~第三十二話~ 朝食
俺が外を見ていると、部屋のドアが空いた。
「ふぅ、いいシャワーだったぜ」
そう言い濡れた頭をタオルで拭きながら部屋に入ってきた。
俺はあの出来事がバレてないかとヒヤヒヤしたが、
カイルにあの出来事を知ったそぶりはなかったため安心した。
そして俺たちが休憩をしているのと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
俺は扉に向かい、
「はーい」
と言いながら扉を開けた。
扉を開けるとスイが立っていた。
スイは扉の前にいた俺に
「おはようタツヤ」
と言ったので、俺も
「おはよう、スイ」
と言った。
そしてスイは俺の後ろに座っているカイルに向かっても
「おはよう、カイル」
と言った。
当然カイルも
「おはよう、スイ!」
と言い
「昨日はよく眠れたか?」
と聞いた。
スイは
「ええ、久しぶりにあんなによく寝たわ!」
と言った。
そしてスイは
「みんなで朝ごはん食べましょ?」
と言ったので俺とカイルは
「あぁ、そうしよう」
と言って、貴重品を持って部屋の外に出た。
俺たち3人は宿屋の下の階にある食堂に向かった。
食堂は沢山の人で賑わっていた。
「うわぁ、すごいね…」
そして空いている席を1つ見つけた。
俺はカイルとスイにその席を指差して教えた。
そして3人で席に座った。
座るとウエイトレスさん水を持ってきた。
「いらっしゃい! 今日の日替わりメニューはキノコパスタだよ!」
と言われたので俺たちは日替わりメニューをもらうことにした。
「それじゃあ、キノコパスタ三つお願いします」
「はーい! 少々お待ちください!」
と言って店の奥へ行った。
しばらくすると器用に皿を三つ持ってきた。
「お待たせしましたー! キノコパスタでーす!」
と言って俺たちの前に置いてくれた。
「ごゆっくりどうぞー!」
と言ってまた仕事に戻っていった。
パスタを見ると大きなキノコがごろごろと入っていた。
「いただきます」
俺はパスタをキノコを絡めて巻いて口に運んだ。
噛んだ瞬間、口の中でキノコの香りが広がり、
そのあと出来上がりから客が口に運ぶまで考慮されたであろう程よい
硬さのパスタと塩気が口の中に残る味だった。
パスタの塩気が口の中に残るので食欲をそそり、またすぐに一口食べてしまう。
カイルとスイもこの味に驚いているようで黙々とパスタを食べていた。
あっという間にパスタを平らげてしまった。
「ああ! すっげぇ美味かったなこれ!」
とカイルが言うので
「ああ、すごくおいしいね。 村では食べたことない味だ!」
と俺が言った。
スイも
「本当においしかったわ!」
と言っていた。
「ごちそうさまでした」
そして少し休憩をした後、代金を払い、出かけるための準備をするために
各自部屋に戻った。
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