1話 蝕み
今回は初の小説となっています!
更新は不定期ですが、気長に待って見ていただけたら光栄です(*╹▽╹*)
キタヘ キタヘ ムカイツヅケル。
「おっと!お前も『放浪の戦士』か!」
「お、おい! 見ろ!コイツのクレイモアを!コイツが、村で騒いでた賞金首だ!!」
「フゥー!どうやら、やっと当たりを引いたようだな!申し訳ないが…お前さんには、死んでもらうぜ!」
オマエモ…やめ…ろ!俺の中に…。テキ。
俺は、はっきりしない意識の中で、何かが自分の中に入り込んでくるのを感じた。無意識に、自分の巨大なクレイモアを構える。
「ヘヘッ、どいつもこいつも、殺す気は満々のようだな。こっちとしては、ありがたいんだがな。オラッ!いくぞ!油断はするなよ!」
「へいへい!分かってるっつーの!」
ジャマダ。キエテクレ。キエロ、キエロ、キエロ。
クレイモアを構え、勢いよく一人の男へ振り下ろした。
ドガァン!
大きな土煙が舞った。
「へっ、当たらねーよ、そんなの!今度はこっちからだ!!」
その瞬間、勢いよくクレイモアを後ろの方へ振りおろした。一人の男を、勢いよく地面へと叩きつけた。
「がっ、お、お前」
何かを言う前に、死んでしまった。
ヒトリ、キエタ。
「き、貴様あああっ!」
もう一人の男は、剣で勢いよく突いてきた。しかし、自分はその剣を勢いよく自分の剣で吹き飛ばした。
カアンッ!
「うあっ!」
オワリダ。ジャマスルモノ、キエル。
「や、やめてくれ。俺を、俺を」
俺は剣を振り下ろした。そして、その男は死んだ。
キタヘ、キタヘ。
最近は寒いですね!
寒さに負けず、更新していきます!