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異世界で飲食店を開こう

 ミーヤへのお返しのプレゼントを買いに行った翌朝、俺はベッドに横になりながら異世界の食事事情について考えていた。



(ミーヤの食事はおいしかったけれど、肉も独特のあじで、料理全体も薄味だったな……)



 俺の脳理にミーヤの家での出来事に加え、異世界の市場での出来事や、孤児院での出来事がよみがえってきた。



(……やっぱり、科学技術が発展していない世界って、食糧事情が厳しいんだなぁ……)



 しみじみとそう思った。



(そもそも、お米はあるのかなぁ……)



 ミーヤの家でおよばれした時は、主食として薄いパンのようなものが出てきた。



「精霊さん、いますか?」



 起き上がった俺はもしかしたらいるかなと思い、誰もいない部屋に呼びかけた。



「はいです」



 するとベッドの下から一人の精霊が出てきた。



「あ、いたんですね。プリン食べますか?」

「食べるですー」



 俺はご機嫌取りもかねて、冷蔵庫からプリンを取り出して、それをお皿に乗せてテーブルの上に置いた。そして精霊を掌にのせて、プリンの前まで運んだ。



「あの、精霊さん。一個聞いてもいいですか?」



 プリンにかぶりつく精霊を見ながら、俺は尋ねた。



「なんです?」

「精霊さんの世界に、お米ってありますか?」



 精霊は食べるのを止めて、俺の方を向いた。



「あるですよ。昔ケンイチが広めたです」

「あ、あるんですか。それは嬉しいです」

「はいです。ただケンイチは無類の女好きでしたけれど、野菜や果物などの原材料は広めても料理はほとんど広めなかったです。広めたと言えば、酒くらいです」



 そう言って再び精霊はプリンと格闘し始めた。



(なるほど、原材料はあるのか。だとすると異世界にはない調味料とか料理方法を日本から持ち込めば、異世界でも十分おいしいものは作れるはず……)



 別に俺は美食家というわけではないけれど、この先異世界で食事をとることがあるならやはり美味しい方が良い。

 それなら日本の調味料や料理を異世界に広めてみよう、俺はそう考えた。



(よし、誰か孤児院の子供に料理が上手な子がいないか、聞いてみよう。他には……そういえば、ミーヤの友達にお父さんが飲食店をやっていた子がいるって言ったな。その子のつてで、誰か雇われてくれるような料理人がいれば……)



 上手くいけば、料理店を開いて儲けを出すことさえできるかもしれない。それに調味料も異世界で作って売れるかもしれない。


 それから俺は調味料や料理についてネットで調べながら、時間を過ごした



 しばらくして、異世界の扉の方からノックの音がきこえてきた。

 プリンを食べ終えた精霊は、とうの昔に姿を消している。



(お、やってきたか)



 今日は孤児院の子供達が内職の完成品を持ってきてくれることになっている。

 俺は立ち上がって、異世界の扉の前に立った。



「タナカ様、朝から申し訳ございません。アンナです」



 聞こえてきたのは、アンナさんの声だった。



「はい」

「今玄関前に、タナカ様に依頼されていたものを届けに来たと、ミーヤさんと一緒に孤児院の方々がいらっしゃっておりますが、いかがいたしましょう」



 俺はミーヤが来ているということに、少し驚いた。



「あ、はい。今開けます」



 鍵を開けて、扉を開いた。

 玄関先にはアンナさんが片膝を地面につけて頭を下げており、その後ろに孤児院院長のエルダさんと子供達が数名いた。その子供達の中には、リュウ君や犬耳少女に交じってミーヤもいた。

 エルダさんや子供達は、段ボール箱を抱えている。



「こんにちは、タナカさん」



 エルダさんが後ろからにこやかな顔で会釈をした。他の子供達も挨拶をしてくれる。

 相変わらずリュウ君はぶすっとしており、犬耳少女の表情は少しかたかった。



「こんにちは。あ、アンナは立ってください。それから皆さんは、どうぞ中に入ってください」



 俺はアンナさんに立ってもらい、それから孤児院の皆を中に招き入れた。

 ミーヤとすれ違うとき、俺はブレスレットが見えるように、腕を少しだけ持ち上げた。

 するとミーヤはそれに気づいてくれて、少し嬉しそうな顔をした。



 その様子をアンナさんがじっと見ていることに、俺は気づいた。



「え、えっと、アンナさ、アンナもあがっていきませんか?」



 なんとなくアンナさんも部屋にあがりたそうな気がしたので、そう尋ねた。



「よ、よろしいですか?」



 顔をほころばせるアンナさん。



「もちろんです」



 俺は頷いた。



 ミーヤ指示のもと、皆靴を脱いでから部屋へと上がってくれた。

 段ボール箱を部屋の片隅に置いた子供達とエルダさんは、俺の部屋を物珍しそうに見ている。



 俺はテーブルの上に置いてあったネックレスの入った紙袋を、そっとテレビの裏に隠した。さすがにこの人数の中で、ネックレスやカモフラージュで買ったプリンを渡す勇気はない。



