〜第十八話〜 救助
その後、俺と父さんは森の探索を続けた。
途中ゴブリンに遭遇があったが初戦の経験もあってか難なく討伐できた。
「たすけてくれぇ〜」
遠くで助けを求める声が聞こえた。
俺と父さんはすぐにその声のする方へ向かった。
そこにはカゴを背負った村民がゴブリンに襲われていた。
俺はすかさずゴブリンの注意を自分にひかせた。
「こっちだ!」
するとゴブリンは突進をしてきた。
俺は避けてカウンターをくらわせた。
今度は一発で動体を真っ二つにした。
村民には父さんがついていた。
「ゴブリンは倒しました。安心してください」
すると村民は顔を真っ青にして
「まだ奥で仲間が襲われてるんです」
「わかりました。私達に任せてください」
「タツヤ、父さんはこの人の手当てをするからこの人の友人はお前にまかせる」
俺は改めて見るとカゴを担いだ村民が怪我をしているのに気がついた。
俺は冷静さを欠いていたようだ。
「わかった」
ひとまず俺は村民が指差す方向に走り出した。
しばらく行くとゴブリン2体に襲われている村民がいた。
俺は一呼吸おき、体制を整え、突進の構えをした。
そして「牙突」を行いゴブリン1体に先制攻撃を仕掛けて仕留めた。
「はあっ!」
それに驚いたもう一体のゴブリンを「一刀両断」で仕留めた。
俺はゴブリンの死亡を確認するとすぐさま村民の元へ向かった。
「大丈夫ですか?」
そう言いながら俺は村民の精神状態と、怪我をしていないかを確認した。
「ありがとうございます。あなたが来てくれなければ私はもう…」
「あの、私にはもう1人仲間がいまして、
そいつも襲われてるかもしれないんですが」
俺は村民を安心させるために笑顔で
「大丈夫です。ご友人に私の父がついていますので安心です」
と言いながら俺は村民の怪我の応急処置をした。
「よかったです」
村民は安心した様子だった。
そこに父さんが村民を担いできた。
「大丈夫かー?」
そう言う父に俺は手を振った。
その時、
善行ポイントが一定数に達したためレベルアップを行います。
と頭の中で再生された。
久しぶりのレベルアップアナウンスだった。
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