合格試験
今回は全然主人公が本気出してません
...ていうか本気出す時あるのかな?
転生してから15年がたち、じいちゃんから修行を付けてもらって成人になってから『卒業試験』が始まった。
俺は魔力を全身に集中させる。さて、まずは基本の『炎』からかな?一番得意な魔法でもあり。炎、水、風、土、光、雷、闇そしてオリジナルである虚無魔法と天地創造の中で一番使ってきた魔法でもある
虚無魔法は炎、水、風、土、光、雷、闇を全て合成した魔法であり。力技で生み出した魔法でもある
天地創造は簡単に例えると世界構築もとい別世界作成みたいな認識で大丈夫だ。
外の1時間は中の世界の時間で例えると一ヶ月で太陽と月もあり...というかぶっちゃけ勉強部屋が巨大なだけだ。
そしてまずイメージするのは燃焼。空気中の酸素同士を摩擦させ着火させる。そして更に酸素を取り込んで熱をあげる。炎は十分な酸素を取り込みどんどん温度を上げる。
「紫色の炎だと。。」
俺がイメージしたのは紫外線だ。勝手な認識だが炎の色は赤外線、赤色、黄色、白色、青色、紫色、紫外線という認識をしている
そしてその紫色の炎を周囲に生み出したそして形は槍のような形にした
「この歳にしてこれだけの量を出すとは。。。」
俺が生み出した数は10個、普通なら二つでさえ難しいのだが前から使えていた並列思考そして並列思考を更に分割思考を使いそして少しだけ思考強化をする。
本来なら思考強化ではなく瞬考を使うのだがそれを使う時はほとんどないと思うので使わない
使ったら普通に100個超えるからな...地形が平原から渓谷になっちまう
炎を生み出すまで一瞬。そして炎を約1キロ離れた地面に向けて打ち出す。
ドガァァァァン!
という音を出して着弾した。
超高熱の炎を打ち出した事で爆発...いや火柱が立った。しかも超高温の炎が着弾した地面は融解しマグマの様になっている。一部ガラス化している所も多々ある
「……」
爺さんの感想はなく目が点になっていることを見るにおそらく驚いたのだろう
まあいいや次だ次
次は先程と違い水魔法の中でも最上位の魔法:絶対零度。
絶対零度の温度は−273.15 ℃ぐらいだった気がするが先程より
バキ!!という音が鳴ったりしていたが別に問題はなかった、ただ先程まで融解していたところが凍った
「……」
また更に目が点になっているなっているのでまた更にド派手な魔法を使おう
じゃあ次だ次。
そして先程とは違いオリジナルの魔法を使用することにする。
雷魔法の雷龍と青色の炎を複合させた魔法:青龍、雷の速度で移動し当たった所は必ず灰になる位の熱量で仮に死ななかったとしても雷による感電により何時間かしびれさせることが出来る
ドガアァァン!!!!!
凄まじい大爆発を起こした。
あ、でっかいクレーターが出来た。まぁそんな事が起きても大丈夫な様にこの荒野を選んだので問題無いか。
「……」
顔を蒼白させるじいちゃんに対してまだ改良の余地があるのではないだろうかと考えているそして浮かんだのが土龍と水龍を混ぜだ泥龍を考えて実行させようとするが
「……ハッ! これ! 待たんか! もうよい、もう十分じゃ」
爺さんからストップが入った
「どう?じいちゃん」
「まさかこれ程とは思わなんだのぅ……一人でここに通う様になってからここまで成長しとるとは……」
「まぁ世界そ...何でもない」
「ん?どうしたんじゃ?」
「い、いや何でもない」
「そうかのぅ」
あ、あっぶねぇぇ!!天地創造がバレたら絶対になんか言われる!!というか言われないわけがない!!ばあちゃんから怒りの鉄槌を喰らうのは明らかであり糞爺から絶対だろう。
弄られたくはない。。
「んでじいちゃん?どうだったかな?」
「ま、合格じゃな」
「いやっほぉぉぉぉぉい!!」
「あ、そう言えば今日はレグルス達が来るからのぅ」
「あ、リョーかい」
よっしゃぁぉぁ!合格したぞぉぉぉ!!...というかまぁ当たり前なのだが
そしてその後メルドーさんと剣術の合格試験をするために手合わせしたのだが赤子をひねるかのごとくメルドーさんに圧勝したのは言うまでもないだろう。
そして帰りに妖精龍と古代龍の混血種(約15歳)が倒れていたので飼うことになり次の日人化になって抱きついてきたのだった
まぁ次回は王都入国兼入学編ですかね?