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異世界の鳥居  作者: 飛桜京
第1章 ここはどこだ?
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第3話 男は結局皆同じこと考えてる

 しばらくすると、リナが廊下を小走りに駆けて来た。さっきの爺さんと一緒に。

「お師匠、リョースケさんです。リョースケさん、この方は私のお師匠のヒルマさんです」

 簡単に挨拶をし、魔法の話に入る。


「……それで、魔法を教えてほしいと?」

「おう。魔道書読むだけでもいいんだけどさ、できれば先生的な人に教えてほしいなぁっと思ってさ。何でもするから頼むよ」

「ふむ。まあそれもよいだろう。では、薪割りと掃除を毎日やってほしい。リナに重労働をのは虐待のようで申し訳なかったのでな」

「大丈夫ですよ。私はほら、見かけによらず力持ちですから」

「さっき俺のことぶん投げたもんな。巴投げで」

「ああ、あれのことか。見てたぞ。綺麗に決まったな、あれは」

 見られていたことを恥じているのか、再び湯気が出るほど赤面し、また目が潤んできている。

「えっと、それは、そのぅ……」

「別にそのことを悪いとは言っとらんぞ?なあ、リョースケ君」

「そうっすね」

「ところで、感触はどうだった?」

「いやぁ、大きいとも小さいともいえない、ゆで卵みたいな、こう、手のひらに収まる感じでした」

「むう。一度触ってみたいものだな」

 この爺さん、立派な風格漂わせてるけど、結局はただのエロジジイじゃね?所詮男は皆同じようなこと考えてるってことか。

「おっ、お断りします!絶対にだめです!でも、お世話になってるし……うぅ、ちょっとだけなら……でも……ううん」

 悩むリナ。やっぱこの子かわいいな。

 それと、思ってたとおりの反応ありがとうございます。

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