表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

時の間にさ迷う者  一話目

主人公が思い出した、重すぎる前世の罪故に苦悩してる毎日と、今家族との幸せな日々、もしかして、誰にでも起こるかもしれない事か?

此処はいったい何処なのだろう…霧が深く何処に居るのか判らない

暫くすると、少しずつ霧も晴れてきて、視界も開けた

すると目の前に


曲がりくねっていて、上ったり下ったりしている(階)が現れた

所々に東屋が在って、どうやらその一つ一つに、人が一人ずつ居るらしい、


年齢も、性別も、服装も、様々な者たちが居た…

私が最初に見た東屋には、女が踞っていた……。


その時、ドンッという衝撃と共にわき腹に痛みが走った、


うっ(ごほっ)息を詰まらせつつ、現実に引き戻される、夫を送り出した後、食事を済ませた後ボーっとしていて、どうら又白昼夢を見ていたようだ、


痛みの元凶に目を向けて見るとそこには

愛息子(愛犬)の、かわいいちゃんが……


かわいいちゃん) ネー、お母さん遊んで~、撫で撫でして~、抱っこして~、

オヤツちょうだい~、って暴れているので、


(判ったからドンッってしないで~) と抱っこしてかわいいちゃんの顔をくりくり撫でて、お母さんのオリジナル曲

「かわいいちゃんとお母さんの歌」 を歌いつつかわいいちゃんと

お遊戯タ~イム、(ん~こんなことをしているのは、きっと私だけではないはすだよな~…たぶん)


今思えば懐かしい、夫の両親もすでに亡く、二人暮しの私達夫婦は犬を飼う事にした、あちこちのペットショップを回る中、

前に見かけて、(いいな~)と思っていた仔犬がまだ残っていて、

しかも心無しか同じ月齢の仔犬と比べて大きい…


何より半額以下になっていて、(このまま売れ残ると、処分とかされちゃうのかな~)と悲しい気持ちになっていると、


それまでソッポを向いて寝ていた仔犬が起き上がり、

私と目が合ったその瞬間にびびびっときた、


話しに聞いたことはあったけど、

私は運命の出逢いなんか信じてなかった、でも…見事にハートを

ギュ~っとわしづかみにされた、もうギュっギュ~って


すぐさま夫にメールと留守電にメッセージを入れて、夕方帰宅したばかりの夫を急かして、仔犬に会いに行き、触らせてもらったり、抱っこさせてもらったりした、

何日かお試し期間があると聞き、

ふとこの子は何回か戻されて来たのかなと思った……

飼う事を決めて、仔犬を迎える準備もあるし、


その日は悲しげに泣く仔犬に後ろ髪を引かれながら、仔犬のフード以外の物を揃えに走った、


3日後、部屋のセッティングも終わり迎えに行ったら

ショップの人が、お父さんとお母さんが迎えに来たよと仔犬に話しかけ連れて来て、思わずお母さんと言う言葉に感動を覚え、震えてしまった、

抱っこさせてもらったら、肉球と四肢の爪でしがみついてきて…


ふるふると震えて弱々しく私にしがみついてきたのに…

いつの間にか、

らんぼうくんになってしまった。


次の瞬間、みぞおちに頭突きをもらう(うっごほっ)。


かわいいちゃん) お母さん~ぼくをみてってば~

判ったからねっ 遊ぶ、一緒に遊んであげるから~。


第二話に続く

重い物語の前に主婦の一時で、かわいいちゃんと和んで欲しいデス、読んでくださる皆様には、優しく見守って頂きたいデス。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