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放浪の戦士  作者: おすん
3/8

3話 過去

ハロー!

今回も、更新していきます!

最近、ココアが美味い季節になってきましたね。

寒い時はココアが一番。笑

「おい!カーレ!起きろ!起きろって!」


大きな声で自分の名前を呼ばれ、目が覚めた。


「…ん。もう、こんな時間か。」


俺は、寝ぼけ眼で時計を確認した。…今は、午後の二時だ。


「お前、この時間まで寝てたのか?学校ぐらいこいよ!お前がいないと、こっちも結構暇なんだよ。」



この男の名は、マルク。俺の友達の一人。俺は、学校に行くのが面倒くさく感じているから、午後の剣術の訓練の時間にしか行かない事が少しある。

マルクが、少し溜息をついて言った。


「お前の家に上がり込むのは、もう何度目だ?まあ、そんなこたぁどうだっていい。早く行かないと遅れちまうぞ。」



「…分かってるよ。」



俺は、顔を洗い、学校へ行くための服装に着替えた。学校で勉強をするのはあまり好きではないが、剣術を習うのは好きだ。


そのまま、マルクと学校ではどうだったかなど聞いて喋ってるうちに、もう学校に着いた。

俺達は、教室に入り、自分の椅子へ座った。


「カーレ、まーた学校休んだの?」


「午前だけだ。」


「おんなじようなもんでしょ。」


この人は、アリス。クラスメートの一人だ。活発な少女で、よく色んな人に話しかけるのを見かける。


「だいたい、なんで学校来ないの?いじめられてるわけでもあるまいし。」


「学校にいても、退屈だからなあ。」


「あたしがいるっしょ。なんなら、こうやってずっと話しかけておいてあげよっか?」


アリスは、あははっ、と笑いそう言った。

ガラガラ。

話をしてる間に、先生が入ってきた。


「皆さん、待たせましたね。それでは、各自外へ移動してください。」


この先生は、自分達の担任の女の先生だ。名前は、シャーロット。まわりの生徒からは、シャーロット先生と呼ばれ、親しまれている。

その時、マルクが大きな声で言った。


「せんせー!カーレが来ましたー!」


「あら?カーレ君、来たんですね。こんにちは。いや、おはようかしら?」


シャーロット先生は、少し笑ってそう言った。まわりの一部の人も少し笑っていたため、自分は、恥ずかしくて顔をそらした。


「それでは、みなさん、移動してくださーい。」


そう言われると、全員席を立ち、外へ向かった。俺は、マルクと一緒に外へ向かった。





外へ到着し、全員で並んだ。そして、この剣術訓練の講師、ダニエル先生が話を始めた。


「諸君、こんにちは!!」


全員で、こんにちはと挨拶を返した。


「うむ!よい挨拶だ。これから、いつも通り剣術の訓練をはじめる!だが!その前に、一つ話がある。」


生徒達は少しざわざわした。


「がははは!気になる気持ちは分かるが、少し落ち着いて聞いてくれ。お前らは、エルフと人間がまだ戦いをしているのは知っているよな?実は、最近、エルフの軍の動きがやけに活発になってきているようだ。少し前に、一つの村がエルフによって襲撃された話はこの前したはずだ。なんと、つい最近は3つの村が同時に襲撃を受けたそうだ。幸い、一つの村が襲撃されて以降、色々な場所の傭兵を雇って村を守らせていたため、なんとか、3つの村は無事だったそうだ。まさか、こんな城下町には、攻めて来ることはないと思うが、いずれ襲撃されるときがあるかもしれない。だから、諸君にはもっと気を引き締めて訓練に取り組んでほしい。以上!話は終わりだ。それじゃあ、訓練をはじめるぞ!」


俺達は、訓練の準備をしはじめた。





訓練が終了し、俺とマルクは話をしながら帰り道をあるいた。


「にしてもよぉ。カーレ。随分と嫌な話もあるもんだよな。」


「ダニエル先生の言っていた事か?」


「ああ、そうだよ。なんか、嫌だよな、戦争って。関係ない人の命も失われるし、なにより、悲しいじゃないか。なんで、先祖の王はこんな事をおっぱじめたんだろうな。」


俺は、少し考え込んだ。


「俺も詳しくは知らないが、事情はあるんだろう。お互いに、お前らが悪いとか言い合ってて続いてきたんだろう。…でも、確かに、マルクの言いたい事も分かる。」


「な!?だろ!?やっぱ、戦争なんてするもんじゃないよな。あ、じゃあ、俺は帰り道こっちだから。またな!」


「あ…。また明日。」


「明日は学校来いよー!!」


マルクは、そう言いこちらに手をふった。


俺は、そのまま家に帰った。そして、疲れからか、自然に俺はベッドで眠ってしまった。

これからが、地獄の始まり。そんな事、俺は予測なんて当然出来なかった。

書き終わりました!もうちょい詰め込もうかと思ったけど、眠いのでやめました。笑

説明が入らないのですが、主人公の名前はカーレです。由来は、後半で判明します。

家族は、母と父の三人家族です。

次回もお楽しみにー。

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