~第一話~ 死亡
8月27日月曜日
終業式で校長の無駄に長い話を聞いている最中
俺は死んだ。。。
8月26日日曜日
俺、暁達也18歳は昔から人のために努力することが大好きで
小学1年生の頃から毎週日曜日には何かしらのボランティアに参加している。
さらに、俺は人に対して怒ったことがなかった。
そのため、周りの人々からは温厚の達也という認識をされているほどだ。
今日も[自然を大切にしよう]というボランティア活動に参加していた。
これは、霞山に入りごみ拾いをするとともに山の生態系を知ろう]という内容だった。
ボランティアの役員とも昔からの付き合いだった事と、
俺自身五錠山には何度も入ったことがあるからと理由で
集団から少し離れた場所で一人黙々とごみ拾いをしていた。
そこで私は奇妙な色をした蜘蛛を見た。
体長1cmほどだったのだが、
背中から足にかけて青からオレンジの綺麗なグラデーションの模様をしていた。
その綺麗なような奇妙なような模様に誘われて、その蜘蛛に手を伸ばしていた。
その瞬間。
「うわぁ!」
蜘蛛が手に飛びついてきたのだ
「うわっ! ちくしょう、離れろ!」
しかし、蜘蛛はスルスルと腕を伝って服の中に入ってきた。
「どこいった?」
俺は蜘蛛を外に出そうと抵抗していた。
しばらくして、蜘蛛が体を歩く感覚がなくなったため動きを止めたとたん
「痛っ!」
首筋に一瞬激痛が走った。
しかし、痛みはすぐになくなり出血もなかった。
「おーい。達也君。そろそろ移動するぞー」
ボランティア会長さんに呼ばれ、俺はその場を後にした。
8月27日月曜日午前8時
学校への登校中
「今日行けば明日から夏休みだ!」
今日は夏休み前の登校日だ。
夏休みにはボランティアの募集が増えるため、俺にとっては最高の学校行事だった。
そのこともあり、夏休みに胸躍らせながら学校に登校していた。
昨日、奇妙な蜘蛛に噛まれたことをすっかり忘れて。。。
同日 終業式の最中
もはや全国共通の学校行事となっているであろう校長先生の長話を聞いている中
「うっ」
頭に激痛が走った。
「どうした達也?」
「なんでもない。 ちょっと頭痛がしただけだから。 大丈夫」
しかし、頭痛は次第に強くなり、体にも力が入らなくなってきた。
「バタッ。。」
俺は体育館の真ん中で倒れた。
周りの友達や先生が俺に声をかけているのがわかる。
だがその声も次第に小さくなり。
俺は死んだ。
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