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環境づくり その2

==========<みぃくん視点>===========


 ももちゃんは背が高い。小学生4年生の時に既に168センチの身長があった。当時の足のサイズは25センチやったと本人が前に言うとった。せやさかい、現在は男性の足のサイズと変わらへん大きさまで育ってしもたんや・・・・。

 身長については彼女曰く、小学生までは男女合わして学年で一番背が高く、フォークダンスの時女子の数がぎょうさん、常に男性側になって踊らされるので、めっちゃ嫌やった言うとった。

 どうやら当時好きな子と手を繋ぐことのできる機会を軒並み失ぉた様や・・・。


 わての作っとるゴミ捨て場だが地崩れを起こさない様に補強するには、背ぇのひくいめりるどんよりはももちゃんの方が作業しやすいだろうと、掃除はめりるどんが、わての助手はももちゃんがすることになったわ。


 本当やったらDIYが得意なめりるどんの方が役に立つであろうことは容易に想像できてんけど、まぁ、今回は技術よりは身長をとった訳や。


 穴掘り中に村の子供たちが集まって来て興味津々でわての作業を見学しとったんはいいんやけれど、その辺に転がっとるゴミを突き始めた。衛生面を考えると子供が触れん様にしな、怪我でもしたらそこからばい菌が入って大事になりかねん。しょうがなくその辺のゴミを掘り終わった穴の中に入れるしかなく、そうなると足場にもゴミが転がっる事になり、補強の作業をするのがややこくなっとった。

 午前中にわてが一人で進めとった補強作業は柱と斜交いのみやったさけ、もっと補強が必要かどうかももちゃんと話し合ぉた。

 つまり簡易な壁の様な補強をするかどうかちゅう事。

 村の子供たちはあっちゃこっちゃへ行くので、穴があれば面白がって穴に近づく可能性が高く、なんぞの拍子に足場が崩れてしまえば大惨事になりかねないので、ないよりはあった方が安心だっちゅう意見に二人とも落ち着いた。

 ただ、一度入れたゴミを穴から出す作業はしとないので、壁際のゴミだけ穴の中心へ放り投げ、補強作業を続けるためのスペースを確保した。

 靴にゴミの匂いがつくのは嫌なので、ももちゃんができるだけのバナナの葉を拾ってきて、足場となる部分に敷き詰めた。そのために、作業開始が少し遅れてしまった。


 竹もどきを細かく割くんは力仕事なのでわてが担当し、それを二人で編み格子、つまり隙間だらけの壁状にし、ある程度の幅になったら今度は、切れ目を入れた横に這わした梁状の竹をももちゃんが支えとるところへ、わてが壁状の竹をはめ込んだで。これで要所要所に壁を加えた形になってん。どんなもんや。


「これくらい補強できてたら、縁を歩かなんだら安全やないかな?」と穴の縁に自分の体重を掛けてみた。

「うんうん、これ、かなり丈夫にできたと思うよ~」とももちゃんの声も明るい。

「これで臭いの問題が少しでも解決するとええなぁ~」

「うんうん、みぃ君がこの暑さの中一生懸命掘ってくれたんだもの、絶対効果あるよ~」といつものももちゃんの良く分からない理論が繰り広げられた。


 ほんまに今日はえらい作業やったけど、一人で作業する時に比べると二人で作業するだけで、会話もでき、辛さがちゃうなぁ~。

「ももちゃん、わて、ごんさんが切ってくれた竹を結構つこたさけ、これから竹を切ってくるわぁ。ももちゃんは、めりるどんの掃除を手伝うん?」

「うん、じゃあ、そうするね。みぃ君は今日、体力たくさん使う仕事ばっかりだね。ごめんね~」と言いながらももちゃんはめりるどんを手伝うべく、家へ向かった。


=========<ごんさん目線>============


 罠にはいつもの通り獲物が掛かっていた。

 新たに罠をはり、キャンプ地に新しい小屋の為の建材を確保・保管し、重めの荷物を持って帰る準備をする。


 漁村に戻る途中も香りのよい木を探しながら戻って来た。

 しかし、地球でも香りの良い木というのは大体花が開花している時期のみの事で、自分たちが欲しいのは通年でよい香りを醸し出す木だ。そんな木があるだろうか?


