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~第五十三話~ 依願

二人は頭を上げて俺に向かい何かを決意したような顔をした。


そしてフェイバさんが


「さっきは本当に申し訳なかった。


 実は俺たちはここ数年ある機関を追っているんだ。


 それがさっき話した暗黒機関なんだ。


 そこで単刀直入言うがタツヤには俺たちに協力してもらいたいんだ」


と言ってきた。


続いてリリーさんが


「タツヤさんも詳しい話を聞かない限りは何とも言えないでしょうから私が


 説明をします」


と言って暗黒機関についての説明を始めた。


「暗黒機関とは「この世界の統一を目標に」というスローガンを掲げて活動する


 組織です。スローガンだけを聞けば聞こえがいいですがその真の目的はこの


 世界にいる人間を機関関係者のみにするというものです。


 実際彼らは世界の統一のためと言って関係のない村や町を滅ぼしていました」


それを聞き俺は


確かに今までどこかの村が跡形もなく消えた


という話を聞いたことがあったことを思い出した。


「私たちは国からの依頼で暗黒機関について調べることにしました。


 しかし、彼らは隠れるのがうまいらしくなかなか手掛かりがつかめず、


 2年間調べ続けた結果、機関の目的と機関にはリーダーとその下に就く


 数名の幹部と多くの組織メンバーで構成されている事しか知ることができなかった」


俺は


ゴールドランクの監視を専門としている二人が2年かけても詳細な内容が得られない


となると相当隠れるのが上手な機関なんだろう


と思った。


「そしてここ最近組織の活動がピタリと止んだのです。


 おかしいと思い詳しく調べてみると機関は今後数年の間に非機関関係者の


 人数を半分まで減らす計画を立てていることに気づきました。


 そこで私たちは一緒に暗黒機関を滅ぼすため、本格的に動き出すために


 メンバーを探しているところでした。


 そこに私たちの本気の監視を見抜くことができるあなたが現れたため


 私たちはあなたの力をお借りしたいと思いました」


と言って話を終えた。


俺はすこし考えた。


そしていくつか質問をすることにした。


「いくつか質問をさせてください。


 まず暗黒機関はいつから存在していてどれくらいの規模なんですか?」


「暗黒機関は私たちが調査を始める半年ほど前から活動が見られていましたので


 約2年半前くらいからですね。


 詳細な規模は把握していませんが約1万人だと考えています」


この世界の人間が約70億人だから本当に小規模なんだろうと思った。


そしてさっきの話を聞く限り半分を今後数年で滅ぼすんだから


どれだけの大量虐殺が行われるんだろうか


と考えたら頭から血の気が引いていくのを感じ、少し自分の体が震えた。


すこし頭の中が真っ白になったがすぐに気を取り戻し、また一つ質問をした。


「それじゃあ、暗黒術とは何ですか?」


と聞くとリリーさんはすこし困った顔をして


「それについては極秘情報なので話せません」


と言った。


続けて俺は


「わかりました。


 それじゃあ今、暗黒機関を滅ぼすために集められたメンバーは誰か、


 もしくはなんめいるんですか?」


と聞いた。


リリーさんはまた困った顔をした。


きっと話せないんだろう


するとフェイバさんが


「すまないタツヤ。それも話せないんだ」


と言って頭を軽く下げた。


俺はどうするかすこし考えた。

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