことを考えていたら、
意識がまた、霧の中に引き込まれていく…
あぁ~何か何時もと違う気がするが、何だろう?
おまけの話し、
時の階~少年の決意と?、
協同生活1日目
勇の心の模様
それにしても、紅昂は本当にずば抜けて、強いよな、
なみば様が(紅昂の祖父)、本人には内密に
紫玉組に入れようとして、動いていたのも頷ける
夫 選びのあの日
わずか十にしてあの動き、
三人を相手に攻撃を流れるようにかわしながら、
反撃に転じ尚且つ朝から晩まで
戦い続けられるとは、
余りの強さに呆れてしまった、そして
思わず一生涯共にいようと勝手に心に決めた、
例えタマシイの半身では無くとも、
影となって支えようと思ってしまった、
俺の思いが強かったのか、最後まで残れたがな、
紅昂は知らされてないみたいだが、
瑠璃葉様(紅昂の祖母)の占いには、
俺たち三人ともが同じだけ、
夫になる可能性があったのだ
改めて、
俺は心から強く思うタマシイの半身だと
そして、
紅昂を誰よりも深く理解し守ってやりたいと…
それにしても、
紅昂のやつ羞恥心って無いのか?、天然か?
いやいや、つい昨日まで兄たちや孤児達と
一緒に寝食を共にしていたと言ってたから…、天然か…
にしても俺の目の前に、
仁王立ちで話し掛けてくるかな?
きっとあれだ、 羞恥心てなにそれって美味しいの?
ってヤツなのか?う~ん解らん、
俺の事はどう思っているのか、少し不安だ、
とにかくしばらく見守る事にしよう。
此れからの話しは、時の階と、主婦のひとときと、一勇の心模様から順番に進めて行きたいと思います