5話 盗賊
投稿が遅れてしまい、すいません。
今回は、短めになっています。
もう少し、ストーリーを練ってからにしようと思ったら、1週間すぎてしまいそうだったので、とりあえず、投稿させていただきます。
…………
俺は、暗い中で目を覚ました。
周りが、あまりよく見えない。今はおそらく、自分はベッドの上にいるのだろうか?近くには椅子がある。椅子の上には…人?
その時、俺は、1匹のフェアリーがこっちを見ているのに気がついた。
そのフェアリーは、俺をよく見つめると、その椅子に座っている人を起こしはじめた。
そして、その人は口を開いた。
「…ん。こんな時間に起きたのか?今は何時だ…?」
俺は、色々と聞きたい事があり少し起き上がろうとした。
その瞬間、その男は急いだ口調でこう言った。
「待てっ!…すまないな、大声を出して。もう少し、横になっていてくれないか?なあに、俺は敵なんかじゃないぞ。」
男は、落ち着いた口調でそう言った。俺は、そのまま横になった。
男は、ランプに火をともした。顔がよく見えるようになった。
「これでよし…と。すまんが、あんたの名前を…いや、俺の名前から教えよう。俺の名は、ノアだ。このみずぼらしい服装から分かると思うが、盗賊なんだ。でも、あんたに害を与える気はないぜ。あんたは、名前はなんだ?」
確かに、その男は、見るもみずぼらしい、ぼろぼろのフードつきのマントを羽織っていた。しかし、首には綺麗な赤いペンダントをさげていた。
俺は答えた。
「俺の名前は…カーレだ。」
「ふむ。カーレか。いい名前だな。…ここで話をするのもなんだから、俺のお気に入りのカフェへ行って話をしようじゃないか。その前に、あんたは、このフードのついたマントを羽織っていってくれないか?あまり月の光を浴びずにしてほしい。理由は、店に行ったら話す。それじゃあ、ついてきてくれ。行くぞ、リリー。」
リリーは、どうやらこのフェアリーの名前らしい。青い髪に、青い目をしている。
そして、俺はそのまま従い、ついていった。
次回は、もう少し多めにしていきます。
更新も早めにするよう、こころがけます。