プロローグ(終)
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名前:カイト・タニモト
種族:人族
身分:平民
性別:男
職業:1.戦士 2.魔法使い 3.治癒術師
年齢:16歳
Lv.1
HP:43(+20)
MP:21(+17)
STR(筋力):23(+18)
DEF(防御力):19(+16)
INT(賢さ):22(+17)
AGI(素早さ):21(+16)
LUK(運):1(+5)
『能力値中上昇』、『異世界言語(会話)』、『異世界言語(筆記)』、
『生活魔法』、『剣術』、『ステータス操作』、『全魔法素質解放』、
『無詠唱』、『鑑定』、『偽装』、『レベルアップ時ボーナス』、
『パーティ恩恵(リーダー)』、『パーティ恩恵(メンバー)』
所持品:アイテムボックス
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「終わったぞ。」
「そうか、お疲れ様。と言っても始まりはこれからなんだけどね。
僕たちの冒険はまだまだこれからだぜ!」
「せっかく必死にやってきたのに打ち切り臭だすな!」
「いや、ごめんごめん。君と過ごす時間があまりに楽しくてさ、つい
君との別れを引き延ばそうとしたんだよ。」
「ばっ、バァろぅ、んないきなりらしくないこと言うなよ!
気持ち悪い、うっちゃり高校生探偵でてきただろうが!」
「うん、驚くのはわかるよ。相撲の決まり手まで出てきてたからね。
・・・でも君との時間が僕にとって『楽しい』と感じれたのは本当のことだよ。」
「・・・・・・・・・・、まあ俺も、神様相手にこんなにバカみたいに
話せるとは思わなかったよ。正直楽しかった。」
「そうか、君もそう思ってくれていたんだね!・・・グフフ、今は二人きりだね♡」
「キモいわ!俺にそっちの気はない!」
「僕は性別を超越した存在だから大丈夫だよ!」
「もうお前変態発言しかできないんなら黙ってろ!・・・・はあ、そろそろ終わりにしようぜ。」
「いや、別れるなんて言わないで。悪いとこがあるなら直すから。」
「そっちじゃねえよ!ってかもうマジでちゃんとした話しようぜ。」
「・・・うん、そうだね。わかった。これからいうことは僕個人のお願いだから。
無理して聞く必要はないけどできるなら君には聞いて欲しいかな。」
「まあ俺も聞いてやりたいが内容によるとしか。」
「うん、お願いっていうのはね、君自身を大切にしてほしい、ってことなんだ。」
「・・・・・・・・・・・。」
「あのね、ミスして君を早くに死なせた僕らが言えることじゃないんだけど、
君に生きていて欲しいって思っている人、少なからずいたんじゃないかな?」
「・・・・・・ぼっちだった俺にそんな奇特なこと思うのは親くらいだろう、
いや親すらも危ういかもしれん。」
「まあ今となっては確かめようがないからそういうことにしとくけど、
でもこれからは違うでしょ。いろんな人と出会って、いろんなことを経験して。
その中で君に生きていて欲しいと思う人は必ず現れる。」
「そんなやついんのk「少なくとも僕はそうだ。」あ・・・。」
「だからできるだけ自分を大切にしてくれ。」
「・・・・確約はできん、だが時々そんなこと言ってたな程度に思い返すくらいなら考えとく。」
「うん、今はそれで十分だよ。」
「じゃあな、もうこんなミスで俺みたいなやつ増やすなよ。」
「うん、君も達者でね。一応ずっとじゃないけどここから君のこと見守ってるから。」
「ああ、ストーカーにならない程度にそうしてくれ。」
「フフッ、じゃあ転送するよ。」
「ああ。」
「それじゃあね。・・・では、異世界へのよい旅を!」
足元に魔法陣?のようなものが浮かび上がる。
それが放つまばゆい光と神様の微笑みを最後に、
俺は意識を手放した。
「・・・、はあ、いっちゃった。とりあえず海翔君にタネは預けた。
芽吹くような事態が起こらず彼が幸せに暮らしてくれるのが一番なんだけどね。
僕も頑張らないといけないかな。」
やっと次から本編に入れます。これからどうするかの大まかなものはぼんやりとはあるので忘れないうちに書いていこうとは思いますが、更新が不定期になるかもしれないことは予めご了承ください。