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転生してから5年

あれから5年が経ちました


髪の毛は光の加減によって様々な色に変化する。転生する前も同じだったけどそこで無理やり変えた。



そして


転生する前の話をするなら俺は元超能力者だ。

異世界に召喚された時は超能力の力をバレずに使えたので良かったが...今回も一緒みたいな感じなので本気をだして行こうと思う



「はぁ〜斬飛(スラッシュ)...血抜きして終わりっと」


斬飛(スラッシュ)、風魔法の初級で基本的誰でも出来る。本来なら詠唱しなくてもいいのだが将来魔法学園に行こうと思っているが無詠唱で魔法使っていたら...まぁ目立ちそうだから少し練習をしていこうと思う





瞬間移動(テレポート)


瞬間移動(テレポート)は俺の超能力の一つだが魔法で移動することが出来る。じいちゃん達にはまだ瞬間移動(テレポート)の事を話したことは無いがまぁ大丈夫だろう



「爺ちゃん、ウィングバードを5匹捕まえてきたよ」

「ほほう、5体も狩ってきたのか流石じゃのぅ」

「...まぁ魔法でやったからね」


少しずつ少しずつと俺の顔が青くなっていくのが分かる、爺ちゃんの隣にはメルドー=ハールズバードことメルドーさんがニヤニヤと何やら良からぬことを考えているのがわかる


「謙遜するでない、ウィングバードはとても警戒が強くちゃんと気配を消さないと近づくことすら出来ないからのぅ」

「そ、そうなんだ。。」


俺がちゃんと気配をせる理由は前世の異世界召喚が原因だったりする。


完全遮断、瞬考、並列思考(マルチタスク)、などなど沢山あるが...逆にありすぎる、だとしても異世界に召喚された異世界では超能力じゃ魔王なんて倒せないほど強かったがまぁレベルが測定不能だったので勝てたのだが...長くなりそうなので割愛しようと思う


とはいえ、メルドーさんが黒い笑を浮かべているのがとても怖い...


「もうちょっと剣の練習をきつくしていても問題ないですかね〜?」

「ほっほっほっ...程々にのぅ?」

「オウッフゥ...」


いい加減少し本気を出した方がいいだろうか?と考えたが体がちゃんと出来ていないから本気でやることが出来ない...


「ケイスケ、魔道具の作り方を教えるから早く来なさい」

「りょーかい婆ちゃんちょっとしたら行くよ」



「婆ちゃん俺作ってみたいのあるんだけどいいかな?」

「ならこれを使うといい」


婆ちゃんは魔道具に付属可能な小さい杖を渡してきた


「コツはちゃんと想像すること、そして魔力をちゃんとむらなく流すことじゃ」

「了解...」


俺は杖に魔力を流し

空気圧縮、空気放射の8文字を付属した


「い、一体何をしたのじゃ?よ、読めないのじゃが」

「空気圧縮、空気放射の2つこの靴は8文字付属可能だったから試しにやってみたけど...成功だね」


「そ、そうじゃな」


ど、どういう事だ?よ、読めないつまり...オリジナルの文字ということか?...しかも合計8文字を付属出来るなんて...魔道具士の存在が危惧するだろう


「...ってもうこんな時間だよ婆ちゃんご飯だよ?」

「そ、そうじゃな行くとするかの」


はぁ〜相変わらず俺の超能力の一つ読心、相手の心の聞き取ることが出来る読心はテレパシーの劣化版と考えてくれて構わない...というかほとんど一緒だし。気にしたら負けだ。常時使用はしていない使いたかったら使うし使わない時は使わないというか普段から使ってない




【次の日】



「爺ちゃんどうしたの?狩りでも行くの?」

「そうじゃな、ワシの弟子が来るからのぅ、あとケイスケの魔物の狩りを教えようと思う」

「あーたまに来るオッサンのこと?」

「おっさんって...たまにはレグルスと呼んでやらんのか?」

「だって毎度の如くいじってくるし」

「ほっほっほっ、では魔物をかりにいこうかのぅ」

「はーい」


魔物か...1回も見つけたことがなかったなみつけようとしてもどうやって見つければいいのか分からなくて困っている...