 もう一つの候補である臭いを吸収する木について考えると、地球ではエアープランツくらいしかなかったと思う。エアープランツとは、大きな木に寄生などして、土に根を張らない植物ということだ。

 帰路の半分はエアープランツ探しとなった。


 はっきり言って、エアープランツはジャングルの中には結構ある。 

 ただ、見た目が綺麗なものは少ない。

 これらの草を何かの材木に絡ませ、家の内壁から吊るせば上手くすれば消臭をしてくれるかもしれない・・・。

 だめかもしれないと思いつつもかなりの量のエアープランツを持って漁村に戻った。


「あ、ごんさん、おかえりなさい」

「おかえり~」とめりるどんに続いて挨拶したももちゃんが、自分の持つエアープランツを見て怪訝な表情をする。

 それくらい自分が採集してきたエアープランツは奇妙な形、グロテスクな形のものが多かった。


 しかし、そのエアープランツを見てめりるどんは「っ!エアープランツね!!さすがごんさん。そうか、盲点だったなぁ。エアープランツかぁ・・・。これで消臭はできるね」と自分の言いたいことを先取りして言ってくれた。


「え?そのぐねぐねの草みたいなのが消臭してくれるの?」

「うんうん。空中の悪臭って液体なのよ。液体の細かな粒ね。で、エアープランツは空中で育つから、つまりそれは空中の水分を吸って育つってことなのね。悪臭を含んだ空中の水分を吸い取ってくれるから臭いはかなり吸収してくれると思うよ~」とめりるどんが詳しい説明をしてくれる。


「ごんさん、お手柄だね!私たちは、金木犀の様な木を探しながら戻ってきて、何も見つけられなかったんだよ~」とももちゃんが嬉しそうに言う。


 そうこうしている内にみぃ君が大量の竹を持って戻ってきた。

「おっ!お帰り~。ごみ捨て場の作業は終わってん~。補強に竹をつこちゃったから新しく切り倒して来たんや。まだ運びきれてへんから、てとてもらえると嬉しいなぁ。正味、もう指一本動かせへんくらい疲れてもてて・・・」と、こっちを見て、疲れの滲んだ声を出した。この暑さの中の穴掘りは、さぞ大変だったろうと思う。少しでもたくさん運んでやろうとすぐにうなずいた。


 めりるどんにエアープランツを流木に括り付け吊り下げられる様に蔦で作業をしてもらう様に頼み、みぃ君が指差した方へ歩いて行く。


 トイレもどうやっても臭いが発生するだろうから、なんとか消臭の手段を見つけなければならいないと考えながら、竹を運んだ。



=========<ももちゃん視線>===========


 正直、エアープランツの半分はなんかぐねぐねして色も緑だけじゃなく濃い紫や黒っぽい物など気色のいいものではないけれど、残り半分は青々とした葉をしており、それなりに見られた。

 めりるどんが、それらの素材を流木に配色や形を考えながらキレイに括り付けていく。

 そうすると意外と落ち着いた感じでそれなりにキレイに見えるようなオブジェの様になった。


 ただ、自分でエアープランツに触りたいとは思わなかったので、忌諱感がなさそうなめりるどんにその作業をお願いし、自分は夕食の下準備をした後、水洗トイレが作れるかどうか、川がどの辺を流れているのかを確認するために村の外へ出た。


 川の本流は、自分たちの崩壊した小屋の前を流れていた小川と少し下流で合流した川がそれにあたり、さらに下流で本流から枝分かれした小さな支流が村のすぐ横を通っていた。

 幅は、川というよりは小川に近いかもしれない。

 水量はそこそこある様だが、日本の川の様な流れの早い川ではない。

 水の色は茶色で、澄んだキレイな色ではなかった。

 これが、村人が井戸を使っている理由なのかもしれない。


 陽が落ちかけているので急いで家に戻って、夕食の準備の仕上げに取り掛かった。

 今朝掘って来た芋を川を確認する前に水に晒していたものを水切り後ラードで揚げ、グリルした肉に、これも帰り道に採ってきたブルーベリーの様なフルーツでソースを作って掛けた。

 そして、これは夕食用ではないが、ごんさんのお酒の為に砂糖シロップとフルーツで天然酵母作りにも着手した。


 塩だけではなく、油や、甘味のあるフルーツソースで材料が揃わないなりに多彩な味を楽しめる様になった最近の食事に感謝しながら、今日のそれぞれの作業の報告を行う。

「じゃあ、食べながらだけど、それぞれ今日どこまで作業が進んだのか、何が終わってないのか、それと、明日以降の作業に反映できる様な情報があれば合わせて報告して欲しいです」といつもの様に仕切ってみた。

 別に仕切り屋って訳では無いんだけれど、沈黙に耐えられる時間が他の人より短いらしく、結果として仕切っちゃうんだよねぇ。


「じゃあ、わてから」とみぃ君の報告から始まった。

「ごみ捨て場には深さ1m強で、1辺の長さが1.5メートルの真四角の穴を掘り終わったよ。土が、湿り気があって重かったけど、掘りやすくもあったさかい、地崩れ防止のために、ももちゃんと一緒に竹で補強をしておいた」

 ごんさんが切っておいた竹をかなり使ったので、午後の後半からはその補充に時間を充てていた。そのかいあってか、残っていた建材と併せるとトイレ小屋が建てられるくらいの建材が集まったそうだ。

