~第七話~ 選別
今までまぶしかったのがすこしよくなったため俺は目を開けた。
すると目の前には司祭様がいた。
俺は無事天界から帰ってきたのだ。
俺は自分の体をよく見るとカイルやスイと同じように光を放っていた。
しかし俺の光は二人とは違い七色にグラデーションしていた。
よく見ると周りで見ている人々にはこの光見えていないようだ。
これも何かのスキルの影響だろうか?
と考えていた。
すると、選別が終わったようで司祭が俺にジョブを伝えた。
「君のジョブは魔術剣士です」
俺は司祭様の言葉を聞き、要望が通ったのだと安心した。
「はい! ありがとうございます!」
俺は改めてアリア様と司祭様に感謝をした。
その後司祭様は村の子供全員の選別を終えた。
「それでは皆さんに神のご加護があらんことを」
そう言って司祭様は王都へ帰っていった。
その後俺は両親と話をした。
「お疲れ様タツヤ。 珍しいジョブになったな」
「ええ、でもひとまずタツヤのジョブが決まったことだし今日はごちそうにするわね」
「おーい! タツヤー!」
両親と話をしているとカイル達に呼ばれた
「おお。 行ってこい。 あまり遅くなるなよ」
そう言って父さんと母さんは家に帰った。
俺は走ってカイル達のいるほうへ向かった。
「遅くなってごめん。 父さん達と話してて」
「おう。 まったく問題ないぜ」
「ところでタツヤのジョブなんだよー。 俺、王都でも来たことないぜ」
「私も聞いたことはなかったわ」
二人とも俺のジョブにびっくりした様子だった。
俺が決めたなんて言えないから、二人に話を合えわせることにするか
「俺もびっくりしたけど、このジョブ気に入ったわ」
それを聞いて二人は顔を合わせて笑った。
「なんで笑うんだよ?!」
「いやぁ、俺たち心配してたんだぜ。 よくわからないジョブになって
タツヤがショックを受けてるんじゃないかって」
「私もタツヤが引きこもりとかになるんじゃないかって思って。。。」
俺はそれを聞いてうれしくなった。
友人からの俺に対する友情がすごく暖かくてうれしかった。
「そうだったんだ。 二人とも心配してくれてありがとう」
「でも、俺は大丈夫! むしろ珍しいジョブで嬉しいくらいだよ!」
それを聞いた二人は安心したのか
「良し! それじゃあ訓練場に行こうぜ!」
「俺と勝負だ! タツヤ!」
と言ってきた。
俺はもちろん断る理由もなかったため
「もちろん! 望むところだ!」
と言った。
「私はお店の手伝いがあるから帰るわね」
「それじゃお気をつけてー」
そういってスイは走って帰ってしまった。
「よし。 それじゃあ訓練場行くか!」
「おう!」
俺とカイルは村の訓練場に向かった。
訓練場は俺の父さんと母さんがこの村に来る前からあったものだ。
1.5メートルくらいの壁で囲まれており、壁の上には小さな観客席が用意されている。
訓練場そばの倉庫には訓練用の剣や槍、自主練習用のかかしが用意されている。
地面は土を固く固められており、学校のグラウンドに近い雰囲気を感じ、
俺はすこしだけ前世を懐かしんだ。
読んでいただきありがとうございます。お楽しみいただけましたでしょうか?
もし、この作品が「面白い!」「次も読みたい!」と感じましたら
下記の評価フォームから評価いただけるとうれしいです。
これからもより良い作品を投稿できるように日々努力していきますので
応援よろしくお願いします。




