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生産職で最強  作者: みなゆ
一章第二部 開放
22/24

精霊の住処―後編―

王の間に入ると、オベロンがいた。

ボスなのだろう。


いきなり使ってきた精霊の息吹の攻撃範囲は120°。

これは盾役(タンク)がいないとパーティ崩壊しそう…

範囲内の対象の後方にはセフティーゾーンできてるだけまだ優しい。


ランドルフが大盾を装備していたため壁となって被弾はランドルフだけになった。

…が、問題はここからだった。

精霊の息吹の範囲から精霊が現れたのだ。


ラビラビはオベロンの後方に回ってチクチク削ってる。

ヘイトが早速ラビラビに移った。

4属性魔法を使うが高い俊敏で上手く躱してるね。


周囲の精霊の処理が済んだのでランドルフのタウントでオベロンを横に向かせて背後から集中砲火。

とまた精霊の息吹が来た。

使用頻度が多い。。。


しかし、ランドルフは召喚された精霊をタウントからの槌の範囲攻撃である振り回し《スイング》でゴリゴリ削っていく。

中衛であるアベルトが光魔法でウィスプの処理をする盤石の体制。

セスは周囲の精霊処理とそれが済んだらランドルフの背後からオベロンに弓でゴリゴリ削ってる。


もう一人の前衛ラビラビはオベロンのバックを取ってバックアタック技術を連打。

バックを取ると確定急所の優秀な攻撃技術である。

【バックアタック:背後から攻撃すると確定急所】

ちなみに急所ダメージはダメージ軽減の対象にならず、威力も1.5倍と大きい。


俺はセスの後ろで通常攻撃してセスにヘイトが集まらないようにする役割であった。


パーティの精霊は全て一度ラビラビ側に移動させてから集中砲火モード。


>セス:23%

>ラビラビ:22%

>アベルト:20%

>ランドルフ:20%

>アヤト:14%

攻撃貢献はおおよそこんな感じで推移している。


弓の連射速度+召喚モンスターの追撃が確定急所を上回ってるがそれ以外は予定調和といった感じ。



オベロンのHPが半分減ったところで行動に変化があった。

精霊の息吹の範囲が180°に広がり精霊の湧く量が増えた。

また使う魔法の種類が増え、全て範囲魔法に変わってる。


直線範囲のサンダーボルトが直線貫通でセスが即死。

180°範囲のアクアウェーブの強制ノックバックでアベルトがオベロンから引きはがされる。

サンドストームが360°広範囲で魔法持続ダメ+視界減少。

そこに爆裂魔法のフレアが襲ってくる。

さらにコキュートスの360°広範囲凍結攻撃。


俺は召喚モンスターをボス前にポニーテからマンダサラに変更していたので、凍結していたランドルフとラビラビをマンダサラで凍結解除。

コキュートスはダメージはおとなしいものだった。


貫通攻撃は予定外だったがそれ以外は概ね順調だった。

セスは21ダメージという絶妙なダメージで沈んでしまったが。


攻撃貢献は

>ラビラビ:23%

>アベルト:22%

>ランドルフ:20%

>セス:18%

>アヤト:15%

まで変動した。


俺はタイミングを見計らってオベロンの背後側に移動。

サンドストームの再発動とライトニングボルトの隙にうまく180°攻撃範囲から離脱できた。


アクアウェーブのタイミングで近づいてると巻き込まれるので素殴りしてはアクアウェーブのタイミングで離れるという動きを繰り返している。


しばらくしてオベロンのHPが尽きた。

ドロップアイテムは【オベロンの杖】。

確定ではないだろうけど現物装備のドロップあるんだね。

詳細は鑑定しないと不明なんだけど。。。

ドロップはランダムで手に入れた人勝ちと決まっていたがセスが手に入れていた。

そこで床ペロしてるんだけどね…


【オベロンの杖:オベロンが持っていた杖。魔法攻撃補正+5%、精霊系モンスター契約補正×2 杖】

うーん優秀だ。


最後に報酬分配して本日は解散となった。

ボスモンスターは契約が不可。


床ペロはMMOにおける死亡状態のこと。

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