 明日は、こちらでやる作業はあまりなく、キャンプで小屋を建設するための作業をするのはどうかという提案をしてくれた。


 次は、ごんさんの報告で、エアープランツについてめりるどんに補足説明をしてもらいながら、消臭対策について話し、明日の自分の作業については罠の確認と小屋建設をすることを考えているとのこと。


 めりるどんの報告は、家の掃除は私と二人で大まかに済ますことができたので、明日は小屋作りか、砂糖づくりや靴作りをしてみたいとのこと。

 消臭対策のエアープランツは全て壁飾りとして作ったので家の内壁のところに吊るし終えたけど、虫対策も兼ねてごみ捨て場との間に植木を植えたいとのアイデアを出してくれた。


 みんなもそれはいい案だということになり、香りを考えず普通に植えられそうな垣根になる木を探して植えようということになった。

 これは漁村から離れていない場所で探した方が運ぶのが楽ということになり、明日の朝、村の近くで少し探して植えてから小屋へ移動することにした。

 そういえば木の移植とかって午後より午前の方が成功する率が高いとか何かに書いてあった様な気がするので、こういう作業は朝一番の方がよいかもしれない。うろ覚えなので間違ってるかもしれないけどね。まぁ、ジャングルには草木はいっぱい生えているので、万が一枯れたとしてもまた植えればいいだけではあるんだよね。でも作業に使う力は出来るだけ優先順位の高い作業に振り分けたいので、二度手間三度手間は避けたいな。


 最後に私からだが、今日行った作業はほぼほぼめりるどんと同じなので、トイレ建設についての考察を報告した。もちろん、みんなが夕食を食べ終わってからだけど・・・。

「トイレなんだけどね、今朝ちょっと話したかと思うけど、原始的な物で考えつくのは移動式ぼっとん便所か、川の流れを利用した水洗便所の2つだったのね。で、夕食を作る前に川がどこを流れているか見て来たの。村の外側なんだけど、この家からそこまで離れてない所に小川みたいなのが流れてた。キャンプの横の小川は綺麗な水だったけど、村の裏のはちょっと茶色い水だった。水量はそこそこあるけど日本の川みたいな早い流れはなかったよ・・・」

 

「その川の水を利用した水洗便所ってことだけど、トイレそのものはどんな形でどこに建てるの?」とごんさん。

 

「細い川の流れの上に高床式に建てて、便器は和式かなぁ~」

「そりゃ、あかんでぇ。昼間ごみ捨て場で穴を掘ってて思うたんやけど、ここの土、掘りやすいけど、崩れやすいかもしれん。ましてや川の側なら土の中に含まれる水分が増えるから、もっと崩れやすいかもしれんでぇ」

「そうかぁ・・・・」そう言われてみるともっともな意見だと納得した。しかし、残念!水洗の方が臭いも気にならないだろうし、なにより衛生的だったのだが・・・・。


「で、ももちゃん。もう一つの移動式ぼっとん便所ってどういうの?」とめりるどんが興味津々で聞いてくる。

「うんとね、いわゆるぼっとん便所なんだけど、汲み取り式ではなく、汚物が上まで溜まってきたら、上から土をかぶせて固めて、少し離れたところに新しいぼっとん便所を作るのよ」


「う~~ん。移動式って聞いてたから、持ち運びができるって感じのものを想像してたよ~」と笑うめりるどん。


「うんうん。私も最初に聞いた時は同じ様に想像したよ。まぁ、中南米は土地だけはたくさんあるからね。同じトレイをずっと使わなくてもいいから、トイレ自体を立て替えて上の建物を移動させるっていう意味で、移動式なんだろうねぇ・・・」


「現実問題として、安全面からも移動式ぼっとんの方が実現しやすいだろうねぇ。ただ、そうなるとどこに建てるかが問題だなぁ」と思案顔のごんさんが言うと、「わてもそう思う。家からあまり離れてたら意味ないし、匂いが家に流れ込む場所は避けたいし・・・やな」とみぃ君も話を進める。


「やっぱ、この家の敷地内でごみ捨て場に近い所に建てるのが一番じゃないかな?ももちゃん、明日でいいからモリンタに聞いて、どこに小さな建物を建ててもいいか打ち合わせしてきてくれない?」とめりるどん。

「そうだな、家から歩いて1~2分以内で、ごみ捨て場方向へ移動した所なら、エアープランツもあるしいんじゃないか?」とごんさんも賛成し、トイレはぼっとん便所、家から少し離れたごみ捨て場方向に建てる案にしようと決まった。


「今朝、モリンタにはおおよその場所は説明しておいたので、明日、更に細かく詰めておくね」と回答しつつ、「ねぇ、トイレとは別に、シャワー室も作った方が良くない?」と前からぼんやり考えていたことを提案してみた。