「んじゃあしゅっパーツ!!」

「ほっほっほっ元気いっぱいじゃのう」







「魔物の見つけ方は魔力を限りなく薄く伸ばし...どうやら1回で出来たようじゃな...どうじゃ?禍々しい魔力を感じる事は出来ないか?」

「...なぁ爺ちゃん、これやばくね?って言うか大型の魔物だよねこれ?」


こっから約1キロ先に禍々しい大きい魔力を感じている、普通の人間と全然魔力が違うため絶対に気づくが。。。。


「行こう爺ちゃん!!」

「そうじゃの!!」


靴に魔力を流し込み空気圧縮、空気放射つかい走る





「ねぇ爺ちゃんあれってウサギ?」

「...ウサギじゃのぅ。。。」

「「...」」

「「でか過ぎだ(じゃ)ろぉぉぉぉ!!」」


2人は大声をだし目を見開き口をポカンと開けていた瞬間!!


「GUGYOOOOOOON!!」


巨大ウサギはケイスケと爺ちゃんに威嚇しこちらに走ってきた


「ケイスケ!!早く逃げるのじゃ!!」

「弱いなこのウサギ...」

「な、何をやっておる!!早く逃げるのじゃ!!」


爺ちゃんが逃げろと言っているうちに巨大ウサギはもう1m圏内に入っていた


「...邪魔だ、巨大ウサギすっこんでろよ」


剣を抜き目にも止まらぬ速さで左腕、右腕、左足、右足の順番で斬った


そして最後に蹴り飛ばした


「はぁ〜弱い...どうだった爺ちゃん!!」

「......」

「おーい爺ちゃ〜ん」

「...はっ!?ど、どうしたんじゃ?」

「いや、どうだったって聞いたんだけど。。」


あまりにも驚きすぎていたためまだ頭が追いついていないような感じもしたが年季が違うのですぐに冷静になった


「そ、そうじゃな完璧じゃな」

「イェーイ!!まあとりあえずこのまま狩り行こー!!」

「オー!!」

「お、おー」




どういう事じゃメルドーですらあの巨大なウサギは苦戦するはずなのにケイスケはいとも容易く...しかも弱いと言っておったな。。どういうことじゃ?








「爺ちゃん!!ウィングバード10匹狩って来たよ

「ほっほっほっ元気じゃのうそろそろ時間だからかえるかのぅ」

「りょーかい!!」




「ヤッホー、ミーナ姉ちゃんギース兄ちゃん」

「やあ久しぶりだねケイスケ君今日はお世話になります」

「うん!」

「久しぶりだな、ケイスケどうだ?久々に1体1しないか?」


普通の人ならミーナ姉ちゃんが魔法使いでギース兄ちゃんが騎士だと思うが


「ギース...勝てるわけないでしょ?あんた何回負ければ気が済むのよ」

「べ、別にいいじゃねぇか!!あれから魔法の練習したんだから!!おまえもどうせ勝てねぇだろ!!」

「っ!?そ、それは仕方が無いことなんです!!私は女です!!男に負けて当たり前です!!」

「...相手まだ5歳児だぞ?」

「ソ、それは。。」


もう見た目夫婦みたいな感じで時折喧嘩とかしているけど喧嘩するほど仲がいいと言うだろう


「2人って付き合ってるの?」

「「んな!!違う(ます)!!」」

「仲いいね♪」

「「ちがーう!!」」


毎回こうやってからかって顔をかなり赤くしているところを内心笑っている事は黙っていよう


「け、ケイスケ君わ、私には...」

「ん?あ、おっさんいたんだ」

「き、気づいてたよね!!というか目の前にいるよね!!」

「いやーオッサンが影薄すぎて分からなかったよ!!」

「そっかー影が薄かったのかー仕方が無い。。。分けないだろ!!普通わかるだろ!!」

「アハハハーまあいいや」

「良くなーい!!」



この後沢山食べたのは言うまでもないだろう

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