表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/60

~第二十一話~ 村民

先に予告しておきます。

明日は諸事情により投稿が遅くなります。

申し訳ありません。

フェンリルが討伐されてあたりが静かになったころ、


村民が地下から出てきた。


恐る恐る地上へ出てきた村民が目にしたのは、


首が離れて倒れているフェンリルの姿とその横に立つ俺の姿だった。


その光景を見た村民は俺の勝利を確信し、


「うぉぉぉ!! タツヤがフェンリルを討伐してくれたぞ!」


と言いながら俺の方へ走ってきた。


そして村民は俺を抱きかかえて


「タツヤがこの村を救ってくれたぞ!」


と大声で周りの人々に叫んだ。


すると一人の少年が


「あっ、 兄ちゃん血だらけだよ!」


と言って俺を指さしてきた。


それに気づいた村民が


「ほんとだ。 えらい出血してるじゃねえか!


 早く宿屋に連れていけ!」


と言った。


俺は慌てて


「大丈夫! さっきヒールで治したから!」


と言い、自分の傷口を見せた。


「ほらね! 何ともないでしょ!」


と言ってみんなを安心させた。


村民たちは俺の傷口をじっと見つめて。


「なら良かった! でも無理はするなよ!」


と言った。


「わかってるって」


俺はそう言ってくれる村民の心の温かさを感じた。


そして俺は村の北側で父さんも戦っていたのを思い出した。


「父さんは?!」


俺がそう村民に問いかけると


「おーい! タツヤー!」


と言って父さんがやってきた。


「父さん!」


俺はそう言って父さんの下に駆けよった。


近づくとカイルも一緒にいるのが見えた。


俺は父さんの前に立ち。


「大丈夫だった?」


と声をかけた。


すると父さんは


「いやぁ、危なかったんだけどカイルがフェンリルを


 引きつけてくれたおかげで倒せたんだ!


 いやぁ、本当にありがとう」


と話すと同時にカイルに頭を下げていた。


頭を下げる父さんにカイルは慌てて


「頭をあげてください! 僕も何度もガイルさんに助けられましたから!」


と言って頭を上げさせた。


頭を上げた父さんは一言カイルに


「ありがとう」


と伝えた。


カイルは何も言わずに父さんにお辞儀をした。


そして父さんは俺の方を向き、


「タツヤ。 お前は大丈夫だったのか?」


と言うと、周りの村民が俺よりも先に


「タツヤは一人でフェンリルのやつを倒しちまったんだぜ」


と自慢げに言った。


父さんは一瞬驚いたがすぐに


「よく頑張ったな、タツヤ。 怪我はないか?」


と言った。


俺は


「うん。大丈夫。 怪我もすぐにヒールで直したから」


と言った。


すると父さんは安心した表情で


「そうか、でも無理はするなよ」


と言った。


そして俺たちはしばらく話をして、フェンリルの素材は


俺やスイが魔法の練習に使う分を残して、残りは王都で売りさばいて


村の資金にすることにした。


読んでいただきありがとうございます。お楽しみいただけましたでしょうか?

もし、この作品が「面白い!」「次も読みたい!」と感じましたら

下記の評価フォームから評価いただけるとうれしいです。


これからもより良い作品を投稿できるように日々努力していきますので

応援よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