~第四十八話~ 紹介
俺たちはキーラさんと二人に続いて応接室のように所へ入った。
中には3人掛けのソファーが二つ向き合うように真ん中においてあり、
その両サイドに一人掛けの椅子が置いてあった。
その間に長机が置いてあるシンプルな部屋だった。
「よっこらせ!」
と言ってフェイバさんが座り、続いて隣に仲間の女性が座った。
サイドにある椅子にキーラさんが座り、俺たちに
「まあ、立ち話もなんですから、座ってください」
と言った。
俺たちはとりあえず
「失礼します」
と言ってフェイバさんたちの前のソファーに座った。
俺たちが座るとフェイバさん達が話を始めた。
「そんじゃまず自己紹介するな。
タツヤは知ってると思うけど俺は冒険者のフェイバだ」
「私はリリーです」
「俺たちは二人でチームを組んでて、今はゴールドランクで活動してるんだ
すごいだろ!」
とフェイバさんは自慢げにスイとカイルに言った。
スイとカイルはまだ状況が把握できていないせいもあって
「はっ、はい。 すごいです」
と答えた。
それを聞いたフェイバさんは
「そうだろそうだろ」
と言ってうれしそうだった。
今度はこちらが自己紹介をした。
「俺は新人冒険者のタツヤです」
「同じくカイルです」
「スイです」
「自分たちは三人でチームを組んでいます」
と紹介した。
俺たちが自己紹介している間フェイバさんとリリーさんは
うなずきながら聞いてくれた。
そして一通り自己紹介が終わるとキーラさんが
「それじゃあ。私から話を始めますね」
と言って今回のことについての話を始めた。
「今回ギルドはフェイバさんたちにタツヤさんたちの監視及びサポートを
お願いしました。
新人の冒険者にはみんな行っている事なんですが。
新人冒険者が初依頼に挑む際、高ランクの方にお願いしてるんです。
これは、新人冒険者がこれから冒険者としてやっていけそうかどうか
というのと、冒険者が負傷しないようにですね。
冒険者になれてうれしくて深刻な怪我をしてしまう人が昔いたのでそれの
防止ですね」
と言って話をしているとフェイバさんが
「そゆこと。 でも、今まで新人冒険者に高ランクの冒険者の監視を
気づかれるなんてことはなかったんだが。
タツヤたちは気づいたってことだ」
と説明した。
そしてキーラさんが
「そうです。
それで監視に気づけたタツヤさん達はシルバーランクに昇格できるんです。
通常なら昇格して終わりなのですが。
フェイバさんとリリーさんから御三方にお話があるという事でこの部屋を
設けさせてもらいました」
と言った。
俺は
ゴールドランクにもなるとギルドの人を自由に動かすほどの権力があるのかぁ
と思った。
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