「まさか、タナカさんの家に来ましたら、貴族さまがいらっしゃるとは思いませんでした」



 エルダさんの言葉に俺は苦笑いをした。



「えっと、すみませんね。あがってもらったんですけれど、皆の椅子が無いんですよね」

「いえいえ、すぐに帰りますので」



 エルダさんはそう言った。



「あ、でも私、一つエルダさんに聞きたいことがありまして……」



 折角エルダさんが来てくれたのだから、孤児院の子供で誰か料理が上手な子がいないか聞こう。



「あら、そうだったのですか。実は私もタナカさんに一つ報告したいことがあったんです。子供たちだけ先に帰してもよろしいでしょうか?」

「あ、はい。……あ、ミーヤさんにも関係あるかもしれないので、ミーヤさんだけ残ってもらってもいいですか?」



 料理人の父を持つ友達の話をミーヤには聞きたい。

 俺の言葉に、ミーヤは笑みを浮かべて頷いた。



 それから孤児院の子供達は先生に促されて、孤児院へと帰っていった。



「えっと……エルダさんは椅子に座っていただいて……」



 椅子は二つしかないのに、どうしよう。



「ミーヤさんはベッドに腰掛けてもらってもいいですか?」

「はい」



 頷くミーヤ。



「アンナは……」

「私は立ったままで大丈夫です」



 結局椅子に俺とエルダさんが、ベッドにミーヤが座ることとなった。

 ちなみに皆の分のお茶は、俺の代わりにミーヤが用意してくれた。



「それで、私に聞きたいこととは何でしょうか」



 エルダさんが尋ねてきた。



「あ、いや、先にエルダさんの話からどうぞ……」

「え、いえ、悪いですから」

「いやいや、エルダさんから、本当に、どうぞ」

「そうですか、では……」



 それからエルダさんが切り出した相談内容というのは、要約すると次のようなものだった。

 俺が孤児院を経営するようになり、食事環境が改善された。それにより孤児院への入院を希望する子供が急激に増加しているけれど、部屋に余裕がなく断るしかない。しかしばっさりと切り捨ててしまうのも悲しいので、一般の人に向けた炊き出しをさせてもらえないか。



「なるほど……でも孤児院の運営は商人ギルドにお願いしているのですけれど。商人ギルドの方には相談しているのですか?」

「はい。商人ギルドからは、もしタナカさんが認めてくださるならかまわないという返事をいただいております。もちろん孤児院の運営を商人ギルドが担当して下さっていることも承知しているのですけれど、流石にタナカ様の断りもなく炊き出しを行うというのは違う気がしたので……」



 エルダさんはそう答えた。



「なるほど、わざわざありがとうございます。ちなみにお金は?」

「お金なら大丈夫です。タナカさんが月々お支払いしていただいている金額の中から、十分に捻出できるそうです」



 そうか、なら全く何も問題はない。



「なら、全然自由にやっていただいていいですよ」

「ありがとうございます。本当に、タナカさんには頭が上がりません」



 頭を下げるエルダさん。

 いえいえ、こちらこそお世話になります。



「私の相談は以上です。タナカさんの相談というのは何でしょう?」

「あ、はい。ええっとですね。私、この街から遠い所に故郷があるんですけれど……その故郷の料理をこちらでも食べたいなと思いまして……」



 故郷という言葉にアンナさんが、料理を食べたいという言葉にミーヤが反応したのが横目で見えた。



「作り方などは教えますので、誰か孤児院の子供に作ってもらえないかなと思いまして、あと調味料も作ってみたいんですよね」

「は、はあ……。えっと、一食だけでしょうか?」

「いえ、私が食べたいというのもありますが、広めたいと思いましてね。だから孤児の皆さんに作って貰って、どこかの店で売って貰えたらと思いまして」

「……なるほど」



 エルダさんは難しい顔をした。



「えっと、子供達の中にはもちろん、孤児院でも食材の下ごしらえを手伝ってくれる子などはいますけれど、それでも素人ですよ? 本物の料理人の腕とは比べるべくもありませんが……」