「足元はすのこみたいなのを作って、竹の壁で覆って、バケツに水を溜めておいて頭からかぶるみたいな方式で・・・、後は排水をどうするかかなぁ~」と続けて私的には具体的と思われる提案をしてみた。


「いやいや、ももちゃん、水を井戸から汲み上げるだけでも結構な労働やで」

「そうなんだよねぇ。今日私もお水を井戸から汲んでみたけど、かなりの重労働だった。汲むだけじゃなくて、家まで運ぶのが大変だった」と水汲みをしたことのあるみぃ君とめりるどんが問題点を挙げてくれた。つまり、私の提案は全然具体的ではなかったということか・・・・。しょぼん・・・・。


「う~~~ん」としばらくうなっていたごんさんが、「水の質を問わないのなら、スコールの水を浴室の天井に置いておいた竹バケツの中に溜めて、それを傾けて頭から水を被るのなら大丈夫かもしれない・・・。ただ排水についてはどうかなぁ・・・」


「側溝を掘るなら、やっぱりトイレも水洗にして、足場が崩れない工夫をすれば、トイレの水も、シャワーの水も川に排水してそのまま海へ流すってできるんじゃないかなぁ?」

「う~~ん。ももちゃん。トイレの床も、浴室の床も、ここの土でも支えられるなら、わてはそれもありとは思うけどなぁ・・・」とみぃ君も悩みだした。


「ねぇ、この村の家だって、同じ土の上に建てられてて、どの家も結構古いよね。ということは安全な建て方があるんじゃないの?」とめりるどん。彼女の洞察力はすごくて、ここでもその洞察力が発揮された感じだ。


 そういえばここの村では家の柱の下に平たい石を置いて建てられており、石を基礎として建ていたので、その工法を真似れば大丈夫という話になった。

 後は導入用の水路と、排水用の排水溝を海まで敷設しないといけないが、コンクリートもないので、石で水路を固める必要があるのではないかという話になり、それを作るには建材も人手も足りないということになった。


「ねぇねぇ。これってさ、村人も巻きこんじゃったらどうかな?」と提案してみた。

「どうやって巻き込むの?」とすかさずめりるどんから質問が上がった。

「うんとね、トイレという考え方と、シャワーという考え方を伝えて、衛生的だから是非って・・・」

「って、ももちゃん、それだけ複雑な事、特に衛生的なんてことを相手に伝えるのって難しくない?ましてや彼らは排泄物を畑の肥料にしてるんだよね?排泄物は彼らにとって大事な物なんじゃないかと思うよ~」


「うん。そっかぁ。めりるどんの言う通りだね。江戸時代には排泄物は売り物だったくらい重要な肥料だったからねぇ。う~~~ん」とうなっていたら、ごんさんが、「要は、シャワーの排水がきちんとできれば、トイレはぼっとんでいいんだよね?」と要点をまとめてくれた。


「じゃあ、こうしまよう!まずはぼっとん便所を作る!そしてその間に、各々排水について考えて、いいアイデアが出た時に浴室も作りましょう~」と私がまとめかけたら、めりるどんが、「ねぇ、ここの家、料理作る時排水でてるよね?」ってまたまた洞察力を発揮した意見を出してくれた。


 ごんさんはだまって席を立ち、日が落ちて暗くなりかけた台所付近を調べて、家の外に出ていき、そしてすぐに家の中に戻ってきた。


「竹の様な物を配管にしてて、排水溝みたいな溝に流してるね。溝は大きな石が敷き詰められてるけど、かなり乱雑な感じの作りだよ」と報告してくれた。

 これで、竹もどきで配管っぽいものを作って、その排水溝へ流せばよい事が分かった。


「じゃあ、食材・薪置き場の奥に出入り口があるので、そこからすぐに出入りできる場所に建てたら、食糧庫で服を脱いですぐに浴びれるし、排水溝も家の排水溝を使えばいいんじゃない?」と提案してみた。


 みぃ君が昼間確認してくれたところ、裏の出入り口は薪置き場から薪を搬入しやすい様に作られている様なので、近くに作るにしても薪搬入の動線を確保しないといけないとのこと。

 雨水をためるなら、屋根から少し離れたところに作らないといけないとの意見がごんさんから出た。


 結局浴室は、食糧庫を出て1mくらいのゆとりを持って食糧庫出口の扉に平行に割った竹もどきをいくつか並べて目隠し的な塀を作って、家を背に、右に出れば浴室、左は薪搬入経路になるようにしようということに決まった。

 結局明日は、みぃ君がここに残り塀用の竹を切るとのこと、ごみ捨て場との間に植える植木を採集してもらい、トイレの穴掘りをしてもらうことになった。残り3人は小屋作りのためにキャンプ地だね。

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