11,最後に
以上がごいたの基本戦術です。
ここに書かれているのはあくまでも基本の一部であり、まだ説明していない部分も多くあります。
その点は追々指摘や気づきがあれば追加していこうと思います。
また、実際にごいたを打っていると、ここには書かれていない定跡からはずれた打ち方と遭遇することもあります。
し攻めはそんな最たるものであると言えます。
しかし、そんな打ち方だけでは勝てないと、私は思います。
古の戦術書である孫子にはこういう一文があります。
――凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。(岩波文庫、新訂孫子から引用)
“戦いは、定跡通りの正攻法で負けを少なくし、状況に応じた奇策を使って勝つ。”
まずは定跡や確率から導き出された基本――根幹の部分を習得してから、応用や発展に移行していくのが最も早い上達法だと思います。
ごいたは一人ではできません。
相方と、相手二人と、四人でしかできないゲームです。
また、一人だけの思考だけでこのゲームに勝つことは出来ません。
相方の思考、相手二人の思考、四人の考えが激しく交錯するゲームです。
――ごいたは駒で人と対話するゲームである。
その意味を理解することがこのゲームの上達する第一歩なのかもしれません。
以上で今私が書きたいことは全て書けたと思います。今後、なにか追加したいことなどがあれば新しく作るかもしれません。
引き続き、ごいたを打っている人は、校正などをお願いします。




