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プロローグ

灼熱の玉座、世界を睥睨する魔王城の最奥。


悪魔姫、チセリは満身創痍で立っていた。


その前には、神々しい光を纏った一人の女、光の聖女レミットが剣を構えている。聖女の切っ先が、チセリの心臓を貫く。


「……ぐ、ぅぅ」


チセリの口から、血ではなく、漆黒の魔力が溢れ出す。悪魔姫チセリは、レベル999、毒無効、即死無効、麻痺無効、そして真なる力を見抜く**『相手レベル察知』を持つ、この世界のラスボスだった。だが、彼女の『蘇りの契約』**を知る者は誰もいない。


レミットは剣を引き抜き、勝利の証としてチセリを見下ろす。


チセリは血に塗れた口元を歪め、勝ち誇ったような笑みを浮かべた。


「フ……フハハハハ!見事よ、聖女レミット。妾を倒したことは褒めてやろう」


魔力が崩壊し、チセリの肉体が塵となって消えゆく中、彼女の最後の言葉が、玉座の間に響き渡った。


「だが、これで終わりと思うなよ。妾は必ず蘇る。その束の間を、精々楽しむが良い……!」


そして、悪魔姫チセリは完全に消滅した。レミットが勝利の剣を天に突き上げる傍らで、チセリの最強のスキル群は、彼女の魂と共に次なる器へと転移していった。


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