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~第五十一話~ 申請

リリーさんとスイの話が終わると今度は静かにしていたフェイバさんが


話を始めた。


「それにカイル君もだぞ。


 仲間を守るために周りを警戒する集中力は駆け出しの冒険者のものじゃなかった。


 それにゴブリンリーダのもとへ向かうときに足音などで気づかれないように


 かつ迅速に行く身体能力の高さ。それに、その年で縮地を使える奴なんて


 見たことないぞ。


 それに、タツヤ君がゴブリンリーダーと戦っている間、取り巻きのゴブリン達の


 気を自分に向かせるように自分の位置と相手の位置を測ったりしていただろ。


 そういう所を見て推薦したいと思ったんだよ。


 正直タツヤ君がおかしいだけで君たちは本当にすごい冒険者なんだから


 胸を張っていいんだぞ」


と言った。


カイルは


「はい...。 ありがとうございます」


と言っていた。


その表情には涙を必死にこらえる彼の姿があった。


二人の気持ちが落ち着くまで皆さんは静かに待っていてくれた。


そしてしばらくした後...


キーラさんが話を始めた。


「それじゃあ、御三方にも納得していただいたところで。


 一応確認に入ります。


 タツヤさん、カイルさん、スイさん。あなた方はここにいるフェイバさん、


 リリーさんの推薦のもと王国戦闘大会に出場しますか?」


とキーラさんが俺たちに聞いた。


俺たちは一度三人で顔を見合わせ、一つうなづき。


「よろしくお願いします!」


と三人で声をそろえていった。


それを聞いたキーラさんはニコッと笑って


「承知いたしました」


と言った。


するとフェイバさんとリリーさんが拍手をしてくれた。


俺は祝福してくれたことで温かい気持ちになった。




キーラさんが書類を俺たちに渡した。


「この書類は大会の参加状です。


 もうフェイバさんとリリーさんの署名は終わっているので後は御三方に


 必要事項を記入していただいて申請は完了です」


と言っていた。


しかし、ペンなどは渡されなかったため困っているとキーラさんが


「あっ。 すいません。これは魔術文字で書いてもらうことになってるんです。


 魔術文字であれば防犯面でも安心ですし、そもそも大会に参加する最低条件


 なんです」


と言っていた。


俺は


なるほど。 そういう使い方もあるのかと


思って。


「そういう事だったんですね。わかりました」


と言って書類を記入した。


そして書類の記入が終わり、キーラさんが書類を確認した。


「はい。不備はないです。 受理いたしました」


と言った。


そしてキーラさんが


「それじゃあこれでおしまいです。


 ここからは各自解散という事で失礼します」


と言ってキーラさんが部屋を出た。


俺たちは先輩である二人に先にでてもらおうかと思ったらフェイバさんが


「少しタツヤ君と話があるから二人には少し席を外してもらえないか?」


と言った。


二人は


「わかりました。」


と言って部屋を出た。


俺は


二人になにを聞かれるのだろう...


と思い、内心ビクビクしていた。

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