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ウサウサ国のウサちゃんシリーズ

ウサウサ国のウサちゃんの1日(2016.02)

作者: わたちゃん

サクッと読めるほのぼのファンタジーストーリー。



ここは、ウサウサ国の教会の中で13羽の捨てウサちゃん達が、くらしていました。

メガネをかけた老ウサのシスターと何羽かのシスターが子ウサちゃんを起こしにきました。

「みなさん~ごはんですよ~」

ゆりかごの中から、ぴょんぴょんと起きて、イスにこしかけました。

今日の朝食は、ウサウサ特製パンに、にんじんやキャベツのコンソメ煮にほにゅうびんの中の粉ミルクです。

「「おいちーい」」

「「ちわあせ~」」

「今日は、ひまわりばたけにタネひろいに行きます。そして夕方からは、拾ったタネをふうせんにつけてくばります。」

「「わーい☆えんそく~えんそく~」」

13羽の子ウサちゃんは皆でよろこびました。

「「わかりまちた~」」

というわけでシスターと子ウサちゃん達は、したくをして、

ひまわりばたけに行くことになりました。

空は、晴天でピクニック日和でした。

ひまわりばたけにつくとうさぎのおじさん達が、働いていました。

「こんにちは、子ウサちゃん達、よく来たね。」

「「こんにちは~」」

と元気な声で、ウサギのおじさん達にあいさつしました。

「じゃあ、さっそくタネ取りを手伝ってもらおうかな。」

「「は~い~」」

さっそく12羽の子ウサちゃん達は、タネをバケツいっぱいになるとウサギのおじさんが、からのバケツと取り替えます。

子ウサちゃん達は、楽しそうに作業しています。

ころんでひまわりのタネをこぼした子ウサちゃんは、泣いてしまいました・・。

「うえ~ん~」

「大丈夫かい。けがしてないかい?」

「うん・・でもタネに土がついちゃった・・。」

「植える物だから大丈夫。おじさんに任せなさい。皆もお昼だからシスターの所へ行って、野菜のクリームシチューとパウンドケーキ

食べてきなさい。」

「「はーい」」

「皆、がんばった、ごほうびにトウモロコシをあげようね。」

「「わ~い❤」」

さっきころんだ子ウサちゃんも笑顔になりました。

「タネは袋詰めにして、風船屋さんに届けておくからね・・。」

「「ありがとうございまちた~☆」」


夕方、子ウサちゃん達は、風船屋さんにつきました。

今度は、ウサギのおばさん達が子ウサちゃん達を迎えてくれました。

「あらあら、かわいいお手伝いさんね❤募金箱にお金入れた人やプレゼントをくれた町の皆に風船を配るんですよ。」

「「は~い~りょうかいちまちた~」」

次第に風船屋さんの前に行列でき、子ウサちゃん達は、今日のノルマをたっせいする事ができました。

「ご苦労様❤皆の分もありますから、後、プレゼントおもちゃとお菓子を教会に届けておくからね。」


夕食は、農家のおじさんからもらったとうきびを使ったコーンスープにりんごと、ウサウサパンを食べ順番にお風呂へ入り。

そして、自由時間に13羽の子ウサちゃんは、クレヨンで、スケッチブックに今日あった事をお絵かきして、寝る時間になりました。

「じゃあ、皆、私たちは、となりの部屋にいますからね。」

「「おやちゅみなさいー❤」」

13羽の子ウサちゃん達は、良い夢が見られそうです。

FIN


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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 子ウサちゃんたちが楽しんでいる様子が微笑ましかったです。 ステキな話でした。
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