 エルダさんはそう言った。



「あ、あの」

「でしたら」



 ミーヤとアンナさんが同時に話しかけてきた。

 二人は発言が被ったことに驚いているのか、互いに顔を見合わせている。



「でしたら、私の家の専属料理人をよこしますが」



 アンナさんが俺の方を向いてそう言った。その表情はとても真剣だった。



「あー、いえ、流石にそれは悪いです。自分のお金で雇わないと」



 異世界でも他人のお金に頼るのは、ちょっと遠慮したい。



「でしたら、プロの料理人を紹介いたしましょう」



 アンナさんは続けてそう言った。



 そのとき、ベッドに腰掛けていたミーヤがおずおずと手を挙げた。



「あ、あの、私の友達にお父さんが元料理人だった人がいるんですけれど、できたらそのお父さんを雇っていただけたらなって……」



 ミーヤがためらいがちにそう言った。

 ミーヤに鋭い目線を送るアンナさん。その視線を受けて、ミーヤは目を少し下に伏せた。



「その友達の家族は……もともと飲食店を営んでいたんですけれど、魔王討伐後に家族離れ離れに……」



 ミーヤの言葉を聞いて、アンナさんは顔色をかえた。一瞬驚いたような顔をして、唇をかみしめている。

 一方俺は魔王なんて言う存在がいたことに驚いた。けれど、いったんそれは置いておこう。



「そ、そうなんですか……えっと……」



 どうしよう、ミーヤさんとアンナさんの間に変な空気が流れている。

 俺としてはミーヤのお友達の方を助けてあげたいところではあるけれど、アンナさんの行為をむげにするのも悪いし……。



「タナカ様」



 俺が一人でうろたえていると、アンナさんが俺の方を真っすぐ見つめてきた。



「もしタナカ様が私に気を使われているのであれば、私のことは気にせず、ぜひミーヤさんのご友人のお父上を雇ってくださるようお願いいたします」



 アンナさんの言葉に俺は驚いた。ミーヤも目を丸くして、アンナさんの顔を見ている。



「え、いいんですか」

「はい、困っている人の方を優先するのは当然です」



 俺が尋ねると、アンナさんは凛とした顔でそう言った。



「とても大人なのですねミルフォード様は」

「あ、ありがとうございます、ミルフォード様」



 エルダさんは称賛の言葉を送り、ミーヤはお礼を述べている。

 しかしそれに対して、アンナさんは何故かばつの悪そうな顔をして、目線をそらした。



「い、いえ……その、まあ、気にしないでください」



 何故か非常に歯切れの悪いアンナさん。

 しかし次の瞬間にアンナさんは気を取り直し、びしっとミーヤを指さした。



「ただし、今回は譲りましたが、これで自分の方がタナカ様に頼られているなどと思い上がりをしないでいただきたい!」

「してませんよ……」



 じと目になるミーヤ。



「あと、私は確かに貴族ではありますが、それ以前にタナカ様に仕えるものです。なので別に貴族だからという遠慮は不要です。名前もアンナでかまいません」

「わ、分かりました。アンナさん……」



 ミーヤは勢いに押されて頷いていた。



「それと、タナカ様」

「はい、なんでしょう」



 アンナさんが俺の方を向いた。とても落ち着いた表情をアンナさんはしていた。



「雇っていただかなくても結構ですので、ぜひともうちの料理人にもタナカ様の故郷の料理や調味料というのを教えていただけませんか」

「え、あ、はい、いいですけれど……」



 結局、ミーヤの友達の父親とアンナさんの家の料理人、二人ともに日本の料理や調味料を紹介することになった。

 またミーヤの友人とその父親には、雇われてくれるかどうか、ミーヤから聞いてもらうことになった。ただミーヤの話を聞く分には、その家族の経済状況はあまりよろしくなさそうなので、好条件をだせばおそらく雇われてくれるだろう。



「ちなみになんですけれど、その友人の父親ってお店とかは持っているんですか?」

「はい、家が料理店です」

「へー、ちなみに従業員とかは?」

「えっと、基本的にご家族でやっていました。私もお手伝させてもらっていたことはありますけれど……」



 おお、それはすばらしい。



「なら、お店をする出資金も出しますよって伝えてください。あともしよろしかったら、その友達とお母さんも雇われてくれませんかって、聞いてもらってもいいですか?」

「はい、必ず伝えます!」



 ミーヤは非常にやる気に燃えていた。きっと優しいミーヤの事だから、ずっとその友達の事を心配していたのだろう。



「ミーヤさんに渡した勤務表の時間帯ならいつでもいいので、会える時間とかを聞いてもらってもいいですか」

「任せておいてください!」



 話はまとまり、各々帰ることになった。

 玄関で俺はエルダさんとミーヤを見送った。



「タナカ様」



 扉に手をかけて閉めようとした時、玄関先に立つアンナさんが声をかけてきた。その表情は少し興奮気味だった。



「私は、感動いたしました……」



 アンナさんはうるんだ目で俺を見ながらそう言った。

 何のことを言っているのか、さっぱり分からない。



「何のことですか?」

「ご謙遜なさらないでください。先ほどのタナカ様の世界の調味料や料理を広めたいというお言葉。あれは魔王討伐後の天変地異で食料不足に陥っているこの世界を救うために仰られたのですよね」



 え、どうしよう。全然考えていなかったのだけれど……。というか、今日まで魔王がいて討伐されたことも、さらに討伐後になにか天変地異があったことも、一切知らなかった……。

 俺は肯定も否定もせず、日本人が得意な曖昧な笑顔を浮かべておいた。



「それでいて、あくまでご自分を特別扱いなさらず、料理人も自分のお金で雇おうとする、その心遣い。おみそれいたしました」

「は、はあ……」

「ですが、私にできることならなんでもいたしますので、何でもお申し付けください!」



 アンナさんが俺をじっと見つめてそう言った。

 あまりにも、真っすぐすぎる瞳だった。



「……あの、アンナ」



 俺は話しかけていた。



「はい、何でございましょう」



 アンナさんは俺が大精霊の加護を持ち賢者と同郷者だから、こうして俺やこの部屋を守ってくれている。先祖と同じ名誉を与えてもらえることは、幸せだとアンナさんは言っていた。



「えっと……アンナのご先祖って確か、賢者を守る騎士だったんですよね」



 俺は確認のために、もう一度尋ねた。



「はい」



 もしそれが名誉なことなのならば、そして賢者と同郷者である俺に仕えることがアンナさんにとって名誉ならば、騎士としての誓いを受け取ってあげた方がいいのだろうか。



 ……考えただけでも、ちょっと恥ずかしい。



「えっと……、これからもよろしくお願いいたします」



 俺の口から出た言葉は、そんなものだった。

 アンナさんは一瞬目を瞬かせ、それから笑った。



「はい、こちらこそよろしくお願いいたします!」



 俺はちょっと気持ちが楽になった。



「あと……それからやっぱり、呼び方はアンナさんにしたいんですけれど……」



 やっぱり呼び捨てはちょっと苦しいです。



「む、いや、しかしそれは……」

「できればアンナさんで、そちらの方が親しみも持ちやすいですし……」

「そ、そうですか? しかし……」



 色々と言葉を尽くして、なんとかアンナさんに納得してもらうことに成功した。



「あの、私からも一つ質問をさせていただいてもよろしでしょうか?」



 色々話していると、今度は逆にアンナさんが尋ねてきた。



「はい、何ですか」

「えっと、タナカ様は賢者様と同郷の方なのですよね?」



 アンナさんの質問に対して、俺は頷いた。



「タナカ様はどうやってこの世界にやってこられたのですか?」

「ああ、それはですね……。なんというか、ちょっと説明が難しいんですけれど、なんていうかこの部屋が二つの世界につながっているんですよね」 



 俺が後ろの部屋を指さすと、アンナさんはそれを見て目を輝かせた。



「なんと……そうだったのですか。タナカ様達が住まう世界とは、どのようなところなのですか?」

「えっ、そうですね……平和で……発展もそれなりにしていていいところだと思いますよ」



 言葉をさぐりながら俺が答えると、アンナさんはますます破顔した。



「やはりそうなのですね! タナカ様の世界では、精霊様と人々が仲むつまじく手を取り合って暮らしている理想郷だと昔教わりました」



 嬉しそうに頷くアンナさん。一方アンナさんの言葉を聞いた俺が、非常に戸惑ったことは言うまでも無い。



「ええ……まあ……そうですね。はい」



 本当はもちろん精霊なんていないのであるけれど、それは黙っておくことにした。

 


「……ちなみに、私がタナカ様の世界を訪れることは出来ないのでしょうか?」

「あー、それはですね、精霊様によると無理らしいです。特別な条件を満たした人でないと、両方の世界に行き来はできないみたいです」

「そうなのですか……」



 アンナさんは目に見えて落ち込んだ。



 それから少しして、その場はお開きとなった。



 その日の夕方、夕食時にやってきたミーヤが、その料理人の父親を持つ友達と連絡が取れたことを俺に教えてくれた。早速明日の昼に、父親を連れて俺の家まで来てくれるらしい。



 ちなみに夕食は俺とミーヤの他にアンナさんとも一緒に食べた。

 ミーヤが俺の部屋で夕食をとると聞いた時のアンナさんのらやましそうな顔を見ては、とても俺には断れなかった。

 おいしそうにお弁当を食べるミーヤとアンナさん。

 その横の冷蔵庫の中には、ミーヤにあげるためのプリンが、そしてテレビの裏にはネックレス入りの紙袋が隠されている。二つともブレスレットのお返しであった。

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